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僕の平凡な日常 なんちゃって。  作者: 絹川クーヘン
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第6話 ぬりかべのおつかい



 「おお~~~~うおお!おおお~~~~!!!!」

「ぬりかべ、興奮しすぎだ。あと、テレビは離れてみろよ。」

「だって見てみろよ!!ショウリンジャーだって~かっこいいな~~~」

ぬりかべはテレビの前で、ヒーロー番組を見て騒いでいた。その後ろでは、数斗が雑誌を読んでいた。

 すると、そこへ一羽のカラスが嘴で軽く窓をノックした。

「ん?珍しいな。カラスが家の中に入ろうとするなんて。」

「違う。知り合いだ。」

窓を開けると、カラスの声が聞こえた。

「久しぶりだな、数斗。1年ぶりか。」

「そうだな。元気そうだな。からすな。」

「もちろんだ。ん?そこにいるのは・・・犬か?」

「オイラは犬じゃない!!」

ぬりかべがツッコミを入れたとき、カラスは驚いた。

「私の言葉が通じるのか?」

「おう!オイラは妖怪だからな!生き物の言葉ならわかるんだ。」

「それはありがたい。私の言葉は数斗にしか伝わらなくてな。他にも会話ができる仲間ができて光栄だ。自己紹介がまだだったな。私はからすな。数斗が付けてくれた名だ。」

それを聞いたぬりかべは思った。

「そうなのか・・・ネーミングセンス無いな。」

「うるせーよ。」

「そして元より、数斗の相棒だ。」

「あいぼう?」

「ああ。カラスは群れで行動するとこは余りしないが、かといって自分の身を守るためには仲間の手助けが必要だ。私は数斗の相棒となり、陰で支え、彼に支えられてもいる。お前もその立場にいるんじゃないのか?」

