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帰還した勇者の村おこし~異世界との交易はじめました~  作者: 空地 大乃
第一章 凱旋勇者、故郷に帰る編
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第一話 凱旋勇者、現代へ帰還する

 気がついた時、俺は見覚えのある風景を目の当たりにしていた。つまり地球に、日本に戻ってきていた。


 あれから2年経っていたが、どうやら戻った場所も、魔法陣が突然現れた場所とそう変わっていないらしい。


 なので記憶を頼りに自宅へと戻った。町並みは殆ど変わってなかったが、それでも当時は建設中だったマンションが出来ていたり、商店がなくなって代わりに大きなスーパーやコンビニが建っていたり、沿道にファミリーレストランが新しく出来上がったりなど相応の変化はあった。


 だけど、それでも俺は自宅にたどり着いた。二階建ての懐かしの我が家だ。父さんが無理して四十年ローンを組んで建てた一軒家だ。


 表札にも白木の文字。白木 勇これは俺の父さんで、白木 愛、これは俺の妹だ。そうそして白木(しらき) 勇士(ゆうじ)という俺の本名も表札の中に含まれている。


 そう、俺は帰ってきた。さっきまで異世界で別れを惜しんだばかりだが、帰ってきたら帰ってきたで感慨深いものがある。


 すぐに我が家に入りたい衝動に駆られる。本当なら何気なく入ってただいま~と何事もなく言えればいいんだろうけど、何せ二年経っているからな。


 だから、俺は緊張してチャイムを鳴らす。と、よく見ると画面付きのインターホンに変わっていた。


 前はただ声が出るぐらいだったんだけどな。こんな高そうなの、よく設置できたな。父さんはこういうのにあまりお金をかけないイメージだったけど。


『はい、どちら様ですか?』


 おっと、反応があった。画面を見ると、黒髪ロングの女性の姿。

 ううん? 一体誰だろう? 記憶に無いんだけど、でも、どこか見覚えがあるような気もする。

 お客さん、かな? でもお客さんがチャイムに出るというのも妙な気もするけど。


 まさか、父さんの? いやいや、そんな馬鹿な。流石に若すぎるし。

 あれ? もしかして俺何か勘違いしたか? いや、でも表札は間違いないよな?


「あ、え~と、すみませんこちらは白木 勇さんのご自宅で間違いなかったですよね?」


 表札が掛かってるのに我ながら馬鹿な質問だけど、念の為確認をとってしまう。


『はぁ、確かに白木 勇は私の父ですが……』

「は?」

『え?』


 思わず素っ頓狂な声が出てしまった。え? いやいやちょっと待て。今この人、自分の父と言ったよな?


 ちょっと待て、それってもしかして――


「え? 愛、お前愛なの?」

『はぁ~? な、なんなの突然。確かに愛だけど、いきなり呼び捨てなうえ、お前って……』

「ま、マジかよ! いや、わかんないかよ? いや逆に大人びすぎて俺がわかんなかったけど、2年でこんなに変わるなんてびっくりだな」


 思わず興奮してまくしたててしまった。そんな俺を見ながら妹の愛は怪訝そうに眉をひそめている。


 いや、確かに2年経っているけど、それならそれで俺に気が付かないかね? 確かに妹の変化に俺も気が付かなかったけどさ。


「いや、だから、俺だって。勇士、愛の兄ちゃんの勇士だよ。ほら、ほら!」


 俺は自分を指さしながら必死にアピールした。確かに髪型は変わったかもだけど、格好は異世界に行く前に着ていたものに着替えてきた。

 だからそう言えば判るだろうと思ったんだけど。


『……え? 嘘――確かに似てるとは思ったけど……』

「似てるじゃなくて本物だって。あぁそうだ。愛が大事にして出目金のキューイは元気にしているか? それとバレンタインチョコレートに味噌を入れた時あっただろ? あの時はまずくてびっくりしたなぁ~他にも……」


 俺は思いつく限りの愛との思い出を語ってみせた。すると、嘘、と愛がわなわなと震え、そして。


『お、お父さん、大変、大変だよ! 勇士兄ちゃんが、勇士兄ちゃんが帰ってきたーーーー!』


 そして妹の愛が慌てて父さんを呼んでくれて、二年ぶりに我が家の扉が開かれた。そこから出てきたのは眼鏡を掛けた父さんと妹の姿。


 う~んでも、愛の変化にもびっくりだけど、父さん、随分と老けたな。白髪も目立ってるし2年でこれってそんなに仕事で苦労して――


「勇士! お前、8年も一体何をしてたんだ!」

「――はい? 8年?」


 それからの事はあまりに目まぐるしかったと言うか、よく考えてみれば例え2年でも俺はもっと色々言い訳を考えておくべきだったかもしれない。しかも実際は向こうでの2年は地球での8年だったわけだ。


