71話 栄えざる痛み
忘れられない風景と、信頼できる仲間。蒼の天空とさざ波が打ち寄せる碧の海洋。高原から眺める夕日。表裏一体の大自然の芸術。和室で書を書き綴る音。隣で楽しく会話して、茶菓子を咀嚼する日常。鷹司家当主として、近衛家や二条家を守ってきた。長く生きると、別れが必然だった。何度も体験する死別の痛みは耐えられない。でも、当代らと見てきた風景も決して忘れられない。
(歴代と過ごしてきた光景を片時も忘れたことはない。共有はしたくないが、私はまたお前達と戦いたい。許してくれ)
「贅沢な冥土の土産だな。深謝の心を持て。二度と立ち上がるな!」
紙垂結晶が割れた。地下の空間に氷海が発生した。極寒の海は冷たく、一瞬で体温を奪う。氷の先端は、ソロモンが今まで見てきた中でも逸脱した鋭利さを誇っていると感じた。割れた氷の先端は槍の切っ先と同じように鋭く、そして殺傷力に長けている。直線に伸びる氷柱を回避する。兼平が味わった極寒の雪の大地が再現された。
(次!)
兼平はソロモンの全身を、瞳に収めた。がきんと粉砕の音に、ソロモンは足元を見た。灰色に変色したかと思えば、岩のように重く動かなくなった。石化の状態異常に気が付いた。予想を上回る兼平の術に、ソロモンの期待はどんどん高まっていく。実経が鎌を振り上げて、間合いに侵入しようとするが、ソロモンの展開した魔法の物量防壁に阻まれた。彼は石化を魔法で解除し、兼平に近づいてくる。紙垂結晶で時間稼ぎをする。
(いい線いくと思ったが、手強いな。魔法手数に比例して操作練度は低下する。だが、ソロモンにそれはない。それどころか手数が増えるごとに練度が上がっている。一発逆転の鍵は実経しかない。私達は道を拓くだけだ!)
紙垂結晶が魔法と接触する。氷漬けになった魔法は雹花を地面に形成した。ソロモンは雹花を踏んで、距離を縮めてくる。
「出で来たれ。宝よ。
其、輝きは下限にならぬ。
蹂躙せよ。永劫の礎の弘願となれ!」
ソロモンが魔力を放出して、規格外の密度を濃縮した魔法を作り上げた。実経がドン引きする高難易度の魔法を見て、兼平が声を上げた。
「進め!!」
彼女の言葉を信じて、兼平は足並みを揃えてきた。
「いくら合わせようと変わらん」
ソロモンが魔法を展開した。目がくらむ光の散弾とともに高威力の魔法が地下の空間を跋扈する。名もなき魔法を放った瞬間に、二人の終わりを確信した。
「響絆、ここに在りける」
「!?」
一言添えた兼平の次に、跋扈していた魔法が跡形もなく破壊された。魔法を燃やす袴の男がソロモンの目に映り、ローブを羽織った笑顔を張り付けた男が風を吹かせて、魔法の残り火を鎮火した。渾身の一撃が崩壊され、ソロモンは目が点になる。彼の顔を見た兼平は、やっと笑顔を取り戻した。
”詞”の元祖鷹司兼平の才”響絆”は彼女が見てきた景色を再現できる能力である。条件は兼平が直接感じていなければならず、忘れた追想の再現は不可能とされる。が、彼女はその時その時の追想を言葉で著しているため、二度と忘れることはない。
そして、”響絆”は人物の再現に最も長けている。
「なるほど。明帝族の再現とは…」
ソロモンは再現された近衛実基と二条良元の登場に驚いた。早々に葬った種が、肥料を与えられ、花となり、目の前に立ちはだかっている。
「追想を舐めるなよ」
もう一度魔法を展開しようとしたソロモンの腕を瞬時に燃やしす実基。風の刃で視界を遮る良元。魔法が展開できず、活路を見出した。開いた道を実経が進む。時空魔法を完凝させ、鎌に付与する。背後を取り、火事場の馬鹿力で鎌を振り下ろした。刃がソロモンの胸椎をかち割った。時空魔法が発動して、ソロモンの肉体の時間が巻き戻っていく。
「「!?」」
巻き戻しの効果が発動して、ソロモンの命に死神の鎌が届いていくと思った矢先、死神の鎌が軌道を逸らした。何故なら、ソロモンにかかった巻き戻しの魔法を凌駕するほどの、時間後退の魔法をソロモンが発動させたからだ。
(俺の魔法は一度当たれば、存在が還るまで継続される。一度死ねば、解除されるが止めは刺さない)
「往生際の悪い奴だなぁ!!」
実経は鎌により一層力をこめて、時空魔法の効力を強めていく。だが、反発し合う魔力同士の目に見えぬ小競り合いが過熱していく。魔法の開祖と大魔法使いの称号は、魔法界において強い影響力を持つが、一個人の魔法を競う中では、魔法の開祖が圧倒する。
(抑えらんねえ!)
