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NO PAIN~女神は眠りの中に~  作者: おじゃっち
8章 英傑の海
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60話 太陽を越えた漢

必ずしも誰かの役に立たないといけないとは限らない。だが、自分も守れて、他人を気にすることができる奴は、そういったことを強要される宇宙だ。

俺は良い生まれだ。竜族青龍に生まれて、俺の姉は既に竜王として即位が約束されていた。つまり、生まれた瞬間から皇弟の地位にいた。竜族が尊ぶ武力に秀でていた俺も、姉同様に一族を背負う運命を持っていた。

過去の英雄から、クリスチャン・ローゼンクロイツと名付けられた。誰かを想える竜になってほしいという願いが込められている。

(気に入らねえ。全部どうでもいい)

幼いながらにそう思った。嫌なことがあったわけでもない。誰かの為にっていうことを馬鹿にしているわけでもない。寧ろ、育ててもらった恩だけは返したい。

だが、漠然と欲が生まれてこない。感情がないわけではない。本当にどうでもいいという感情が、自分の体を侵食している。

周りからは理解されないから、吐き出せない。他人が思うままに、時代に流される生き方を選んだ。

姉が死んでから、竜王と守護者(ガルディ)の座を引き継いで、甥っ子を育てて、王位を譲れば、終わりだと思っていた。だが、現実はそうじゃない。強い者が限られる宇宙で、おいそれと最強の座を降りることは叶わない。逃げるように、竜族を出て強者を育成した。だが、生まれない。

何もかも投げ出したくなった時、俺はセアと出会った。年端もいかぬ子供だ。だが、セアの奥底でどす黒く孕んでいる悪意を見て、確信した。こいつが俺よりも強いと。ちょうどいい。こいつを最強にしてやる。

それから、俺はセアとタッグを組んだ。いつしか、背中を預け合う仲になっていた。そして芽生える庇護欲。

『なんで、守護者(ガルディ)なんかになりたいんだ?』

いつの日か、俺はセアに尋ねた。もう彼女は最強になっても遜色ないほどに研鑽されていた。不意に気になった。

『ならないと、私はスタートラインに立てないから』

『お前の家族か…』

『うん、やっと、ここまで来た。約束に近づけてる気がする。にしても、クリスは良かったの?』

『成り行きだ。何の感情もねえ』

『そう…』

セアが横に座る。クリスは何の因果か、言葉を連ねた。

『最強の座を譲れば、俺は何者でもなくなる。ほんっとに、くそったれだ。用意された椅子と与えられすぎた天賦。物足りなくて、俺自身で得たものがない。空虚なもんだよ。お前はこうなるんじゃねえぞ。誰かに否定されても、お前はなすべきことを貫け』

『…でも、竜族の責務はまだあるんでしょ?』

『もしもの時にだ。俺一人で背負えるもんじゃねえ』

『ならさあ…クリスの背負わせてよ』

セアの提案に、クリスは固まった。セアは続ける。

『愛し合うだけが伴侶の形とは限らないんじゃないの?』

『…俺は強い女がいい』

『私は強くないの?』

『まだ、な?』

クリスが揶揄うと、セアは苦笑する。だが、その苦しみはすぐに解かれた。クリスがベットに仰向けになる。覗き込むように、セアはクリスに跨る。そして、前髪を弄り、微笑みかけた。

『じゃあ、クリスの記憶に残るような死に様…演じてあげる。何も無いなら、私を記憶に入れて。私を言い訳にしてもいいからさ…クリスの乱れた姿、私に見せてよ』


(悪いな、その姿見せてやれねえ。でも、歴史には残してやる。お前がしてくれたように…!)

クリスは全身の筋肉に命令する。壊れるまで、稼働させろと。クリスの本気ぶりに空気は熱くなる。熱に感化された竜が輝きを取り戻そうと、空を這う。

ガンッ!!

目にも止まらぬ速度で拳を振りかざす竜と、軽く受け止める神。杠はアスタロト神を、

ゲニウスはロワ、ルキフグス神とベルゼブブ神を、ウェルテクスはイーヴィル神とルシファー神を相手にする。それは明確に区分された対戦ではない。戦力差を縮めようとする竜の策略であるが、神に対して無意味であると知っている。どんなに離れていようが、神の刃傷は届く。

(身を案じていては命に届いてしまう。なら、もう…)

(程度の低い魔法では届きもせんか。ただの装飾で終わる。使いたくはないが…)

(交戦した時よりも格段に強くなっておる。契約で構造を弄ったのやもしれぬが、これに太刀打ちできる策は…)

「麒麟」

「禁忌魔法」

(ばつ)