 全く、そりゃ妹も変わるよ。俺が日本にいたころはまだ12歳だったのが、戻ってきたら20歳の女子大生になってるんだから、なんなら肉体的には俺より上なぐらいだ。


 とにかく、8年という歳月の流れはわりとというよりかなり大きかった。当然だが、俺の同級生だったクラスメートはとっくに卒業し、今はだれもが成人し職についていた。


 オリンピックもとっくに東京のは終わっていて、リニアも既に一部では開通していた。

 スマホもバージョンが4つぐらい上がってた。まぁやることあんまり変わってなかったけど。


 尤も、何より俺への注目がとんでもなく集まったんだけどね。何せ当時忽然と姿を消した高校生が突然戻ってきた上に見た目も殆ど変わっていないのだ。


 まぁ、実際異世界では2年しか経ってなかったわけだし。しかも向こうの世界では魔力の影響で普通の人間ですら地球と比べると老化が遅い。


 体は向こうでも鍛えてたから以前より逞しくはなったけど、顔とかはそこまで変わってないわけだ。


 ただ、やはり8年間いなかった人間が突然戻ってきたというのは大きい。

 特に、今の御時世はこういったことにやたら敏感だ。何かと言えば、俺はその後、俗に言う公安とやらに引っ張られ何度も事情聴取を受けることになってしまったわけであり。


「勇士くん、うちとしてもそう何度もご足労願うのは申し訳ないですし、そろそろ本当の事を話してもらえるとありがたいのですけどね」


 テーブルを挟んだ向こう側に温厚そうな中年な男が座っていた。俺への取り調べの担当だ。尤もその横には強面のガタイのいい男が常ににらみを聞かせてくれているし、出入り口の扉の前にも公安の人間が2人並んで目を光らせている。


 てか、これ本当に公安? もっとこう裏の勢力とかじゃないの? というぐらいの包囲網だ。

 そもそもどうして刑事じゃなくて公安なのか? といったところだが、これに関してはある意味単純だ。


 何せ俺は実質8年間もの間行方知れずでいたことになる。それが突然何の前触れもなく家に帰ってきたわけで、つまり、一つの可能性としてどこぞの国に拉致され連れて行かれた上で、洗脳されたり調教されたりといったあれやこれやを隔てた上で、スパイとしてまた日本に送り返されたんじゃないのか? と、そう疑われているわけだ。


 だからこそ、刑事ではなく公安が絡んでくる。全く本当に嫌になる。尤も拉致という意味ではあながち間違いでもないけど。


 ただ、かといって異世界に召喚されて魔王を倒すために奮闘してましたなんてことを言ったところで信用してもらえるわけがない。


「ですから、何度も言っているようにこの8年の記憶は殆どないんですよ。歩いていたら何かふと頭の中が真っ白になって――気がついたらあの通りを歩いていたんです。それで俺もわけがわからなくなって家に帰ったら妹はすっかり大人びてたり、本当狐につままれたような――」

「適当なこと言ってんじゃねぇぞコラァ!」


 温厚そうな公安さんの横で聞いていた強面さんが突然激昂し、机を一発蹴り上げた。

 やれやれと頭を擦る温厚そうな公安さん。


 ニュッと太い腕が伸びてきて俺の襟首を掴み上げた。おいおい、これ一応任意扱いだよね?


「そんなクソみたいな言い訳がいつまでも通じると思ってんのかこのスパイ野郎! 大体8年前から見た目変わってないって時点で怪しいだろうが! 整形かおい? 本物どうしたコラ! 殺したのか? 国が違うからって公安あんまなめてんじゃねぇぞ!」


 確かに、俺にだって嘘はある。でも仕方ないよな。異世界だなんだなんてことを話して聞かせたところでどうなる? 信用されるわけがないし、結局切れられるだけだ。


 それなら記憶がなくなりました何も知りませんと言っておいたほうが無難だろ。テロと決めつけたところでそんな証拠出るわけがないんだしな。


 なのに、なんだこいつ? いい加減腹が立ってきた。


 確かに地球に戻ってきた。向こうの世界と違ってこっちには魔素が少ないから強力な魔法の行使も不可能だ。


 だけど、あっちの世界で何もせずのんびり暮らしてきたわけでもないんだ。それなりに鍛えてきた自負もある。


 ドラゴンや魔王と渡り合ってきた俺の力は今となっては地球の常識の外にある。試しに外に向けて拳を一発突き出しただけでそれが判った。ほんの軽く打っただけなのに衝撃波で雲が消し飛んだからな。


