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4種族の王子  作者: sato
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サラスティアとの再会

 双子のステータスを確認した1週間後

 リュートとクロスが庭で組手をしてボルグとリーフィスが魔法の練習をしていた。

 組手はリュートの勝利で終わった。「しっかしリュート、本当に強くなったな。全然敵わねえ。」「それはもう。1年間もお祖父様達につきっきりで修行をつけてもらいましたから。」

「ところでリュートってどんくらい速く飛べるんだ?」

「龍の翼を使うだけならアレクお祖父様と同じくらいで、『炎纏』を使えばアレクお祖父様の倍くらいのスピードが出ます。」

「マジで!?そんなに速く飛べるのかぁ。はぁ…」「どうしたのですか?」とリュートが聞こうとしたら、ボルグから「兄様はサラ姉様と喧嘩した時に逃げ回ってたんだけどすぐに捕まって泣かされてから飛ぶ練習に力を入れてきたんだけどなかなか成果が出なくて悩んでいるんだよ。」と聞き、「ああ、そう言うことでしたか。それはそうですよ。フェニックスの場合速く飛ぶ時に『炎纏』を使うんですが、相当、操作力を上げなければ龍程速く食べませんよ。速く飛ぶよりも小回りがきくのをいかして避ける事に専念すればそんな簡単に捕まらないと思いますよ。」「ほ、本当かリュート。そうか逃げるのではなく避けるのだな。練習してみる。」と言いクロスは離れていった。

「ところでボルグ兄様。サラ姉様はそろそろ帰ってくるのですよね?」

「ああ、その筈だよ。もしかしたら龍国についてるかもね。」と話しているとリュートが急に上を向いた。ボルグがどうしたのだろうと思い上を向いて理由がわかった。「本当に帰ってたみたいだね。」それは龍の姿のサラスティアであった。

 サラスティアが庭に降りて人型に戻り方を開いた。「久しぶりねボルグ。それともしかしてリュートかしら?」

「はい。お久しぶりです。サラ姉様。」とボルグが言い。

「そうです。リュートです。お久しぶりです。サラ姉様。会えてよかった。」とリュートが言った。

「本当にリュートなのね。元気になって良かった。」

「取り敢えず城に入って父様達も集めよう。あと、お母様の出産は先週終わったよ。その話を聞いたらきっとびっくりするよ。」

「あら本当?それは楽しみだわ。皆んなによも会いたいから早く中に入りましょ。」と言いサラスティアは城の中に歩いて行った。

「僕はクロス兄様を連れて行くので先に行っていてください。」とリュートが言った。

「ありがとう。お願いね。」

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