竜の声が重なり、人類最高峰にも近しい能力が余すことなく開放される。ゲニウスは魂に宿る神を呼び起こし、理不尽を逆境の源に変換する。激しく交錯する光と、炎の衝突。ちかちかと目が眩む光量。その途端にゲニウスの動きが最高潮に達する。攻撃を受け止めれば、足が一歩引いてしまうほどの爆発的威力。

ウェルテクスは詠唱をすっ飛ばしたまま、禁忌魔法を使う。紅獄に染まる腕。ウェルテクスがイーヴィル神を殴る。すると、イーヴィル神は地面に叩きつけられる。下に引っ張られる強大な力。ウェルテクスがもう一本ぶちかまそうとするも、イーヴィル神の七色の瞳に睨まれたことに気づき、後退する。引力から解放されたイーヴィル神が全てを分解しようと魔眼を発動させた刹那、杠がその力を吸収していく。まるで蟻地獄の如く、煩わしく続く束縛の呪いに、神の目は阻まれる。杠は吸い取った力を無鉄砲に放出させ、一帯に重苦しい呪いをかける。動きが止まった神に、クリスが拳を落とす。広範囲にクレーターを形成する破壊の権化。

『かったいね~~~、壊し甲斐ある人間だ!!』

ルキフグス神が興味を沸かせた途端に、かの神が地殻を揺るわす。体幹が鍛えられている竜らは依然として戦場を駆け抜けるが、振動で思うように力が入らない。予想外な力の入り方で、隙を晒してしまう。

ベルゼブブ神が翅を四方に羽ばたかせると、翅が錯乱する。そして、目に見えない拘束の軌道を描いて、竜を切断する。切断されても一瞬のことで痛みは感じないが、翅の威力は凄まじく、強靭な肉体を持つ竜の鱗を通り越し、いとも簡単に四肢を切断する。ウェルテクスがすぐに治癒魔法を展開し、四肢を修復する。が、一度崩れた姿勢を激化の中で取り戻すことは難しい。完全にペースの崩れた竜に追い打ちをかける。

アスタロト神が絵画を取り出すと、描かれた化け物が絵の中から這い出て、杠の喉元を掻きっ切る。喉を押さえる彼女は息ができず、酸欠状態に陥る。治癒魔法を施すウェルテクスだが、ロワが聖剣を向け、魔法を中断させた。中途半端な治癒で、杠の意識だけが浮上する。それでも権能を吸収し続け、何とか戦場に立つ杠。ノーヴァが奇襲するが、クリスが直前で止め、阻止した。

ゲニウスが竜名(ロンミン)で蹴りを着けようとすると、イーヴィル神が睨んだ。その瞬間に、ゲニウスは虚空を感じる。自信に宿る神が練れない。イーヴィル神を見ると、かの神の瞳は十一芒星を宿す。

(芒星眼!)

状況を察したゲニウスは、この場で無力になったと早々に判断した。だが、持ち前の身体能力で神にこぎつく。

ルシファー神が杖を振る。すると、神にエネルギーが集結する。それにより生じる光の熱が肉体に重い負担を課す。灼熱の空間に体力の底が見えてきた竜。だが、困難はさらに続く。集結したエネルギーが熱となり、光となり、惑星を形成する。

「…太陽」

ウェルテクスの黒点に、橙色の点が映る。滞空する小規模の太陽。だが、衝突すれば、この場が焦土と化す。死線を何度も潜り抜けてきたゲニウスも焦る。何とか、この最悪な事態を脱却しようと無意識に力む。

ルシファー神が杖を振り下ろすと、小太陽が隕石のように落ちる。

「―索冥璇(さくめいせん)!」

「!」

ゲニウスが声を張り上げると、地面に衝突する寸前で小太陽が跡形もなく消滅した。何が起きたか、その原理を理解したい七洋の勢いに拍車がかかる。その光景を見ていたロワはほくそ笑んだ。

(あ〜あ、やっちゃったね。神の好奇心を燻ぶった君が悪いよ。にしても、やっぱ凄いな。手負いとか、いろいろ考慮しても、全盛期に戻った七洋(神さん)に食らいつけてる。でも、理解したよ。神を殺せる技術はあるけど、神を殺す条件を知らない。条件を理解しない限り、君たちの攻撃は決して神に届かない!)

ロワの解釈は、ゲニウス達の安否を委ねるもので、この場を打開するための必要不可欠なものである。その違和感に竜は薄々勘づいているが、その正体が何であるかを未だに探し求めている。

(愚弟も本気を出している。杠殿も深手ながら、長寿の威厳を持って耐えている。不利であり、多少押されるのは想定内。ですが、我々の攻撃が通用しないのは話と違う。これが神の全盛ならば、何が足りないのでしょう?)