不可視の魔法使いの勝負が爆発し、二人の魔力が暴発を引き起こした。音もない衝撃波に兼平は防御が間に合わず、暴発に巻き込まれた。再現した二条良元と近衛実基が焼き切れ、破壊された。勝負を仕掛けていた張本人らにも被害は例外なく降りかかる。ソロモンは自身が展開していた魔法を全て打ち切って、回復に神経を注ぐ。実経は時空魔法の完成形を発動した副作用で、全身を駆け巡っていた魔力が逆流して、発作を起こす。
「あ゛~~、くぞっ!!」
血管から焼き漏れた魔力を掌握して、実経は治癒魔法を兼平に使う。咳き込みながら兼平は叱責する。
「魔力の打ち合いをしているなら、、、先に言え!」
「悪ぃって。大体なあ、魔法使いの世界は不可視の勝負が当たり前なんだよ」
「それは大魔法使いの話だ!!」
叱責に悪びれながらも、実経の頭の中には勝敗のことしかない。
(具現化した魔法じゃ肉体に欠損を与えるくらいしかできない。そりゃあ、あっちも同じだ。だから、俺の不可視の勝負に応じたんだ)
魔法使いの勝負において、戦術は大きく分けて二つある。
一つは魔力を利用した魔法で肉体を欠損させる戦術。ごく一般的な戦い方は大魔法使いの中では具現化と言われている。目に見えての変化があり、勝敗を決するに向いている。
もう一つは、魔力を直接人体に流出させる戦術。魔力を持っている人間は無意識のうちに身体を防護している。魔法に長けた人間ならば、身体に巡る魔力を自覚している。応用して、相手に自身の魔力を強制的に流し込み、各器官を直接破壊する。人体構造を把握し、魔力の扱いに長けた者同士が実現できる魔法使い最高峰の戦術。大魔法使いらは不可視の勝負と呼んでいる。
実経は不可視の勝負を申し込んだ。ソロモンは申し出を受け入れた。時空魔法の最高峰に対抗すべく、時空魔法を使いながら、兼平の人体を把握し、尚且つ、具現化の勝負も仕掛けていた。脳が焼き切れるほどの負担で頭が痛むソロモンは溜息をつく。その溜め息は不愉快な意味合いではなく、兼平に向けての称賛だった。
「は、まさか不可視の勝負ができるとは露とも想定していなかったぞ」
「そりゃそうだろうな。俺だって使いたくねえよ。とんでもねえくらいに考えなきゃならねえし、失敗すりゃ仲間へのダメージは大きい。俺へのリスクだって比にならねえよ。
でもなぁ、お前に何度も命奪われてたら、嫌でも向き合わなきゃなんねえ。お前と俺の夢物語を終わらせに来たんだ」
「宇宙が終わるかもしれんのだぞ」
「関係ねえよ。世界がどうとか、宇宙が滅びるとか、未来を気にするなんて化け物同士で勝手にやってろ。俺は天才。それ以上はない。何度も挫けて、死んで、立ち上がって、強くなるしかねえんだ。
チャレンジは無限にできる生物の特権だ」
実経は治癒魔法を完了させた。兼平に熱を渡して、闘争心を維持させる。大鎌を持ち直し、ソロモンを見直す。
「俺は俺の野望だけを果たす。それが俺の生き様だ!」
