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それでも僕らは剣道部  作者: 倉根 敬
1/3

あぁ剣道

このスト一リ一は私の経験から述べさせていただくものです。偏見があると思いますのでご了承ください。かなりふざけて書きますので『読んでやるか』って軽い感じで読んでいただけると幸いです。

第一章 暑いんじゃボケ‼


うなだれる夏の休日…

ジリジリと日差しが照りつける中…



バシン…バシン…




学校の剣道場から鳴り響く竹刀と竹刀が交わる音。


メン、コテ、ドウ、ツキ


数々の技が繰り広げられる練習風景


一人のキャプテンの号令に大声で返事をする部員達




『…フウ』

一人の男が息を吐いた恐らく集中するためだろう…

そして緊迫する空気の中、一呼吸おいて男が言い放った



『…暑いんじゃボケ一一死んじまうわ‼』




剣道部員一一笹橋 哲平は言い放ったと同時に面を取り床に叩きつけた

その怒りは剣道場全域に響く



『何でこんな暑い中しなければいけないんですか一おかしくないですか一頭沸いてんだろ、テメェラ。』



哲平の怒りは全く収まらない

するともう一人の男が口を開く一一この部のキャプテン原本 紀之だ。



『気持ちは分かるが落ち着け! あと防具は大事にしろよ』



注意というよりは突っ込みのようだった。



『てか何で剣道ってこんな重装備なんだ、夏にこれとか苦しいわ、殺しにきてるだろ』



しまいには怒りは部員から防具へと移り変わる



『しまいには、洗えないとか汚すぎるわ‼バイ菌繁殖しまくりじゃねぇか!これで一式三十万位するんだろ、何だ?俺たちは三十万で菌育ててんのか?ハッハッハ笑えるか!』



哲平の愚痴のせいで練習どころではない。

『ごめん皆一端休憩一一。』

二人を除く他三名が竹刀を納めた。


とうとうキャプテンが練習を中断させてしまった。



一一練習後の帰路、哲平は『皆すまねぇ、俺のせいで』練習を中断させてしまったことに反省の意思を示していた。



『別に良いよ、てっちゃんらしいし』

哲平を慰めている金髪の男同じく剣道部員一一桃谷 篤弘。



『お前が言わなかったら俺が言うところだった。』

ダンディーな声の持ち主同じく剣道部副キャプテン一一鈴木 俊三



『トシ!お前が言ったらキャラ的にヤバイから止めとけ…俺が言える立場じゃないけど…』哲平が言葉を添える。



『自然の……摂理…。』

ボソッと唱えるように話す同じく剣道部一一吉元 章



『いや、違うから❗何勝手に当たり前のことみたいにしてんの‼』

とっさに紀之が突っ込む。



『よし!じゃあ、皆でゲーセン行くか!』

さっきまで反省していた哲平はもうすでにおらずケロリとしていた。


『反省した時間短っ!』

紀之が口をあんぐりとした。


『ノリユキ一置いてくぞ!』


哲平を含めた四人が肩を組んで横断歩道を渡っていく。

紀之が溜め息をついた。


『待ってよ一。』







これは柿ヶ原高校剣道部の日常である。








このスト一リ一は剣道をしている方には怒りが込み上げてくるかもしれません。正直中学の頃の自分がこれを見たら怒ると思います。私もふざけて書いているのでどうかご理解お願いいたします。次回も見ていただけると幸いです。


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