表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
蜜珠の禁書  作者: mutuminn
2部
267/293

神殿の守護者

私はサクラと共に、神殿の守護者である精霊の言葉に耳を傾ける。精霊の姿は、光り輝くオーラを纏い、その瞳には深淵な知識が宿っている。「試練の内容とは?」私は問いかける。


精霊は静かに微笑み、「試練は三つ。一つは『知識の泉』、二つは『勇気の道』、そして最後に『慈悲の鏡』。これらを全て乗り越えた者のみが、精霊魔法の奥義を授かる資格を得る」と答える。


私はサクラと目を合わせ、頷き合う。困難な試練であることは間違いないが、精霊魔法の奥義を得るためには避けて通れない道だ。私は精霊に向き直り、「試練、お受けいたします」と力強く宣言する。


精霊は満足そうに頷き、「ならば、最初の試練、『知識の泉』へ進むがよい」と言うと、神殿の奥へと続く道を示す。私たちは精霊に感謝し、示された道を進む。


神殿の奥は、迷路のように入り組んでいる。壁には古代文字が刻まれ、微かな光を放っている。私は「無限本」で得た知識を駆使し、文字の意味を解読しながら進む。すると、壁に隠された扉を発見する。扉を開けると、目の前に広がるのは、美しく輝く泉だった。


泉の水は澄み切っており、底には古代の書物が沈んでいる。泉のほとりには、精霊文字で「知識を求め、真実を見抜く者のみ、この泉の水を飲むことを許す」と書かれている。


私は泉の水を一口飲む。すると、頭の中に直接知識が流れ込んでくるような感覚に襲われる。古代の魔法文明、精霊たちの歴史、そして精霊魔法の奥義……。膨大な情報が押し寄せてきて、意識が朦朧とする。


サクラが心配そうに私を見つめている。「ミタム、大丈夫?」


私は深呼吸をし、意識を集中させる。押し寄せてくる知識を整理し、理解しようと努める。すると、徐々に意識がクリアになり、泉から得た知識が、まるで自分の知識であるかのように自然に理解できるようになる。


「大丈夫。ありがとう、サクラ」私は微笑み、サクラに感謝する。


私は知識の泉から得た知識を胸に、次の試練へと向かう決意を新たにする。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