ゲニウスが思考を巡らせている最中でも、神の手は止まらず、循環する。竜を屠るために。ルシファー神がもう一度、エネルギーを集約する。滞空する大規模な太陽がまた形成される。先程の小太陽とは比にならないものに、思考回路が停止する。

そんな中で、クリスだけは果敢に挑む。竜の羽を出現させ、太陽に直進していく。その愚行に、旧友であるノーヴァは嘆いた。敵ながらも、友として慕っていたクリスが呆気ない終わり方をするのは、どうしても受け入れられない。

だが、クリスだけは終わりを考えていない。直進する刹那に、感情がよぎる。


(セア、お前はすげえよ。たった一人で、こんな怪物を相手にしてたんだな。怖かっただろう。勝てないことよりも、死ぬことよりも、お前が大切だと思う誰かに顔向けできないことが。痛いほどわかる。でも、大丈夫だ。このくそったれどもの中で、お前は脅威になっている。

だから、俺も誰かの脅威になってやる!!)


クリスは竜名(ロンミン)を自覚して、感情を乗せた拳を太陽にぶっ放した。太陽は轟音を響かせながら、粉砕する。太陽を構成していた物質が雨のように地上に降り注ぐ。突如の篭絡に神は動きを止めた。

クリスは止まらない。着地したと同時に、全身を使い、神に蹴り業を入れる。武器に頼らない肉体のみで戦うクリス。力強い動きだと言うのに、俊敏な動作移行。粗が目立つが、それも修正して隙を見せない。

一歩歩むごとに、息を吐くごとに、目を泳がすごとに強くなる。

神は固唾を飲んで、クリスに応戦する。重なるのだ。神を屠った脅威と。

クリスの動作一つ一つが、脅威そのものと同一の動きをしている。幻覚が見える。戦場に不一致の銀髪を靡かせ、何色にも変化する緑の瞳で射抜く眼力。そして、余裕に満ちた脅威の笑みが、神に戦慄を走らせる。

ノーヴァがクリスに急接近して、代わりに相対する。クリスの流れるような動作に翻弄されながらも、ノーヴァは彼の急所である胸を貫いた。

『お前が竜名(ロンミン)を使ったという過去を消した。わかるだろう? お前はここで退場だ』

「退場者は()だけだ」

クリスがそう言うと、他の竜がノーヴァを襲う。舌打ちをするノーヴァだが、ロワが援護に入る。それに続いて、七洋がそれぞれの攻撃を出す。だが、その全てをゲニウスと杠が無効化し、ウェルテクスが魔法を展開する。相変わらず、攻撃は届かない。だが、クリスの拳だけは神に届いている。だからこそ、今、クリスを退場させるには惜しい。最後の最後まで戦わせる気だ。

「叔父上」

「わかってる。最後まで、俺は戦ってやる」

クリスの了承を得る。

ベルゼブブ神の空間を切断する透明な斬撃。アスタロト神の絵画の怪物召喚。ルキフグス神の物質他干渉操作。イーヴィル神の運命掠奪。そして、ルシファー神の熱放射と太陽生成。一度に生成する太陽の数が増えていく。

そして、ノーヴァとロワの絶対火力を誇る刺突。どれもこれもが、命を屠るための通常攻撃。対して、竜は今の本気を曝け出す。周りの攻撃をクリス以外が全て受け入れ、太陽に向かわせる。

『随分、無茶をさせるのだな』

ベルゼブブ神がゲニウスに言った。それを聞いたゲニウスはにっと口角を上げて、返す。

「叔父上はセアの伴侶です。最強を育て上げた元最強(猛者)。よく見ておきなさい。あの男は…クリスチャン・ローゼンクロイツは、その名に恥じぬ英雄となる。

クリスは太陽を超えた漢です」


(お前がいなくなってから、俺は本当に空虚だった。やっと分かったぜ。怠惰な俺にある唯一の欲。奪われても、馬鹿にされても、全てがどうでもよかった。でも、お前だけは…)

クリスの脳内に響く愛しの声。

『おはよう』

日常にある一つの挨拶。当たり前が、ここへきて特別に変わる。その特別さが、クリスの想いを構築する。

(―誰にも譲らねえ!!)


