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蜜珠の禁書  作者: mutuminn
2部
201/250

祭壇

祭壇の前で、私は深呼吸をする。古代の知識が脳内を駆け巡り、儀式の手順が鮮明に浮かび上がってくる。まず、私は持ってきた星詠みの塔の道具を祭壇に配置する。それは、水晶の杖、星の砂が入った小瓶、そして、古代文字が刻まれた石板だ。


次に、私は祭壇の中央に立ち、アトランティスの竪琴を構える。そして、古代の旋律を奏で始める。竪琴の音色は、遺跡全体に響き渡り、空間を満たしていく。旋律は、徐々にその速度と強度を増し、まるで宇宙の鼓動のように、私の心臓と共鳴する。


旋律が最高潮に達した瞬間、祭壇の記号が強烈な光を放つ。光は、私を包み込み、視界を奪う。私は、ただひたすらに竪琴を奏で続ける。光が収まると、私の目の前に、巨大な portal が出現する。それは、光り輝く渦巻きであり、異次元への入り口であることを示している。


私は、portal を見つめる。その奥には、見たことのない景色が広がっている。緑豊かな草原、高くそびえる山々、そして、空には二つの月が輝いている。私は、Portal の奥へと足を踏み出すことを決意する。しかし、その前に、私は一度深呼吸をする。Portal の先には、何が待ち受けているか分からない。もしかしたら、想像を絶する危険が潜んでいるかもしれない。


私は覚悟を決め、Portal へと向かう。一歩、また一歩と、Portal に近づくにつれて、私は異様な感覚に襲われる。まるで、重力が歪んでいるかのように、体がふらつく。私は、杖を突きながら、Portal に近づく。そして、ついに Portal の中へと飛び込む。


Portal の中では、強烈な光とエネルギーに包まれる。私は、まるで無重力空間にいるかのように、体が宙に浮く。そして、次の瞬間、私は全く別の場所に立っていた。そこは、古地図に描かれていた景色とそっくりな、異次元の世界だった。


私は、周囲を見渡す。緑豊かな草原が広がり、見たこともない花々が咲き乱れている。空には二つの月が輝き、幻想的な光景を作り出している。私は、ここが本当に「始まりの場所」への入り口なのか、確信が持てない。


その時、私の目の前に、一匹のユニコーンが現れる。ユニコーンは、優雅な足取りで私に近づき、私を見つめる。私は、ユニコーンの瞳の中に、古代の知恵と優しさを感じる。ユニコーンは、私に何かを伝えようとしているようだ。


私はユニコーンに近づき、そっと手を伸ばす。ユニコーンは、私の手に自分の額を預ける。その瞬間、私はユニコーンと心が通じ合う。ユニコーンは、私に「始まりの場所」への道を示す。ユニコーンは、私を背に乗せ、草原を駆け始める。風が私の髪を撫で、私は、まるで空を飛んでいるかのような感覚を味わう。ユニコーンは、迷うことなく、まっすぐに進んでいく。


私は、ユニコーンに身を委ね、「始まりの場所」を目指す。私の冒険は、まだ始まったばかりだ。

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