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自然詩文  作者: 足利直哉
12/21

未来の姿

 青空の下にある高層ビルを眺め続けていると、気分が良くなってくる。


陰鬱に押しつぶされそうになる自分の側で、高層ビルはその背丈を青空に向かって伸ばし、その先に向かってさらに伸びていきそうな気がする。


ビルの全面に張られた窓ガラスの表面に青空の影が映り、ビル全体が青白くなる。


ときに雲の陰影がビルの表面をよぎっていく。


その姿は、自由だ。


何も重苦しいものがなく、軽い。


軽くありながらも決して無力ではなく、確かな明るさで広がっている。


こうして、この現代の高層ビルは、空を映し出し、未来を映し出す。


自分の心にもだんだんとこの青空の姿が染みこんできて、この高層ビルのように、意識全体が空に向かっていきそうになる。


鳥のようになって、トンビが悠々と翼を広げて空を飛んでいるように、自分の心も悠々と空に向かって飛び上がっていくような気がする。


そこには強烈なものがなく、束縛は一切なく、静かで穏やかで、広々とした自由がある。


そんな未来の姿に憧れている。


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