「え?」

初めて言われた。数斗を支えているのが自分だと。それを考えると、ぬりかべは急にどや顔になった。

「数斗!これからはオイラも相棒として、お前を支えていくからな!」

「目標は低い方が叶えやすいぞ。お前に相棒の資格はない。」

「なっ何を!??そこまで言わなくたっていいだろうが!!誰のおかげで妖気を見つけられてると思ってんだ!」

「お前の力が無くても妖気は感じられる。それに、お前はただの“居候”だ。」

「・・・数斗のバカ野郎!!!」

ぬりかべは窓の外へ出て行ってしまった。

「ぬりかべ!・・・数斗、言いすぎじゃないのか?」

数斗は黙って雑誌の続きを読み始めた。

「全く。」

「・・・からすな。あいつに、これを渡してくれ。」

数斗から小さなメモ用紙を預かり、からすなはぬりかべを追いかけた。

 ぬりかべは、道を歩いていた。

「なんだよ数斗のやつ!オイラをただの居候扱いしやがって。まだ“地縛霊”って言われた方が嬉しいわ。」

「おーい。ぬりかべ。」

後ろからからすながやってきた。

「どこに行くつもりなんだ?」

「んー決まってない。とにかく今日は帰らないぞ。」

「そうか。それは自由だが、数斗からこれを預かってきた。」

からすなは数斗から渡されたメモ用紙を見せた。そこには地図が書かれていた。

「汚いな。わかりにくい・・・」

「ここはお寺がある場所だ。」

「えっ、わかるのか?からすな。」

「ああ。騙されたと思って行ってみるといい。私は用事があるので行く。検討を祈る。」

なぜか笑いながら行ってしまったからすな。ぬりかべは疑いながらも地図を見ながらお寺へと向かった。

 意外と道に迷わずに目的地に到着した。

「ここがお寺だな。それで?ここで何すればいいんだ?」

メモ用紙を見直してみたが、地図以外何も書かれていなかった。

「なんだよ!!数斗のやつ!!Uターンしないとダメじゃんか。」

早くも、お寺を後にしようとすると

「モコ?」

小さな女の子が目の前にいた。

「えっ??いつの間に!?」

すると、軽々と持ち上げられた。

「おはなしできるの?モコ。かわいい~」

女の子に頬ずりされて、鳥肌が立ちすぎてぬりかべは意識を失ってしまった。

ぬりかべの意識が戻った時には、知らない部屋のベットで眠っていた。

「ここは・・・」

「起きたの?モコ。」

部屋に入ってきたのはさっきお寺にいた女の子だった。また抱きかかえられ、ぬりかべは必死にもがいた。

「おい!離せ!!オイラはモコなんて名前じゃない!!」

「おままごとしようよ。」

「話を聞けよーーーー!!!!」

 そして、女の子の家の中に連れてこられ、ままごとにつき合わされた。

「ただいまーモコ。きょうのばんごはんはなににする?オムライス?」

ハンバーグのおもちゃを口に押し込まれても、ぬりかべは幼い女の子にキレるわけにはいかず、黙って流れに身を任せていた。

 しかし、ぬりかべは何かに引っかかっていた。何かが普通じゃない。人間の女の子に出会っていること自体が、おかしい。

「(そうだ。なんで違和感が感じるのかがわかった。)なあ、お前なんでオイラのことが見えるんだ?」

相手が人間であるならば、数斗が信頼する人以前に赤の他人であるため、ぬりかべの姿は見えないはずだ。それなのに、女の子は普通にぬりかべと接している。そのことにぬりかべは気が付いたのだ。

「モコ~オムライスはなにあじがすき~?」

「聞いてるのか!?」

女の子はぬりかべの声が聞こえているのか、聞こえていないのか結局わからなかった。

「ねえねえモコ、このおようふくどうかな?きょうかったんだー」

「・・・」

「あ!こっちのほうがいいかな?」

「・・・・・・おい。」

「それとも、これ???」

「いい加減にしろ!!」

「ひっ・・・そんなに・・・怒らなくても・・・」

「おいっおっおっおい・・・」

女の子が泣き出しそうになったので、ぬりかべは慌てたが遅かった。

「うわ~~~~~~~~~~~ん!!」

「ひい~~~悪かったって・・・わん!わんわん!!」

ぬりかべは言葉の次に、犬の鳴き声を出してあやした。すると、女の子は泣き止んで、笑ってくれた。

時間はもう夕方。その時間になっても、女の子はままごとを止めなかった。

「あっ、飲み物持ってくるから、待っててね。」

「っ・・・」

女の子はありがたいことに、ドアを開けっぱなしで飲み物を取りに行った。

「(チャンス!)」

ぬりかべは一目散に玄関を探した。玄関を見つけると急いでドアノブに手をかけた。

「モコ?」

「ギクッ・・・」

恐る恐る振り向くと、女の子が立っていた。

「どこに・・・行くの・・・?」

「オッオイラ・・・用事がっ・・・」

「・・・また・・・わたしから離れるんだね・・・?」

「えっ・・・?」

 ぬりかべが女の子と遊んでいることも知らず、ずっとぬりかべの帰りを待っていた数斗たちは、日が暮れようとしているのに帰ってこないぬりかべのことを気にしていた。

「遅いな。数斗の地図をみて、間違う訳がないんだが。あいつ方向音痴でもなさそうだし。」

「わからねえよ。人は見かけによらないし。」

「“人”って・・・それより数斗、なんであいつに“数珠”を渡さなかったんだ?私の時はすぐに受け入れてくれたのに。妖怪同士のあいつにならすんなり渡してもいいんじゃないか?」

「・・・あいつはお前よりも弱い。俺が見てる限りじゃ、あいつの力は足手まといになるだけ。だから今は、ただの居候だ。」

「今はってことは、いずれそうなることを期待していてもいいってわけだ。だから寺のまでの地図をあいつに渡せと私に頼んだんだろう?」

「さあな。まあ、あいつが無事にあの寺から帰ってこれたら、相棒と認めてやるよ。だって行かせた場所にはやばい妖怪が住み着いてるって噂だからな。」

数斗は不敵な笑みをした。

 ぬりかべは玄関のドアノブから手を離した。そして、女の子の様子をうかがった。

「おい・・・そんなに怒るなよ・・・」

女の子はずっと顔が俯いたままだった。そして静かに声を発した。

「またわたしから・・・離れる・・・わたしから・・・一人・・・うああああぁあああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

