表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4種族の王子  作者: sato
7/11

1年後そして2年後

 〜リュート視点〜

 治療のための修行を始めて約1年が経ちました。今日はいよいよ器の中を均等に混ぜる事に挑戦する日です。お祖父様達が言うには、1度均等に混ぜれば一生そのままだからそれで完治するそうです。

「よしリュート、これは俺らには何も手伝えることはない。お前はこの1年間で器のコントロールなら誰よりも上手くなった。自信を持て。今のお前なら確実に治せる。」「はい。絶対に治します。見ててください。」

 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 ♪1年後♪

 明日はいよいよお父様達に再開できる日です。1年前に治してから今日までお祖父様達4人の修行を受けて4種族全ての能力で合格点を貰いました。でも、修行をしている時に、何回も顔を引きつらせていたから気を使ったのかもしれません。

 ま、まあ、取り敢えず明日を楽しみに今日は早く寝ます。おやすみなさい。

 @@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

 ☆アレクside☆

「リュートのやつ、1年間で物凄く強くなったな。」とアレクが言うと、「ええ、あの子この1年間頑張っていたもの。それに才能もすごかったわ。」とローズが言い、「ああ、そうだな。殆どのスキルを教えた日に習得しやがったよ。」と嬉しそうにラサルが言い、メルーネが「しかもあの子白龍王と人族しか使えない光魔法と黒龍王と魔族しか使えない闇魔法含めて基本属性と派生属性の魔法全てを使えるようになったのよ。」言った。「しかも戦闘力だけじゃなくて治癒力もヤベェ。あいつ、光魔法と再生(炎)を合わせて使うと治癒力が俺やラサルより上だ。」とアレクが言った。「あと、流操の魔眼もあって魔力のコントロールは私らの誰よりも上手いわよ。」とローズが言った。「流操の魔眼と言えば、リュートのやつ、2種族以上の能力を受け継いだ他人の器の流れも完璧に制御出来るようになったから、親族に僕みたいなのが生まれても治せるようになったって言ってたぞ。」とラサルが言うと、「私達4人でやっても少し動かせるだけなのに。いくら魔眼があるからって凄すぎるわよ。」と少し呆れながらメルーネが言った。「でも、あの子どんなに強くなっても驕らずに努力してたし、優しいし、顔も良いからすごくモテそうね。」とローズが笑っていた。

 リュートは長めの輝く銀色の髪の毛を持ち中性的な顔立ちをしていて、将来は男女問わずモテそうである。また、性格が良く、優しく、懐きやすいため大人ばかりのこの町の住民全員に好かれている。リュートが龍国に帰るからと挨拶廻りをしたときは誰もが、またいつでも来て良いと言われるほどだった。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