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第六話 人間種

週一くらいであげていけたらと思っています

俺は再び腕を二人組ほどに掴まれながら引きずられていた。


ここでは俺は不思議で貴重な存在だと思われているのか?


これからどこに連れて行かれるんだ?

この状況からみてゲスト扱いでないことは確かだ。

そうだ。これは、映画などで奴隷とか犯罪者が牢獄などに連れていかれる時にされるような扱いだ。

つまりは俺はこれから投獄されるのか?


何も悪い事した覚えなんてないのに、

牢屋なんぞ俺は嫌だぞ?


それに俺が知る情報では牢屋に何かを持ち込む時には最低二週間ほど時間がかかるそうだ。


となると俺が持ち物を受け取るには最低でも二週間は牢屋の中にいないといけない。

それに何よりトイレが丸見えなのでは?

トイレ丸見えなのは流石に嫌すぎる。


「牢屋は嫌ダァ!!」


と俺は大声で言った。


俺は言った瞬間に自分でも、ハッと思った。

また眠らせられちまう⁉︎


(うるさいなぁ、発声部分を潰そうぜ)


(それをやってしまったら、お叱りを受けるのはお前だぞ?それでもよいならやるが良い、幸いそれを可能とする道具は私が持っている、さぁ、どうぞ)


片方の奇妙な生物が何やらホッチキス的なものを渡している。


「ひ、ひぃ、」


俺は思わず目を瞑る。


(いや、いい、遠慮しとくよ)


(遠慮するなって)


(いや、もういいから。ほら、もう着くぞ。)


コイツらは危険だ。

俺の危険察知レーダーが感知している。

逃げなくちゃ

どうにかして逃げなくちゃ


間もなく扉が見えた。

その扉に着くまでどのくらい引きずられただろう。

近くに感じた扉までの距離はかなり遠く

近づいていくと、その理由が分かった。

その扉はとてつもなく大きく岩のようなもので作られており、今まで見た中で一番重厚そうな扉だった。


まずい。

この中に入る前になんとか逃げなくちゃ。

コイツらが扉を開けるスキ狙って逃げるか!

よし、そうしよう!


俺の思惑は見事にはずれ、二人は手も使わずにその重厚な開けた。


「えぇ〜〜っ、自動ドアですか〜?」



薄暗い先に、うっすらと灯りが灯っている、

真ん中に玉座があり、

親玉みたいな野郎がすわっていた。



「な!?なな、、」


でかい〜

はい。ラスボス登場。

死んだな俺


((主人、連れて参りました))


(ご苦労)


そう言った言葉は、とても今までの奴らとは比にならないくらい、俺の脳内に駆け巡った。

ズキ

読んでくださりありがとうございます。

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