古代遺物
古代遺物から発せられる魔法の力は、予想以上に強力だった。魔物の攻撃を完全に無効化するわけではないが、その威力を弱める効果があるようだ。遺物を盾のように構え、魔物の爪や牙を受け止める。鋭い痛みは感じるものの、以前のような激痛ではなく、耐えうる範囲だ。 魔物の攻撃パターンも、徐々に変化し始めている。私の防御の変化に対応しようとしているのか、あるいは、遺物からの魔法の力に影響されているのか。どちらの可能性もある。 私は、この機会を逃さず、遺物の力をより深く理解しようと試みる。無限本に、詳細なメモを書き込みながら、遺物の力を分析する。その力は、アトランティス文明のエンチャントとは異なり、より原始的で、自然に近い力だと感じる。まるで、大地の力、あるいは星の力のような、古代から存在する力だ。 そして、あることに気が付いた。遺物から発せられる魔法の力は、私の不死の力と共鳴している。まるで、二つの力が一つになり、新たな力を生み出しているかのように。 私は、この新たな力を利用して、魔物の攻撃をかわすだけでなく、反撃を試みる。遺物から放たれる魔法の力を、自分の意思で制御できるようになったわけではないが、本能的に、魔物への攻撃として作用している。 魔物は、私の反撃に驚いたようだ。今までとは違う、圧倒的な力を感じ取ったのだろう。その動きは、少し鈍くなっている。 しかし、油断はできない。この力は、まだ制御しきれていない。暴走する可能性もある。 私は、冷静さを保ちながら、遺物の力と、不死の力、そして二千年の経験を駆使して、魔物との戦いを続ける。満月が夜空に輝き、霧は徐々に薄れ始める。 この戦いの行方は、まだ分からない。しかし、私は、この古代遺物と、不死の体、そして二千年の知識をもって、未来への希望を胸に戦い続ける。 この先、何が待ち受けているのか。それは、まだ見えない。だが、私は、この謎を解き明かすまで、戦い続けるだろう。