クリスは生身で突進して、二度目の太陽を破壊した。偶然で片付けるには無茶な事案。クリスは次いで、アスタロト神の召喚した怪物を一撃で屠る。火傷を負い、痛覚がおかしくなったクリスを見て、アスタロト神は銃を取り出す。そして、脳天に一発撃ちこんだ。肉体の限界で倒れるクリスを、ロワが確実に仕留めるため、聖剣を向ける。

倒れ行く中で、クリスは薄らとした幻想に浸る。


(ここで終わるのか。最後に、お前の声を聞きたかった…)

クリスは幻想を見る。背中を預けて戦った過去の記憶。戦場では、いつも背中を見て、いつの間にか焦がれていた。だが、日常に戻り、手を伸ばすと、セアがいる。

おはようと言えば、無垢に返してくれる。薄暮は子供になり、共に過ごす。酔いが覚め、太陽が昇ると、セアは大人になる。夜が彼女の本性で、それを曝け出してくれることが嬉しかった。

無常は、霜よりも冷たい。だが、氷の結晶よりも規則正しく、光を吸収し、バチバチと反射する。誰かに希望を与える。俺はセアを無常だと思っている。

(俺が寝てれば、お前は寝坊助だと怒って、でも笑ってくれるだろう。些細な日常を求めたら、応えてくれる。それが演技でないことは、よく知ってるから。その姿を俺だけに見せてくれ。だから、くそったれどもの前では絶対を演じろ。今度は、俺を言い訳にしていいから!)


クリスは瀕死の状況で、ロワの片腕を掴む。

「え、?」

火事場の馬鹿力。恐怖を覚える怪力に、ロワは不愉快という感情が芽生えない。あるのは、人間ならではの恐怖心。目がいっているクリスの顔。額から血を流しボロボロであるのに、掴んだ手を離さない。ぐちぐちと、関節が外れる音がする。

「ゔ、あ゛あ゛あ゛あ゛!!」

ロワの断末魔が聞こえる。クリスが彼の腕を怪力だけで胴から引き抜いたのだ。狂った形相のクリスは、今、誰よりも狂気に満ち溢れている。その姿も重なる。戦場で、無常を生み出すセア・アぺイロンに。

片腕を失って憤るロワは聖剣を振り上げる。誰も助けには入れない。そんな時に空が光線に包まれる。あまりの光度に、神も竜も人も動きを止める。光を見た。その中で、翼に反射させて、地に降り立つ七欲の天使の姿を。

『七大天使め』

イーヴィル神が気だるげに言う。それに構わず、天使ガブリエルがクリスを介抱する。他の七大天使もゲニウス達を庇う。その中で、青年のような凛々しい天使が、神の前に現れる。

『なんだ。生きていたのか、ミカエル』

「原初神様の功績です」

『忌々しい神共か』

原初神を侮辱したノーヴァをミカエルは睨む。

『ふふっ、主神の仇討ちかしら。先攻は譲って差し上げてよ』

「ご冗談を。我々は神を守護する者。神に仇名す存在ではありません。セア姫の命を遂行することに意義があります」

ミカエルの言い分を聞いて、神は眉をひそめる。息を引き取ったクリスを介抱するガブリエルを見て、鼻で笑う。

『愛していると妄言を吐く割には、伴侶の最後を見届けぬとは。愚かだな』

「それが姫とクリスチャンの命盟でございます。彼を殺した相手を、姫は必ず復讐します」

ミカエルが手を空にかざす。すると、天には巨大な扉が出現する。その扉の行き先が何なのかを知っていた七洋は険悪なムードに陥る。

「姫はお怒りです。他の一族を使ってでも、貴様らを殺してやりたいと仰っています」

ぎぃぃぃと錆びた音を轟かせ、扉が開く。黒に染まる空間に、一点の淡桃が異物として混入する。淡桃の髪が靡いて、冷酷な霜を宿す瞳が神を見下ろす。携えていたウォーハンマーを大きく振りかぶる。自由落下の衝撃を存分に利用して、頭上から叩き落す。

『アストラ・スパティウム!』

イーヴィル神が名を叫ぶ。アストラは顔色を変えず、態勢を整えて、ハンマーを地面に直接叩きこむ。地鳴りと地震。それだけでなく、振動の衝撃波で神の肉体に亀裂が生じる。届かない人の攻撃が届いていることに、ロワとノーヴァは驚く。アストラの栄えある帰還に胸を躍らせる竜。加えて、神に通用する戦力が増えたことを喜ぶ節もある。

「久しいな」

竜の下に駆け寄るアストラは変わらずポーカーフェイスだ。

「強くなりました?」

「いや…神と戦うコツを教えてもらっただけだ」

「誰だ?」

ゲニウスの質問にはすんなりと答えるが、ウェルテクスの質問には一瞬詰まる。ゆっくりと口を開く。

「先代殿堂者」

「なんじゃ、あやつも監獄を出たのか。して、何処へ?」

「分からない。面白いものが見たいと、どこかに行った」

「自由人だな」

緊張が少し解けた。だが、ロワとノーヴァは先代殿堂級という異名を聞いて、不快感を示す。ミカエルは僅かに微笑む。だが、神を前にすると毅然とし、かつ横暴な態度に戻る。

「姫はこうも仰っていました。”獣の血が無くなった貴様らを相手するのは、私だけではない。私が教えた最強が、貴様らをどん底に叩き落とす。その時まで、怯えていろ”」


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