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中傷の名月

作者: SHIN
掲載日:2023/10/01

「光一さん。」


鈴を転がすような声がした。


そこにいたのは、狐耳の少女。


「ミレイちゃん!」


彼女は、稲荷町という街の牧師さんだ。


どうも、彼女の祝詞は独特だ。


なんか・・・


牧師さんなのに、お稲荷様なのだ。


狐が十字架を抱いたようなロザリオを、首にかけている。


「今日は満月・・・

中秋の名月ですよ。」


「風流だなあ・・・」



・・・と、いうわけで、稲荷神な牧師さんと、お月見をすることになった。


ここは、近所の丘。





「いやあ・・・

まさか、稲荷神のお膝元に教会があるとはねえ・・・」


僕が、月を見上げながら言った。


「まあ・・・

私は母が外国人の牧師で、弟子の稲荷神と結婚したんですよ。

むしろ、教会側が承諾したのには驚きましたけど。」


その辺、稲荷神の御社様はむしろ最初から乗り気だったようだ。


月が昇ってきて・・・


ものすごくいい雰囲気になってきたころ・・・


ミレイちゃんは、持参のポテチを食べていた!


「ん!?」


ふと、月を見ると・・・


「今日は中秋の名月だな!」


とか・・・


「最近の首相はアホ!」


とか・・・


なぜか、書き文字が!


それも中傷の文句なのだ!


「え!?

これは・・・」


さすがにミレイちゃんも、固まっていた!


「これじゃあ・・・」


げんなりした声で、口をそろえて言った・・・


「「中傷の名月」だ!」


いい雰囲気が台無しだった!

ここで登場するミレイちゃんは、「猫耳女王」のミレイちゃんです。

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― 新着の感想 ―
[良い点] とっても面白かったです。 オチ... 笑ってしまいました。 楽しく拝読させて頂きました。 ありがとうございました(^^)v みこと [一言] 武 頼庵様ご主催の「月(と)のお話し企画」よ…
[良い点] はじめまして。 企画から参りました。 ファンタジーと思って読み進めていましたところ、ラストで言葉遊びのオチが待っていて、おもわずクスッとしてしまいました。
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