 自然と、襟首を掴んできたゴリラみたいなその腕をとっていた。一見すると俺の腕の方が遥かに細い。でも、ほんの少しでも力を込めたりしたら――


「そこまでだ馬鹿野郎! あくまで重要参考人、任意で事情聴取に応じてもらっているんだって事を忘れるんじゃねぇ!」


 強面男の肩がビクリと震えた。温厚そうな方の激が飛んだからだ。全く、やっぱりタヌキだな。一見気の良さそうな振りをして、実際はこっちのほうが遥かに油断できない相手だ。


「悪いね。こいつも妙に血の気が多くてね」

「いえ、でも何もなければもう帰ってもいいですか?」


 ギロリと強面が睨んでくる。もう手は出してこないだろうけど威嚇だけは収まらないな。


「まぁまぁ、もう少しお話に付き合ってくださいよ。なんならカツ丼でも出しましょうか?」

「……あれってフィクションじゃないんですか?」

「基本的には。ですが、あくまで貴方は任意で来ていただいているだけですからねぇ。それぐらい奢ってもまぁ問題は無いでしょう」


 結局、カツ丼は食わせてもらった。こんな経験中々ないなとおもったからね。

 取調室でカツ丼、公安の場合でもそういうのか判らないけど。カツ丼の味はまぁ普通だった。


「ごちそうさまです」

「いえいえ、ところでどうですか? 何か話してくれる気には?」

「そう言われても……」


 本当しつこいな。ただ、それからこのおっさんも何も語らず俺も何も喋らず、沈黙のまま時間だけが過ぎていく。

 一体いつまでこうさせておくつもりなのか、とそんな事を思っていたその時だった。


「ちょ! 困ります!」

「何が困るだ! わしは関係者だぞ! いいから通さんか!」

「お、おい誰か止めろ!」

「おい爺さんいい加減に!」

「うるさいと言っとるじゃろうが!」

「ギャン!」


 そんなけたたましい声が聞こえてくる。しかも足音と杖の音が合わせて近づいてくる。

 そして、さっきの声――もし聞き間違いじゃなければ。


「おい勇士! いるか! このわしが迎えに来たぞ!」


 ドンッと取調室のドアが開かれ、ヌンっと白髪頭の爺さんが姿を見せた。


 白髪頭は独特な湾曲した一対の角のような形にセットされており、相当なインパクトを残す。一度でも見たら絶対忘れないであろう小柄な老人。そしてその鋭い目つきは以前となんら変わりない。まるで戦国の武将のようだ。

 そう、そしてこの爺さんこそが。


「おお! 勇士いたか。全く、心配掛けおって」

「ちょ! 何勝手に入ってきてるんですか!」

「ここは部外者は立入禁止だ爺さん!」

「え~い、放さんかこの無礼者が! わしはそこにいる勇士の祖父じゃ! ばりばり関係者じゃわい!」


 そう、この爺さんこそが、この俺の祖父。白木 武勇その人だ。


「例え身内でも今は取調べ中だ! 話が終わるまで出ていってもらおうか!」

「ふん、ウドの大木が偉そうに」

「な!? ウドの大木だと!」

「あぁそうじゃ。それとじゃ、この調べとやらはただの任意だろうが! それなのに孫を何度も拘束しおって! こんなのが許されるわけがなかろう! とにかく連れ帰らせてもらうぞ。判ったら味噌汁で顔でも洗って出直せこの唐変木が!」

