深淵の呪い
サクラと共に、エルダーから託された深淵の呪いが記された禁書を携え、忘れられた祭壇を目指す旅が始まる。エメラルドシティの城門をくぐり抜け、見慣れた街並みが徐々に遠ざかっていく。森の中を進むにつれて、周囲の木々は黒ずみ、生気が失われているように感じる。空気も重く、深淵の呪いの影響が既に現れているのかもしれない。 しばらく歩くと、道端に奇妙な花が咲いているのを見つける。それは、黒い花弁を持ち、毒々しい香りを放っている。サクラが警戒した様子で近づき、花を観察する。 「これは、深淵の花ね。呪いの影響を受けて咲く花で、触れると体力を奪われるわ。」 サクラは、深淵の花から距離を置き、私に注意を促す。私たちは、深淵の花を避けながら、慎重に森を進む。やがて、道の先に、朽ち果てた村が見えてくる。かつては人々が暮らしていたであろう家々は、崩れ落ち、廃墟と化している。村の中に入ると、不気味な静寂が辺りを包み込む。まるで、時間が止まってしまったかのようだ。 家々の壁には、奇妙な紋様が描かれており、深淵の呪いの影響が色濃く残っている。村の中心にある広場には、黒い石で作られた祭壇があり、その上には、深淵の花が大量に供えられている。祭壇からは、邪悪なエネルギーが放たれており、近づくことすら躊躇われる。 「ここが、深淵の呪いの影響を受けて滅んだ村ね。祭壇から放たれるエネルギーが、全てを狂わせたのよ。」 サクラは、祭壇を睨みつけ、警戒を強める。 私たちは、祭壇の周囲を探索し、深淵の呪いを封じるための手がかりを探す。すると、祭壇の裏側に、古びた石碑が隠されているのを見つける。石碑には、古代文字で何かが刻まれており、サクラが解読を試みる。 「これは…深淵の神を鎮めるための儀式が記されているわ。儀式を行うことで、一時的に呪いの力を弱めることができるかもしれない。」 サクラは、石碑に刻まれた文字を読み終え、私に伝える。しかし、儀式を行うためには、特別な道具が必要だという。私は、エメラルドシティで手に入れた知識を頼りに、儀式に必要な道具を探し始める。




