④読者の傾向と対策
今回は読者の傾向をお教えします。
と言っても、ちょくちょく解説していたので、何となーく分かられている人も居るでしょう。
まず、セッションからその日のアクセスした人の一覧を確認します。
数分間開いている人はプロフ帳に登録していきましょう。毎日PV一万以上を越える人で無い限り、手動で登録していってもそこまで苦労しません。
プロフに人が増えていくのは楽しいものですよ。
僕の作品
天改新ゼーベリオン ~チートなロボットで多世界統一~
(http://ncode.syosetu.com/n1781dw/)
の、一週間分の記録を確認して分かった、読者の傾向は以下の通りです。
●直帰マン(別名:0秒で帰るマンさん)
特に目次に多く現れます。こういうお客様を物語に引き込めるように、魅力的なあらすじを書きましょう。
「あらすじの質の調べ方」でも説明しましたが、システム上の都合を取り除く為に、プロフ帳に読者を登録しましょう。そうすれば直帰の読者と、固定読者を分かりやすく分けることが出来ます。
●チラ見マン(別名:一話読んで帰るマン)
この方が序盤で現れることが多く、尚且つ一二話で離脱されていたら、序盤が上手く機能していないということです。理由は、文章力か構成にあるでしょう。見直す必要があります。
●待ちガール(別名:応援してるから早く書いてよガール)
チラ見マンの中に、区切りの良い所で一括して読もうとして、目次を確認するだけで足を運んでは帰る、そしてまた確認しに来る人が居ます。その方こそ、待ちガール様です。
僕の今の作品では、待ちガール様がよく来られます。まだ十万文字も越えてないのと、編の完結もしていないので、やって来ては帰られます。
「なんだぁ、まだ終わってないのかー、じゃあ他の店にするかー」
と、しょんぼり肩を落として帰って行く姿が想像出来ます。
待ちガール様は、あなたの作品が一定量進むまで待ってくれています。「私待ってるから、お仕事頑張ってね♡」ってエプロン着て励ましているに違いありません。
完結した時や、十万文字を越えた時には、ブーストを発生させて下さる読者なので、頑張って続き書きましょう。
●ゆっくり読むマン
ゆっくり読むマン様は、一日から三日おき位にやって来て下さります。何度も言いますが、僕は読者を動物の名前と数字で登録していますので、このタイプの方が来られる度に「ティラノザウルス25さん、久しぶりだなー」とか思いながら確認しています。久しぶりに読んで下さると、大変微笑ましく、温かい気持ちになります。肉食ですけど。
●まとめ読みガール
一日にずらーっと読んで、長い間来ない。それがまとめ読みガール様です。このタイプの方が、時々予想外に高いPVを我々に与えて下さるお方。しっかりプロフ帳に記入して、田舎に残した幼なじみの如く再会を待ちわびましょう。
●更新したら読むマン
更新する度に読んで下さる、ありがたい固定読者の方です。いつもありがとう御座います。コカトリス42さん、本当にいつもありがとう御座います。
このように、読者といっても様々な読者が居られます。
読者一人一人の傾向を確認し、自分に何が足りないのか把握していくことが一番大切です。
僕の場合は読者に動物の名前(時々恐竜、時々幻想生物)を付けていますが、名前を付けると妙な愛着がわいて、読んでくれているのだなー、と実感が沸きます。
皆さんも、読者一人一人に目を向けてみませんか?
次回は、ちゃんと宣伝してますか? です。