小説を書こう。
小説を書こう。
憂鬱な時こそ、小説を書こう。
君の思いの丈を、文章にぶつけよう。
私たちの生活は、「思いのまま」であるとは到底言えないだろう。
私たちの身の回りには、沢山の制約がある。
例えば、学校、会社、周囲の期待や失望。わきまえてしまった自分の身の丈。
こうした状況に対して、君は何かしらの感情を抱き悩んでいる。
そして、そうした君の生きた感情は、君特有の機微なニュアンスを潤沢に含み混んでいる。
君が心に秘めている感情こそが、君自身なのだ。
だからこそ、君の世界を示してみて欲しい。
君の世界を、君自身を生き生きと描き出してみてほしい。
君の世界の片鱗を見た僕らには、きっと新たな風が吹き、はっと何かを気付かされる。
君も自身の感情に新しく気付くかもしれない。
だから、言いたい。
これは、僕の利己主義でもある。
一方で、僕のちょっとした親切心から生じる利他主義でもある。
「小説を書こう」
君の中に渦巻く「それら」を形にしよう。
誰かに届けば良いなと、思ってます。