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外伝3の注釈

外伝3の注釈


*1 午砲:正午を告げる空砲。博多では、明治半ばから昭和の初めまで用いられた。

*2 こて:和裁で細部を整えたりする道具。火鉢に差しておくなどして熱して用いる。

*3 引きひきぎ:おはしょりを取らず、裾を長く引いて着る女性の着物のこと。

*4 御物師おものし:公家や武家などに仕えた裁縫師のこと。

*5 袿袴けいこ:勅任官の妻などが参内するときに着用した装束。読みは「うちぎばかま」とも

*6 ちんちく殿:福岡藩の下級武士のあだ名。ちんちく塀のある屋敷に住んだことから。

*7 ちんちく塀:珍竹(蓬莱竹)の生垣。蓬莱竹は火縄の材料となるため、下級武士には屋敷の塀を蓬莱竹の生垣にすることが奨励された。

*8 菅繍すがぬい:日本刺繍の技法のひとつ。布目に沿って一針で糸を渡し、途中を別糸で留める。長短を付けた直線を重ねて文様を表す。

*9 観世水かんぜみず:水の流れる様子を様式化した文様の一つ。流水に渦巻があるのが特徴。

*10 柳橋水車りゅうきょうすいしゃ:柳と橋、水車を組み合わせた文様のこと。

*11 頭取とうどり:役者の出入りや経理、楽屋内の一切を取り仕切る責任者。

*12 浜新地:博多にかつてあった地名。芝居や相撲なども多く行われる繁華街だった。

*13 義山:ギヤマン。ガラスのこと。

*14 染付:白地に呉須(青く発色するコバルト絵具)で絵付けし、透明釉を掛けた焼き物。

*15 放生会ほうじょうや:9月中旬に行われる筥崎宮の祭礼。

*16 那珂川より西で育った:歴史的には「博多」の地名のほうが古い。黒田長政が藩主となった際に築城した地域を黒田家ゆかりの地・備前福岡にちなんで「福岡」と命名し、以降、那珂川を挟んで東が商人の町・博多、那珂川の西側が武士の町・福岡としてそれぞれ発展した。下級武士の娘である千恵ちゃんは福岡育ちなので、博多の風物にあまり接する機会がなかった。

*17 つぶし島田:日本髪の一種で、島田髷の髷がつぶれた形状のもの。主に芸者や女師匠に結われた。

*18 黒文字:クスノキ科クロモジの木から作る楊枝。削りたてはよい香りがする。

*19 雪輪ゆきわ:雪の結晶の六角形を丸くデフォルメした文様。

*20 雪華文様:雪の結晶そのままの文様

*21 妹を引く:半玉や芸妓が御披露目される際に、その指導役として選ばれること。指導役の芸妓が姉、指導される半玉・芸妓が妹と呼ばれる。

*22 五高:旧制第五高等学校。現在の熊本大学の前身の一つ。

*23 源氏香:香道で用いられる「香の図」の一種。意匠としての美しさから、工芸品の文様としても多く用いられる。

*24 一閑張いっかんばり:竹などで作った骨組に和紙を何重にも張り重ね、柿渋などで仕上げたもの。

*25 白揚げ:生地を染める際に、文様を白く残して染め上げること。

*26 金駒:生地に描かれた下絵に沿って太い金糸をおき、駒糸で留めつけて文様を描く刺繍の技法。

*27 放生会着物ほうじょうやぎもん:放生会の際に新調する晴れ着。商家などでは、山笠などの祭礼で主人が不在がちにする時期に家業を支えたごりょんさんへの慰労としての意味もあった。

*28 鴛鴦髷おしどりまげ:日本髪の一種で婚約の決まった娘が結った。地域や結う人の年齢によって形にバリエーションがあるが、髷の上に「橋の毛」をかけるのが特徴。この「橋の毛」が鴛鴦の冠毛を思わせることから名前がついた。


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