エルダーの言葉
エルダーの言葉を受け、私は古代文明の記録をさらに深く読み解こうと決意する。サクラも私の隣で、熱心に書物を読み進めている。図書館には様々な書物があり、古代文明の歴史、魔法の理論、精霊との交流方法など、多岐にわたる知識が詰まっている。
私は特に、創造主の力に関する記述に注目する。古代文明の人々は、創造主の力をどのように理解し、どのように利用していたのだろうか。書物には、創造主の力は自然の法則を操り、新たな生命を生み出すことができると記されている。しかし、その力は非常に繊細で、わずかな歪みでも世界に大きな影響を与えてしまうらしい。
「ミタム、この記述を見て」サクラが興奮した様子で私に話しかける。「古代文明の人々は、アトランティスの竪琴を使って、創造主の力を制御していたみたい。竪琴の音色は、歪みを浄化し、世界のバランスを保つことができるって」
私はアトランティスの竪琴を取り出し、弦を爪弾いてみる。優しい音色が図書館に響き渡り、周囲の空気が浄化されるような感覚を覚える。古代文明の人々は、この竪琴の音色に、世界の調和を願う心を込めていたのだろう。
「そうだ、ミタム」サクラが何かを思いついたように言う。「エメラルドシティには、古代の音楽家たちが集めた楽譜があるって聞いたことがある。もしかしたら、アトランティスの竪琴の音色をさらに高めるためのヒントが隠されているかもしれない」
私はサクラの提案に賛成する。音楽は、感情を表現し、人々の心を繋ぐ力を持っている。古代の楽譜を研究することで、アトランティスの竪琴の新たな可能性を見つけることができるかもしれない。
私達は図書館の司書に、古代の楽譜について尋ねる。司書は少し考えた後、「古代の楽譜は、市の博物館に保管されているはずです。ただし、博物館の奥深くには、危険な罠が仕掛けられているという噂もあります」と教えてくれる。
罠か……。しかし、アトランティスの竪琴の力を高めるためには、危険を冒してでも古代の楽譜を手に入れる価値がある。私はサクラと共に、エメラルドシティの博物館へと向かうことを決意する。博物館への道は、まるで私達を試すかのように、長く、そして険しいものになるだろう。しかし、私は決して諦めない。世界を救うために、私は創造主の力を手に入れる。そのために、私はどんな困難にも立ち向かう。




