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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

エッセイ

中学時代の暴力教師

作者: HOT-T

 私は学生生活というものが余り楽しかった記憶がありません。

 スクールカーストで言えば下の方でしたからね。

 アメリカほど酷くはないですが日本でもある程度階層に分かれていると思います。


 さて、中学時代ある英語教師に出会いましたがこの人は私が歳を重ねても尚、『クソだったなぁ』と思う教師でした。

 

 高身長で明るいイケメン、ウィットに富んだジョークを使いこなす人気教師。

 でも、実態はただの暴力教師でした。


 中学生と言えば反抗期真っ只中。舐められたら終わりだと反抗的な生徒には手を上げていました。

 野球部の部員は歯を二本おられていましたね。ほかにも多数いました。


 体罰はいけないけど生徒の未来の為に心を鬼にしていたのでは?

 いえ、一見正義感が強そうに見えて違うんですよね。

 この教師『いじめられる側に問題がある』という思考の持ち主でいじめっ子がお気に入りだった場合は見て見ぬふりをする人です。


 英語の授業以外での関りは無かったのですが、私も一度殴られました。

 宿題を忘れていたのですが実はこれ、その宿題が出された時に私は休みだったんですね。

 それで、私に連絡をくれた子が敢えてその宿題だけ教えなかったんです。

 私からすれば何のことやねん!ですよ。


『えっと、すいません。その宿題知らないんですけど』


 往復ビンタ。

 グーパン。

 浴びせられる罵倒。


『そんなでたらめで誤魔化そうとか考えやがって。腐った根性を俺が叩き治してしやる!!!』


 とてつもなく理不尽でした。

 元々、この教師の事はあまり好きではなかったのですがマジで嫌いになりましたね。


 さて、この教師、他にも無茶苦茶な事をやっています。私が認識している限りでは………

 

1.お気に入りの生徒と携帯電話のアドレスを交換して個人的にやり取り

2.お気に入りの生徒と休日に遊びに行ったり旅行

3.夜の学校で生徒とサバゲ―


 はい。今見てももう頭おかしいんじゃないかと思います。

 流石に体罰の件を含めて問題になり保護者会で説明を求められたのですが……


『僕は子ども達を健やかに育てようとしだけなんです!!!』


 と大演説と号泣、土下座。兵庫県の号泣会見みたいな感じです。

 まあ、こちらの方が先ですけど。

 そして号泣会見とは違い何故か沸き起こる拍手。

 当時、保護者会に参加した母はドン引きしていました。


 で、時を経て中学時代の同級生と話す機会があったんですがその子が言うにはどうやらあの教師、聖書(ばいぶる)が『GTO』だったらしいです。

 うわぁぁ、妙に納得しちゃいました。

 まあ、面白い漫画だとは思いますよ?私も読んでいたしスカッとするし。

 でもね、現実の教育にフィクションを持ち込まないで欲しかった。

 だからやたら殴ってたのねこの人。


 警察が刑事ドラマみたいに勝手な捜査をしていたら大変なことになります。

 容疑者を一カ所に集めて推理を披露するなんてありません。

 昔のドラマならわざわざ崖の傍で推理を披露して犯人に自殺されたりします。

 大問題です!!


 ちなみにその教師、現在は何をしているかわかりませんが風の噂では転勤先で再び体罰事件を起こしたとか。

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― 新着の感想 ―
[一言]  お気の毒さまです。大変な体験をなさいましたね。  それにしても、今時ひどい教師もあったものです。普段の大人としての自覚の甘さや、バイオレンスぶりも呆れますが、保護者会での言動は、完全に自分…
[一言] GTOばいぶるにしてたとしても、それを模倣して愛のある()指導とか、ただのDQN教員でしかない(´・ω・`) どこにでも犯罪教員はいるのねぇ(;´ᯅ `)
[良い点] 酷い教師がいたものですね。 GTOの主人公も確かよほどのことがなければ生徒に手は上げていなかったはずですし、 悪い意味で現実がフィクションを超えていますね…。
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