表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
蜜珠の禁書  作者: mutuminn
2部
269/292

勇気の道

「勇気の道」を乗り越え、私とサクラは最後の試練、「慈悲の鏡」が待つ場所へと足を進める。神殿の最奥部に位置するその部屋は、他の場所とは異なり、柔らかな光に満ちている。部屋の中央には、巨大な鏡が置かれており、鏡面はまるで水面のように揺らめいている。


私は水晶の杖を構え、警戒しながら鏡に近づく。すると、鏡の中から声が聞こえてくる。「汝、慈悲の心を持つ者よ。この鏡は、汝の心の奥底を映し出す。真実の自分と向き合い、慈悲の心を示せ」


鏡は私の姿を映し出す。しかし、そこに映っているのは、私自身の姿だけではない。私の過去の記憶、喜び、悲しみ、そして後悔……。様々な感情が混ざり合い、鏡面に映し出されている。


過去の過ちや、誰かを傷つけてしまった記憶が鮮明に蘇る。私は、自分の心の弱さ、未熟さを痛感する。そして、過去の出来事から目を背けずに、真摯に向き合わなければならないと悟る。


私は鏡に向かって語りかける。「私は、過去の過ちを深く後悔しています。そして、これからは誰かを傷つけることのないよう、慈悲の心を持って生きていくことを誓います」


私の言葉に呼応するように、鏡面が輝きを増す。すると、鏡の中から一人の女性が現れる。その女性は、私が過去に助けた村の少女だった。彼女は私に微笑みかけ、「あなたは、私たちを救ってくれました。あなたの慈悲の心は、私たちを希望で満たしてくれました」と感謝の言葉を述べる。


私は、彼女の言葉に心を打たれる。自分の行動が、誰かの心を救い、希望を与えたことを知ることができたからだ。私は、これからも慈悲の心を持ち続け、困っている人々を助けていきたいと強く願う。


鏡は再び輝き、今度は精霊が現れる。精霊は私に祝福を与え、「汝、慈悲の鏡の試練を乗り越えた。その慈悲の心こそ、精霊魔法の奥義を授かるにふさわしい」と告げる。


私は精霊に感謝し、サクラと共に、神殿の中心へと向かう。そこには、精霊魔法の奥義が記された古文書が安置されている。私は古文書を手に取り、精霊魔法の奥義を学ぶ。


精霊魔法の奥義を習得した私は、新たな力を手に入れた。その力は、世界を癒し、人々に希望を与えることができる、慈悲の力だ。私はサクラと共に、精霊の神殿を後にし、新たな旅へと出発する。精霊魔法の奥義を胸に、私は世界を救うために、その力を使うことを誓う。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