古地図
古地図を解読する作業は、想像以上に困難を極めた。地図に描かれた記号は、既に失われた古代言語で書かれており、その解読には、私の全ての知識と経験を総動員しなければならなかった。ギルドマスターも、文献を片手に協力してくれたが、それでも、解読には数日を要した。 ようやく地図の全体像を把握した時、私たちは息を呑んだ。地図には、辺境の地に存在する、忘れられた聖域への道が記されていた。その聖域は、険しい山脈と深い森に囲まれ、到達すること自体が困難を極める場所だった。 「…この場所… かなり危険な場所だな…」ギルドマスターは、地図を指さしながら、呟いた。「文献によると、この聖域には、強力な魔物が生息しているらしい… そして、聖域への道は、様々な罠が仕掛けられているとされている…」 私は、地図をじっと見つめながら、頷いた。「…承知しました。危険は承知の上です。しかし、賢者の血を得るためには、この聖域に行くしかありません。私は、この危険を乗り越える自信があります」 ギルドマスターは、私の決意を静かに受け止めた。「…分かった。私も、君と共に聖域へ向かう。しかし、油断は禁物だ。万全の準備をして臨む必要がある。まずは、この聖域に関する情報を、さらに集めよう…」 私たちは、再び文献に没頭した。聖域の魔物に関する情報、聖域への道の危険に関する情報… あらゆる情報を集め、万全の準備を整える必要がある。 数日後、私たちは、聖域への旅に出発した。険しい山道を越え、深い森を抜け、私たちは、絶え間なく試練を乗り越えながら、目的地へと向かっていた。 旅の途中で、私たちは、様々な魔物と遭遇した。中には、私たちを襲ってくるものもいたが、ギルドマスターの的確な指示と、私の不死の力によって、何とか危機を乗り越えることができた。 旅路は長く、過酷だった。しかし、私たちの決意は、揺るぎないものだった。賢者の血を得るという目的、そして、時空転移装置を起動させるという目的… これらの目的を達成するためには、どんな困難も乗り越えなければならない。 私たちは、聖域の入り口に辿り着いた。そこは、巨大な岩壁がそびえ立ち、不気味なオーラが漂う、恐ろしい場所だった。 「…いよいよだな…」ギルドマスターは、静かに言った。「この先に、賢者の血が待っている… そして、アトランティス文明の謎が解き明かされる… …行こう…」 私は、彼の言葉に頷き、聖域へと足を踏み入れた。