「ふっ、生き様か。まったく可愛らしいことを言う。貴様はよっぽど幸せ者だな」
「あ?」
「人は当たり前に眠る。人に限らず、生物は眠る。だが、眠れぬ者もいるだろう。寝床で明日を夢見れぬ者は不幸であり、明日を笑う者は幸せ者だ。だが、眠らず明日を没頭する者は、もっと幸せ者だ」
ソロモンの吐いた説に、実経は理解が遅れた。殺意を感じられない。魔力の起動も感じられず、実経は無言を貫いた。
兼平が呆然と佇む実経の足を蹴って、闘争心を取り戻させる。はっとした実経は警戒した。
「次が最後だ。お互い夢を見たいからな」
ソロモンが手を挙げた。一室はもう原形をとどめていないほどの損害を与えられ、次の弾圧に耐えられるか分からない。いや、もう耐えられない。環境も限界に達し、双方の手札と気力も頂点に達し始めている。薄々分かっている。
ソロモンが魔法を展開した。その数は百、千、万と増長していく。その数はソロモンがマナ魔法の創始者として編み出した全てを捧げている。魔法同士が衝突して儚く散るが、衝突から生じる爆発的エネルギーで空間が歪む。兼平が”響絆”を発動させて、紙垂結晶に太陽光を宿らせて、魔法を凍結させていく。実経は時空魔法の効果範囲を最大限拡張させて、マナ魔法の効力を抑え込む。荒れ狂う魔法の弾幕の中、ソロモンと実経は激突する。
実経は鎌を振り、ソロモンの肉体を抉って確実に急所だけを狙う。格闘術に消極的だったソロモンも最後だと悟り、全身をフル稼働させていく。兼平の手に触れないようにしつつ、彼の鳩尾と明星に拳を落とす。二人は表面の急所を狙った戦闘を繰り広げるが、その裏では魔力を互いにぶつける不可視の勝負を繰り広げていた。周波数の異なる魔力が身体に侵入して、思わぬ弊害を引き起こすも、どちらも器官には届いていない。
「氷襲、有涯の枝扇、蛍雪消え惑う、妙の井氷鹿映え映えし落ちいずる…」
紙垂結晶が上層に集結し、結合していく。ぱきぱきと錯乱の音は肥大化し、鋭い氷柱を形成する。ソロモンと実経を間合いに捉え、兼平が墜落の意を示す。
「極冠・花分け衣」
ソロモンの頑強なマナ魔法ごと貫いて、優艶な氷柱が降下する。辺りは冷気の雲海に包まれ、ソロモンの表面化の魔力は凍結し、威力を失っていく。
雹風が吹く。
今、ソロモンの手札から具現化が消えた。残る不可視の勝負は依然として拮抗している。もう一つの手札、具現化を持っている実経が危険を承知で、ソロモンに踏み入る。鎌に魔力を乗せ、時空魔法の効果を絶大なものとする。手で触れる条件を消し去った巻き戻しの刃がソロモンに深く刻まれた。
その瞬間、ソロモンの肉体と歴史が巻き戻っていく。伴って、彼の研鑽されていた魔力も若返り、操作練度が著しく低下した。不可視の勝負に使用していた魔力が薄れていく。ソロモンの負けが確実となった。だが、往生際の悪い魔法の開祖は全身の手を止めなかった。甦っていく体の中心にある心臓の魔力を使って、最後、不可視の勝負に挑んだ。
(あいつの、くそみてぇな魔力が…まずい!)