「ジジィ言わせておけば!」

「やめろ!」


 今にも飛びかかっていきそうな強面のウドのたいぼ、もとい、その男にまた曲者のおっさんが語気を強め制止した。そして――


「……ふぅ、全く、変わりませんね武勇先生は」

「ふん、そんなお前は随分と老けたようだな。風の噂で公安にいったとは聞いていたがのう。随分と出世したではないか」

「出世? はは、そんないいものじゃありませんよ。それにしても、白木、なるほど先生のお孫さんでしたか。どうりで」

「納得できたか? それならば連れて帰っても問題ないな?」

「……そうですね。どちらにせよ、もうこれ以上聞けることもなさそうですし、おいお前ら、丁重にお見送りしてやれ」

 なんだ? 突然態度が変わったぞ。公安のおっさんと爺さん、どうも知り合いらしいけどな。

「ふん、別に見送りなんていらんわい。ついてこんでいいぞ。さぁほれ、勇士、話はついた。ゆくぞい」

「え? あ、あぁ」


 何はともあれ、俺もこれ以上ここで拘束されるのもうんざりだったしな。折角だから爺さんを頼って俺も一緒にその場を後にすることにした。






◇◆◇


「納得できません! 大体あのジジィは一体誰なんですか!」


 強面の顔をした公安警官が取調べを行っていた中年の男性に向かって吠える。

 立場的には落ち着いた顔を見せている彼の方が上官にあたるようだが、それでもムキになっているのは全く納得がいっていないからなのだろう。


「ふぅ、もうお前ぐらいになると知らないだろうがな。あの人は以前はよく俺達に武術の指導してくれていた先生でもあった人だ。しかも、何度か公安でも手を焼くような案件を秘密裏に解決に導いている」

「……は? 俺たち公安が手を焼く、案件を、ですか?」


 あぁ、と一つうなずき。


「だから、納得が言ったというのもある。お前は気づかなかったようだが、さっきあの少年がお前の腕を掴んだ時、眠れる獅子が目覚めかけたような凄まじい気配、覇気ってやつかな。それを感じた。全くとんでもない孫もいたもんだ。アレがその気になれば、俺らなんて瞬きしている間に捻り潰されるだろうさ」

「……本気で言っているんですか?」

「俺が冗談でこんな事を言えると思うか?」


 ギロリと見下ろしてくる部下を睨みつける。それに気圧されたのか、部下はすっかり口を噤んだ。


「しかし、だとしたら殊更解せねぇな……」


 そして独りごちる。納得が出来なかった。あれだけの実力があるなら、そもそも誘拐や拉致なんて事は先ず考えられない。他国の何者かが行動に移したとしても返り討ちに合うのが関の山だろう。

 それとも――この空白の8年間でそれだけの力を養ったのか? 


 しかし、だとしたら一体どこに――まるで新しいオモチャを手に入れたような笑みを彼は浮かべる。

 そして一考し――アレにやらせるか、と囁くようにこぼした。






◇◆◇


「それにしても爺ちゃんには驚いたな。いつ村から出てきたの?」

「ふむ、田舎とは言えお前のニュースはネットで流れまくっとったからのう。すぐに勇に電話して話をつけたのじゃ」

「あぁ、なるほど……」


 確かに、8年間も行方知れずだった男子高校生が突然戻ってきたのだから、世間では中々の大騒ぎなっていた。


 マスコミは家にまで押しかけてくるしネットでもあれこれかかれていたからな。8年も経っているのにあの掲示板が未だに現役なのはびっくりだったけど、そこでも公安で疑われたような事も当然平気で書かれていたし、他にも宇宙人説、未来人説、異世界から戻ってきた説など好き勝手かかれまくりだ。最後のだけは実は本当だけど。


「それにしても爺ちゃんが公安にまで顔が利くなてね」

「ふん、昔取った杵柄ってやつじゃよ。大したことはありゃせん」


 いやいや、十分大したことあるでしょう。むしろ昔何があったらそうなるのかと。


 尤も爺ちゃんは昔からどこか人並み外れた一面があったけど。八岐流龍剣術なんていう古武術の師範までやっててそれがもう強いのなんの。


 俺も幼い頃はやたらとしごかれたっけな……本当いきなり飢えたヒグマのまえに放り投げられて倒せ、とか思い返せば無茶をやらされたものだ。


「……ところで爺ちゃん、今どこに向かっているんだ?」

「うん? だから帰るんじゃよ」

「いや帰るって……家はこっちじゃないぞ? 大丈夫?」


 普通に自家用のごっついオフロード車のハンドルを握っている爺ちゃんだけど、今向かっている方向はどうみても自宅方面じゃない。


「何を言っておる? 何も間違っておらんぞ。帰るというのはわしの故郷のことじゃからな」

「……はい? え? 故郷って、爺さんの故郷って事? あの田舎の?」

「うむ、空気がよいところじゃ」

「え? 普通にここから500キロメートル以上離れているあの?」

「そうじゃ」

「え? ちょ! なして! どうしてそうなるんだよ! 大体父さんが心配するだろ!」

「安心せいもう話はついておる。大体お前こそ現実を見ろ。今じゃお前はマスコミ連中の格好の的じゃぞ。こんな都会でまともに暮らせるわけがないじゃろが。だからお前はこれからわしの村で暮らすのじゃ」

「そ、そんなの、聞いてねぇぇええぇえええぇええ!」


 俺の絶叫が高速道路のインターに虚しく鳴り響いた――

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