祭壇
祭壇に近づくと、古びた書物が置かれている。表紙には文字はなく、ただ古びた革で装丁されているだけだ。私はその書物を手に取り、ゆっくりとページをめくる。
書物は古代文字で書かれており、一見すると何が書かれているのかわからない。しかし、私は過去の冒険でアトランティス文明の文字を解読した経験から、この文字も読めることに気づく。書物を読み進めていくと、この神殿に住み着いている邪悪な精霊に関する記述があることがわかってくる。
精霊の名前は「ゾルタ」。ゾルタは、人々の心の闇を糧に力を増し、瘴気を操って森を汚染している。ゾルタは非常に強力な精霊であり、通常の魔法や武器では傷つけることができない。しかし、ゾルタにも弱点がある。それは、純粋な心の光だ。
ゾルタは、人々の心の闇を糧にしているため、純粋な心の光を浴びると力を失ってしまう。特に、アトランティスの竪琴の聖なる旋律は、ゾルタにとって非常に有害であると書かれている。しかし、竪琴の旋律だけではゾルタを完全に倒すことはできない。ゾルタを倒すためには、竪琴の旋律と、聖なる泉の水、そして希望の種を組み合わせる必要がある。
聖なる泉の水は、神殿の奥深くにある聖域に湧き出ている。泉の水は、あらゆる邪気を浄化する力を持つと言われている。そして、希望の種は、エメラルドシティで森の妖精から受け取った種であり、人々に希望を与える力を持っている。
私は書物を読み終え、ゾルタの弱点と、倒すための方法を理解する。サクラに書物の内容を伝え、作戦を立てる。
「ゾルタを倒すには、アトランティスの竪琴の旋律、聖なる泉の水、そして希望の種が必要なのね。」サクラは、真剣な表情で言う。
「ああ。まずは、聖なる泉を探し、泉の水を手に入れる必要がある。」私は答える。
老人に、聖なる泉の場所を尋ねると、老人は神殿の奥にある聖域への道を示してくれる。私たちは老人に感謝し、聖域へと向かう。聖域への道は、暗く、険しい。しかし、私たちは希望を胸に、前へと進んでいく。
やがて、私たちの目の前に、聖域が現れる。聖域は、神聖な雰囲気に満ちており、中心には、清らかな水が湧き出る泉がある。私は泉に近づき、水を一口飲む。すると、体中に力がみなぎってくるのを感じる。
「この水…すごいわ。力が湧いてくる。」サクラもまた、泉の水を飲み、その効果に驚いている。
私たちは聖なる泉の水を瓶に詰め、ゾルタとの戦いに備える。




