表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
蜜珠の禁書  作者: mutuminn
2部
266/294

瞑想

精霊たちのエネルギーが体内に流れ込み、瞑想を終えた私は、これまで感じたことのないほどの魔力を身に宿していることを自覚する。妖精が微笑みながら近づいてくる。「あなたは精霊たちに認められたのですね。素晴らしい」と、心からの祝福の言葉をかけてくれる。


サクラも私の変化に気づいたようだ。目を丸くして、「ミタム、なんだか雰囲気が変わったわね! すごく力がみなぎっているみたい」と驚いている。私は、サクラに精霊たちとの交流と、精霊魔法の力を得たことを伝える。


妖精は続ける。「精霊たちの力を得たあなたは、この森の奥にある『精霊の神殿』へ行く資格を得ました。そこでは、精霊魔法の奥義を学ぶことができるでしょう」


「精霊の神殿」という言葉に、胸が高鳴る。精霊魔法の奥義を学べば、私の力はさらに高まるだろう。私は妖精に感謝し、「ぜひ、精霊の神殿へ案内してください」とお願いする。


妖精は快く承諾し、再び私たちを先導して森の奥へと進んでいく。精霊の聖域とは異なり、森の奥はより一層神秘的な雰囲気に包まれている。木々の間から漏れる光は淡く、まるで別の次元に迷い込んだかのようだ。


しばらく進むと、目の前に巨大な古代遺跡が現れる。これが「精霊の神殿」なのだろう。神殿は、苔むした石造りで、長い年月を経て自然と一体化しているかのように見える。神殿の入り口には、精霊文字が刻まれた石柱が立っており、神聖な雰囲気を醸し出している。


「ここが精霊の神殿です。中には、精霊魔法の試練が待ち受けています。試練を乗り越えることで、あなたは精霊魔法の奥義を学ぶことができるでしょう」妖精は、そう言って私たちを見送る。


私は、サクラと共に、神殿の入り口に立つ。目の前の石柱には、精霊文字で何かが書かれている。私は、「無限本」で得た知識を頼りに、解読を試みる。すると、石柱に書かれているのは、「汝、精霊との調和を求め、己の心を試す者よ。ここに立ち入り、試練に挑むことを許す」というメッセージであることがわかった。


私は、サクラと顔を見合わせ、覚悟を決める。精霊魔法の奥義を学ぶため、私たちは精霊の神殿へと足を踏み入れる。神殿の中は、薄暗く、ひんやりとした空気が漂っている。壁には、精霊たちの姿が描かれた壁画があり、古代の魔法文明の痕跡を感じさせる。


神殿の奥へ進むにつれて、空気はますます重くなり、かすかに魔力を帯びてくる。私は、水晶の杖を構え、警戒しながら進む。すると、突然、目の前に光が現れ、一人の精霊が現れる。精霊は、私たちを見つめ、静かに語りかける。「汝ら、精霊魔法の奥義を求め、ここに辿り着いた者たちよ。我は、この神殿の守護者。汝らの心を試すため、試練を与える」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