女の子はうめき声をあげながら、本性を露わにしたのだ。

「お前は川赤子!」

 川赤子(かわあかご)。本来なら赤ん坊の姿をしていて、泣き声を出して混乱した相手を池に引きずり込むという妖怪である。

川赤子は、子供が泣く声を響かせながら声を出した。

「お前もわたしを一人にするのだな。わたしを殺した、両親のように!!」

空間が破かれ、景色は川岸になった。

「許さん!!死ねえ!!!!」

「うわっ・・・」

ジャポンッ

ぬりかべは勢いよく川に投げられた。

「ぶはっ、うぐっ・・・」

顔をあげてもすぐに沈められ、呼吸が出来なくなった。

「くそっ・・・ぐるるる・・・」

ぬりかべは妖怪の姿になり、大きいぬりかべになった。

「くおぁぁぁぁぁぁ!!!」

「くっ・・・だったら、水の量を多くすればいいだけ。波に飲み込まれて死ね!!!」

「(くそっ・・・オイラなら簡単に噛み殺してやれるはずなのに・・・できねえ・・・)ぐわあああああああっっ・・・」

ぬりかべは波に飲み込まれてしまった。

 日が暮れてもぬりかべが帰ってこないため、お寺までやってきた数斗。ぬりかべの姿が見当たらないので数斗は噂の妖怪と何かあったのではないかと警戒した。

数斗はお寺の中にあった紫色の数珠を一つ掴み、握りしめた。

そこへ、辺りを捜索していたからすなが戻ってきた。

「からすな。居たか?」

「いいや。どこにも見当たらない。何かあったんだ。きっと。」

「ああ間違いない・・・(くそっなんであの時みたいに助けを求めない・・・まだ怒ってんのか?頼む。居場所を教えてくれ!!)」

出会った頃のように特殊な力、テレパシーで居場所を、知らせてくるのを待つ。

「数斗、あれなんだ?」

からすなが言う方向、その近くに強い妖気が漂っていた。

「あそこだ。行くぞ。」

「ああ。」

 数斗とからすなが駆けつけると、そこには川赤子が小さい姿になったぬりかべを水の中に踏みつける光景だった。

「・・・っやめろ!!!そいつから離れろ!!!」

川赤子は凶暴な面影になっており、ものすごい妖気を漂わせながら数斗たちに視線を変えた。その隙に素早く、からすなはぬりかべを救い出した。

「てめえ・・・覚悟しろよ。」

数斗は烏天狗に姿を変え、川赤子に槍の先端を向けた。

「はあああああ!!」

しかし、川赤子は腕で攻撃を封じた。

「チッ。」

「無駄だ。はあっ!」

川赤子は川の水をかき集め、波を起こした。そして烏天狗へと移動させたのだ。

「うあっ・・・」

波に飲み込まれた拍子に、烏天狗は槍を離してしまった。波が引いても、烏天狗には武器がなかった。

「しまった・・・」

「お前も一緒に死ね!!」

川赤子が攻撃を仕掛けて来るが、跳ね返すことも、攻撃することもできず、ただかわすことしかできなかった。その時だ。からすなが意を決して川赤子の攻撃を一瞬防いだ。自らが体当たりを仕掛け、烏天狗への攻撃を最小限に抑えてくれた。