ソロモンの魔力が己の肉体を侵略していることに、苦痛を味わう実経は急いで、不可視の勝負に切り替えた。だが、魔法の開祖としての経験を積んできたソロモンの速度は、実経の想像の範疇を超える。血脈を通り、心臓を狙うソロモンは魔力を一点集中させ、逆流させた。
「がっっ!!」
心臓が破裂して、実経が死を迎えた。彼の死を確実なものにするために、ソロモンは実経の心臓を掴んで、抉り抜いた。顕わになる脈動する心臓を踏みつける。次の標的である兼平に視線を映して、マナ魔法の弾幕を展開した。
「八雲玉魁」
氷の散弾を生成して、魔法に対抗する。だが、魔法の開祖一の手数を誇るソロモンの前では諸刃の剣とも成りえない。
「くっ…」
「さあ、もう終幕だ」
死闘を乗り越えたソロモンが余裕な態度で、兼平を追い詰める。
「終わらねえよ!」
兼平の命が捕られそうになった窮地に、一度死を迎えた実経が、もう一度突き進む。実経の復活が想像の範疇であったソロモンは動揺することなく、彼の心臓の血脈に沿い、魔力を流す。一度殺した時よりも速い魔力の侵略に、苦痛を味わう実経だが、今回は違う。
(体の構造が…変わった?)
完璧な配列を作ったソロモンが初めて違和感を覚える。一瞬の気の迷いが、ソロモンのたった一つの弱点となった。今度は実経が不可視の勝負を仕掛ける。何処でもいいというように、ソロモンの肉体全てを覆いつくす魔力を注ぎ込んで、彼の全身を破壊する。ソロモンは死に近づく。”致死量”の発動条件が満たされようとした直後に、実経が時空魔法を展開し、ソロモンの時を止めた。すかさず、兼平が彼の背中に触って、気を循環させた。
「粗目雪、凍結せよ。心の髄まで―」
空間に存在する水蒸気の温度を下げ、氷を造り出す。肉体の時が止まったソロモンの周りを氷で固める。
「……」
無言で抵抗を続けるソロモンだが、頑強な氷はびくともしない。そして、魔力も反応しない。勝ち目がないと理解したソロモンは嫌みを言うどころか、二人を称賛する意向を伝えた。
「汝が負けたか…はっはっはっはっは!!!」
「皮肉の一つくらい言えよ」
「言う必要などない」
ソロモンの返答に、実経は口を尖らせた。兼平を見て、ソロモンは少し誤算だったと呟いた。引っ掛かった兼平は、ソロモンに尋ねた。
「なぜ、貴様は執拗に狙う…」
「なぜ? そんなの決まっているだろう。魔法の境地を研究しているからだ。実経、お前が語った生き様が誰の干渉も受けたくないというように、汝の生き様も魔法と共にある。人類の共通の叡智が、どこまでの研鑽を積み、成れの果てはなんであるかを知りたい」
「…」
「魔法で負けていない。負けたのは汝自身だ。敵の思考も測れぬ不肖が最大の敗因だ」
「違ぇよ」
己の敗北を認め、その敗因も分析したソロモンの言葉を遮った。思考の完成形を否定されたことが、他の誰でもない実経だったことに、ソロモンは大きく目を見開いて驚いた。実経はソロモンの目線に立ち、言った。
「お前、ずっと一人で研究してただろ。知りたいことだけを知って、どうでもいいことには目を向けねえ。合理的に判断した結果だろ?
