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種馬勇者の血統付き  作者: 赤月
アッシュの決意
6/20

Act.5 異能

 「スクワッシュ、いつまで遊んでる!!奴らを殴りに行くぞ!!アサギ!!お前も起きろ!!」


 2人が反応したかどうかも確認せずに俺は走り出した。


 川まで、斜面になっており、200メートル程だ。ただ、木もあり、足場もシダ類などでおおわれまっすぐにも走れないのがもどかしい。後射程まで40メートル・・・。


 目の前に大きな岩の裂け目が見つかるが、一気に飛び越える。射程まで後10メートル。


 俺は、前方の足元にある投げやすそうなこぶし程度の石を掴みあげる。射程内に入っても最大射程だと威力はたかが知れている。失うかもしれない貴重な投擲用ナイフを使うよりこの石で十分だ。


 拾い上げた時、新たな悲鳴が聞こえた。ラブカの悲鳴か、ホホジロの悲鳴か、はたまた再びホホグロの悲鳴かなどと確認する余裕はないが、気が焦った。


 おおよそ目標まで100メートル。俺がこの距離感を掴むまで、どれだけ練習したことか。日々、訓練が終わると人目に付かない城壁の外で、訓練してきたのだ。いくら焦っていてもその距離感を疑うことはない。


 (ここだ!!)


 木と木の隙間をぬって、狙撃者が足元までよく見える。


 「リング・マジック発動。ライト。」


 足を止め、左手にはめた指輪の1つに魔力を込めた。竜神達が作り出した簡易魔術魔道具だ。簡単な契約で、魔術を行使できるという。ここまでなら便利な魔道具だが、欠点があった。行使できる魔術の精度がひどすぎるのだ。だからこそ人の魔力量でも魔術を行使できるのだが、俺が行使したライトの魔術で、輝きだした指輪の光の量は小さな光虫が、発光する程度暗闇で本を読めるほどにも光らない。そんな魔道具は、不人気で、おもちゃのような扱いのため、格安で手に入れれたのだ。


 (だが、俺にはこれで十分!!いっけぇ!!!!)



 俺は、右手に持った石を思いっきり投げた。渾身の力を込め投げつけた。その的は、リーダー格であると予想される狙撃者だ。できれば、頭などに当たって、戦闘不能状態に。最悪でも奴らの気を引けたらすこしは、延命できるかもしれない。


 俺は、投げた岩を目の前の地面に投げつけた。


 いや、違う正確には、リング・マジックのライトでできた、ぼんやりとした俺の影に向かって投げつけたのだ。岩が割れるそうなぐらいの速度で、岩は、地面に当たると思いきや、岩はまるで水面に投げつけられたかのように水しぶきいや、正確には影しぶきを上げ、影に飲み込まれていった。


 その瞬間、狙撃者の背後にあった奴の影から石が飛び出て、ケツにクリーンヒットする。突然の投石による攻撃に驚き、背後を振り返り銃を構える。それを見た剣を持つ2人の男も背後に向かって、警戒しているようだ。影から石が飛び出ました。なんて、普通思わないのだから、後方から石を投げられたと考えるのが普通だろう。敵の姿が見つからない、怪我を負うこともない程度ではあるが、攻撃は受けたと事実は変わらない。目的のメダルを手に入れ、最低限の目的を達した男たちは、警戒しつつも対岸の森に消えていった。


 (最大射程距離ということも威力が弱まったため威力などほぼ皆無だっただろうが、見事な撤退だな。)


 勇者として、召喚された男は、異世界に来て、魔術でも魔法でも説明がつかない能力を身に着けたらしい。その能力は、孫の一人であった親父も知らないらしい。知る人は知るが、一般人には広まっていない異能と呼ばれた能力はその血筋にしか持てないらしい。もちろん孫の親父にもその異能は、確かにあった。生活するため親父は冒険者になり、異能を活かし、薬草や秘草の採取たばかり行っていたのだ。植物に対して影響する親父は言っていたが、細かいことは教えてくれなかった。


 俺の異能は、俺の影に投げ込んだ物を視界内の他の影から出現させるという能力だ。石や投擲ナイフなどは、思い切り投げることができれば、100メートルほど先の影の持ち主に当てることができる。近ければ、投げ込んだ威力そのままで当てることもでき、致命傷も与えれるかもしれない。今この卒業試験で知っているメンバーはスクワッシュとアサギの2人しかないない。さらに異なる使い方もあるが、こちらのほうは、誰にも見せたことがない。


 「アッシュ。奴らは?」


 追いかけてきたスクワッシュの問いに俺は、無言で首を振る。


 「そうか・・・。で、奴らはどうする?」


 スクワッシュの指す先には、まとめて縛り上げられたアホ3人がいる。ホホジロ・ホホグロの怪我の具合からあのまま放置しても死ぬことはないだろうが、狼や熊もこの島には生息してるだろう。せっかく助けたのに餌にしてしまうのは、いくらなんでもかわいそうか。


 「アサギが着たら警戒しながら救助だ。その後、リタイヤするかまだ粘るかは、本人達に任せることにしようか。」


 俺は、ここで大きな計算違いをしてしまったのだ。その計算ミスとは、20分たってもアサギは追いつかなかった。アサギの運動神経で、単独この森を抜けてくるというのは至難だったようだ。業を煮やしたスクワッシュが、お姫様だっこ状態を嫌がるアサギを連れてきたのは、さらに10分が必要だった。

ん・・・。なんかろくに戦闘になりませんねorz


メリハリ無い・文章力無い・小説ですら無い!?無い無いばかりで申し訳ありません。


なのにお気に入り登録してくださった方感謝感激です♪

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