「うっとうしい鳥だな!!!」

「烏天狗!今のうちに武器を!!」

「ああ。」

烏天狗は武器を手に取った。

「助かったぜ、からすな。お前はぬりかべを連れて逃げろ。ここは俺が終わらせる。」

「・・・無茶はするなよ。」

からすなはぬりかべを抱えて飛び去った。

「待てえ!!!!」

「お前の相手は俺だ。俺の・・・“仲間”を・・・こけにしやがって!はああっっ!!」

烏天狗は攻撃を仕掛けるが、川赤子が腕で盾を作り、攻撃を防がれてしまう。

「無駄だ。私には攻撃は無意味だ。」

「くっ・・・‘亡骸’に攻撃は効かないってことか。」

「その口黙らせてやる。はあっ」

川赤子が川の水を操り、烏天狗を飲み込んだ。

「ぐはっ・・・」

その拍子に、手が緩み、せっかく手にした武器が流されてしまった。

「ハハハハッ水の泡になるがいい!」

 からすなは、猛スピードで数斗の家に向かっていた。

その最中に、ぬりかべが意識を取り戻した。

「・・・ら・・・な・・・」

「ぬりかべ!気が付いたのか!今数斗の家に向かってるから。」

「だめだ・・・いつを・・・こ・・・すな・・・」

「え?ぬりかべ、何言ってる・・・?」

「いい・・・から・・・あいつの・・・とこに・・・」

「・・・・・・わかった。」

からすなは、聞き取りにくいぬりかべの懸命な一言に、なんとか答えようと言葉を理解していき、烏天狗のいるところへ戻った。

 「ゴホッゴホッ・・・」

波は引いたが、烏天狗はずぶ濡れになり、息苦しさが残っていた。

川赤子は、烏天狗が落とした槍を手に取った。

「私を倒すことは、貴様でも無理なようだな。生きていることとはなんとも脆い。痛みを感じて死の道を歩むのだからな。」

烏天狗の目の前にやってきた。

相手が目の前に立っているのを感じ取った烏天狗は、微かに訴えた。

「武器を・・・か・・・えせ・・・!!」

「いいだろう。貴様の大切な、心臓部に返してくれよう!」

川赤子は槍の先端を烏天狗に構えた。

そして振り落としたその時だ。「やめろ。」という低い声が川赤子に聴こえた。

「なんだ?今の声は・・・」

「烏天狗!!」

すると、からすなが飛んできて、ぬりかべを川赤子のすぐ側に下ろした。

「からすな・・・?何してる、早く・・・逃げろって・・・」

「悪い、烏天狗。だがぬりかべがどうしてもと聞かなくて。あいつなりに考えがあるのだろう。」

からすなは不安だったけれど今は見守ることしか出来なかった。

「また貴様か、もしや今の声も・・・」

「ああ・・・お前にオイラの声を届けたんだ。なあ川赤子、オイラと・・・遊んで楽しかったか?」

「なんだと。」

「少しでも・・・楽しんでもらえたのなら、オイラとお前は、友達だよな。」

「っ・・・?“友達”・・・だと。」

川赤子は動きが止まり、槍もその場に落とした。

「今だ!」

烏天狗は隙を見て、槍を手に取り、川赤子の胸を肩から腰にの位置にかけて一直線に切り裂いた。川赤子は項垂れた声を吐きながら倒れた。

 しばらく時間が経ち、川赤子が目を覚ました。

「気がついたか?」

「貴様・・・なぜ。」

ぬりかべに気づいた川赤子が身体を起こした。

「お前を斬ったが、やっぱり死んだ体には通じなかったんだ。でもお前は気絶しちまって、今目覚めたって訳だ。お前を傷つけて、悪かったよ。」

川赤子は眼に涙を浮かべ、こらえながらもぬりかべに尋ねた。

「わたしに・・・なぜ・・・謝る?」

「オイラに言ってただろ。また一人にするんだなって。あの言葉がずっと気にかかってたんだ。お前は親に、川で捨てられた妖怪。そしてオイラも、見捨てられた妖怪。オイラたちってどこか似てるなってオモエタンダ。だから、敵であろうと攻撃することができなかった。でもお前をなんとかして止めたくて、思いついたんだ。“一人じゃない。自分以外にも誰かがいる”ってことを伝えたかったんだ。」

とどめていた涙がこぼれた。川赤子は、自分を心から慕ってくれたぬりかべに、感謝の気持ちでいっぱいだった。

「ごめんなさい・・・・・・ありがとう・・・ありがとう・・・・・・ありがとう。」

そう言い続けた。



「わたしはもう行く。」

「おう。元気でやっていけよ。オイラがいつもいるってこと、忘れるなよ。」

「・・・そういえば、お前の名前を聞いていなかったな。」

「ぬりかべだ。お前の本当の名はなんだ?」

「わからない。その時の記憶は、残っていないからな。」

「じゃあ、赤子 ( あかこ ) って呼んでやる。由来は妖怪の名前だけど。」

川赤子は一瞬驚いた顔をした。

「友達が出来たのも、自分の名を付けられたのも、初めてだ。」

川赤子は微笑んだ。それは、妖怪ではなく赤子としての笑みだった。

「ありがとう。ぬりかべ。」

川赤子は、天へと成仏したのだった。



 翌日。ぬりかべは包帯で治療をしたが、からすなはこう告げた。

「これは、 2 週間の怪我だろう。今まで傷を負った物を見てきたから、何となく治療日数がわかる。」

「さすが。毎日見廻りしてるやつの能力だ。」

「でも、これじゃあ・・・」

ぬりかべは落ちこんだ。

昨日は数斗の相棒になるために、必死で頑張ったが、結局妖怪にはボコボコにされ、言葉だけで説得して成仏させてしまった。

「数斗の・・・相棒には・・・」

「昨日は、悪かった。これ、お詫びに受け取れ。」

「えっ?」

手渡されたのは、紫色に輝く数珠だった。ぬりかべはそっと触れると、数珠が大きく光り輝いた。

光はすぐに消えたが、何が起きたのかぬりかべは分からなかった。

「おい。ぬりかべ。傷が治ってるぞ。」

「えっ?」

改めて体を見てみると、体中が痛くもないし、傷も塞がっていたのだ。

「この数珠は、俺たち烏天狗一族の家宝だ。これには、仲間にしたやつらの妖力が入ってるんだ。また、仲間にしたやつは傷を癒す力が発揮されるんだ。」

「つまり・・・オイラはもう・・・?」

「ああ。俺の相棒だ。」

「・・・やったあ!!!」

 ぬりかべは、大いに喜んだ。数珠は大切に、数斗の首飾りに繋がれた。


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