第一話 これは夢?それとも流行りの?
今回初めて小説を書きました。
今後ともこの小説をよろしくお願いします。
俺 15歳 中3
俺は今初めての受験を受けるべく毎日嫌々ながら学校と塾の往復をしている。
世界では紛争のある国もあり、地球も温暖化などいろいろ問題を抱えているようだが、俺の周りは平凡でとりま、いい高校に入ることが人生の勝ち組になるだ近道だと友達の田中は言っていた。
そんなある日、ちょっと息抜きに遊びに行こうぜと友達5人で有名なアミューズメントパークに行く。
「蒼馬、お前本当にあれに乗るのか?」
と、田中が聞いてくる。
「いやぁ、あれがあるのって珍しくない?乗らなくちゃ人生損してる感じがしてさぁ、なんだか乗りたくなっちゃったんだよねぇ」
と俺は、久しぶりの連休で友達と遊んでいるのもあって、ふざけ気味でゆらゆらと後ろ向きに歩きながら、いうのであった。
そう、最近入ったとされるセグウェイに乗りにきていたのだった。
「初めてだからさぁ、少し怖いよねぇ」
と僕はわざと怯えた表情を作って、田中にふざけながら言う。
「なら最初から乗らなければいいのに、そんなんで怪我しても俺は知らないぞ?」
と田中は珍しく俺を心配してくれているようだが、俺にはそんな心配はご無用である。
なんせ俺は運動神経だけには自信があるからな!
と俺たちが話していると、いつのまにか、セグウェイのあるコーナーについていた。
一通り、安全装備をつけ、俺はセグウェイに初めて足をかける。
そして説明看板に書いてある通りに乗って姿勢が安定したなと思ったら体重を傾ける。
その瞬間セグウェイごと俺の体は前に進む
「うおお!早!」
と思わず俺も声が出てしまう。
友達たちは、すげぇ、こんなの初めてみたかもと大声を出している。
俺の技量に皆驚いているようだ!あまり大したことはしてないのに、何故かすごく、なぜかもの凄く楽しい!
「俺!すごいだろ!」
と俺は皆の方を見て言う。そして次の友達に交代するために、俺はふざけているのもあって、かっこよく降りようと思い、ジャンプして降りようとする。
今思えば、それが俺の反省点だった。
俺が降りようとした瞬間、セグウェイに体重が前向きにかかり、セグウェイが急発進する。
そして俺は頭から地面に落下したのであった。
「イタ!」
と言った俺の声と同時にゴンという鈍い音がした。
「大丈夫か?」
田中たちが駆け寄ってくる。
「大丈夫。大丈夫。俺ちょっとあっちで何か飲んでくるわ」
と自販機を指さした。
打った頭の痛みより、ヤベー、下手こいた。ダセー俺。と恥ずかしさが上回り
速くその場を離れたかった。
自販機でジュースを買い、マッサージ器にかかりながら田中たちを待つことにした。
マッサージ機で腰コースを選択し、もみほぐしていると、いた気持ちよくて意識が薄れていき瞼を閉じた。
今さっきまでの暗さと違い、目の前から光が刺しているような、瞼を閉じていても分かるほどの光が俺の目に射す。
「まぶ!」
俺は瞬発的に瞼を開ける。
その瞬間、目の前光が点滅したような気がした。
そして再度目を強く瞑り、目をそっと開ける。
すると目の前には、草原が広がっていた。
「どこ?ヨーロッパ?」
「え?夢?」
何故か俺の頭には行ったこともないヨーロッパに思えてしまった。
読んでくれてありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。