でも、俺は違う。お前が俺を殺す度に、ウェルテクスに扱かれて、何回も限界を超えた。お前は俺が頂点魔法を会得したことしか見てねえようだったが、頂点魔法と同時にやっと俺の”才”が完成したんだよ」
「…!?」
「実経の”刻”の元祖の才は”漸進”。死をトリガーとして、一から肉体の構造を書き換える生物の進化を具現化した短期進化」
兼平が説明する。次いで、実経がデメリットも説明する。
「”致死量”みたく必ず復活できる能力じゃねえし、進化の段階で肉体が耐えられなきゃ死んじまうリスキーで、オレも限界が分からねえ。その分だけ強くなれる生物共通の強化技だ」
「心臓の位置が変わっていたのは、そのせいか…まるで心臓を狙われると分かっていたとでも言うようだ」
「当たり前だろ。俺はお前の思考だけを相手にしてたんだからな」
「!」
「お前は俺じゃなく、頂点魔法を使えることに執着していた。この戦いで俺が頂点魔法を使うと思っていやがった。使わねえよ。散々殺され続けたんだからな…」
実経は言い淀んだ。対ソロモン戦に向けて、作戦を立てていた時のことを思い出す。
『巻き戻しと不可視の勝負…油断した瞬間に兼平が凍結させて仮死状態にする。セア、お前は一撃入れたら、すぐに兄貴を追え』
実経の指示に、セアは首をかしげる。
『作戦には賛成。でも、ソロモンは一筋縄でいかない。お前だって自覚してるでしょ、ソロモンを恐れてること』
セアの指摘に間違いはない。幾度となく、どんな状況でも殺しに来ていたソロモンに恐怖を覚えていることは事実だ。セアはその恐怖が勝敗に関わると判断している。
『大丈夫だ』
兼平が代わりに断った。
『あいつは魔法に関わることなら何でもする。特にお前はソロモンの実験対象になる』
兼平の考えに、セアは否定も肯定もせず、実経に目を向ける。彼は手を握って、恐怖で震える体を押さえている。
『あいつは魔法を望んでる…だから、最後は…』
「最後はお前の思い通りにさせねえ!!」
自信に満ちた実経が大声で、ソロモンの存在を突き放した。彼の姿勢に、ソロモンは幼少期を思い出す。
(イニティウムの後ろで怯えていただけの子が…)
「成長したな」
ソロモンを囲っていた氷が彼の体温を奪っていき、氷の檻に閉じ込める。ばきりと砕氷の音が響いて、ソロモンの顔を氷が埋め尽くす。
「ウェルテクスの受け売りだが、まあ、最後に教えてやる。どの時代も進化した奴が最後に立ってる」
彼の黒い瞳が真っ直ぐに向けられ、ソロモンを見下ろした。薄氷の瞳は清く流れ、氷の檻の完成を映した。
二人の目に映るソロモンは満足そうに、どこか悔しそうな顔をして目を閉じた。
一条実経とソロモンの秘話
実経の誕生日は1月15日、
誕生星はデルタ・キュグニー《信念を持ち我が道を往く》
ソロモンの誕生日は3月14日、
誕生星はラムダ・アンドロメダェ《斬新で独特な第六感》を意味します。
彼らはともにイニティウムの教育のもと育っており、多種多様な手段を身に付けています。ソロモンはイニティウムの紹介で魔法使いの模擬戦を観戦し、そのときから魔法に関心を示していました。そして、魔法の開祖と呼ばれるまでに成長しました。
ソロモンは独特な感性や時に発動する第六感をフル活用して、マナ魔法を発展させていきました。始まりの賢者が考案した頂点魔法の存在を知り、使い手を探していました。
そんな時に出会ったのが、実経です。初見では分かりませんが、ソロモンはオベロンの頭脳を借りて、彼に未来予知をさせていました。その時の特徴に実経が一致し、また頂点魔法の一つの施行条件にも当てはまることから、実経が頂点魔法を使えるように、あらゆる試練を与えています。
その他にも、ソロモンは魔法発展のためと言う私情でいくつかの種族を絶滅させています。
最後、セアに好感を持っていたのは"昊"の使い手でしたが、セアの掴み所のない隠された素顔を暴きたいと好奇心から思っています。
実経はそのことを察知して、引き離しています。実経自身もセアには好感を抱いていますので。




