表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
東京湾で会いましょう  作者: 海景弥琴


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
4/9

新side 3

電話は、数コールの後に繋がり

「はい、何でしょう?月島ですけど」

とやや不機嫌そうな声をこちらへ届けてきた。

「存じております、月島サン。少々お尋ねしたいことがありまして」

こちらも、少し語気を強めて向こうへ声を届ける。

出来ればこれ以上は機嫌を損ねたくないのだが、一方的なのも納得がいかない。

これくらいは、私のプライドの保守として許されるだろう。

「尋ねたいこと?貴方から、だなんて検討もつきませんね」

紗月は、私が語気を強めたことは無視してそう声を発した。

「麻希サン見ていませんか?今日、連絡も無しに休まれていまして」

こちらは本題を問う。紗月は、一瞬だけ間を置き

「麻希さん?いえ、見ていませんね。

それにしても、麻希さんが連絡も無しに休むなんて心配ですね。有希さんには私から聞いておきます。

それで、他にご用件は?」

と返答した。早く電話を切ってしまいたい、という念が電話越しに感じ取れる。

「いえ、別に…。有希サンによろしくお伝えください。では」

「こちらこそ。愁さんにお伝えください。では」

その一言で電話は切られた。


有希__苗字は深川、というのは紗月と麻希の共通の友人である。

私は噂程度の話しか聞かないが、紗月の友人というだけあってそれなりに富豪の様だ。

別に金だけが全て、とは言わないが人生勝ち組であろう。

少なくとも私みたいに、強欲に金を求めなくても良いのが羨ましい。

いや、私とて金に困っている訳ではないのだが。むしろ他の同年代に比べれば高収入であろう。


話が脱線したが、月島紗月も協力はしてくれる様だ。

思っているより、麻希と紗月は親密だったのかもしれない…。

そんなことを思いながら、鞄に入れっぱなしであったペットボトルの水を一口飲んだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