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第四話 転生しちゃったらしい

よろしくお願い致します

これは流石に夢じゃないぞ…

腕を掴まれている感触がしっかりある。 

そして、香水ならつけすぎレベルの甘ったるい匂いがコイツらから漂ってくる。

引きづられている俺の足元からの削れた土や草の匂いと混ざり合って、オカンのワキの匂いを1000倍濃くしたような強烈な刺激臭になっている。

俺は乗り物に酔った時のように頭がクラクラして、掴まれた腕を振り解けないでいる。


ふと、今までずっと平凡に暮らしてきていた事を思う。少なくとも他の国のように戦争などもない平和な国で、ごく一般の家庭に育ち、普通に友達もいて...

ハッもしかしてこれは死ぬ前に巡る走馬灯なのか⁉︎


とにかく、そんな俺がまさかこんな異次元レベルの事に巻き込まれるとは俺自身もましてや周りの誰も想像していなかったであろう。


もう答えを言ったようなものだ。

結論を言おう。そう俺は今、夢ではなく、どうやら転生したらしい。

そして、いきなり捕まっちまった。



(こいつ捕まえたはいいけど、どうする?)


(一応、上に連絡しとく)


(連絡して大丈夫なのか?)


(いや、しない方が絶対後々から私が、私たちが怒られるでしょうな)


(げ!)


げ!じゃないよ、この捕まえられている側の俺はいったいどうすればいいのか分かんないよ。

だって捕まえられたことないし。


「なんなんだよ!お前ら誰だよ!

ここどこなんだよ!」


(コイツうるさいなー)


(とりあえず、眠らせときますか)


「え!」


と言った瞬間、何か変なステッキのようにも銃のように見えるようなものを俺の腕に密着させられ

その瞬間俺の体に電気が走るような感覚が遅い、そして同時に意識が遠のく。



ありがとうございました

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