4.帰り道
学校の玄関を出ると、登校するときは曇りだった空に、快晴が広がっていた。
入学式の日というものは比較的に昼頃に終わるから、太陽が真上にあって少し眩しい。
本日モ晴天ナリ、良い事だ。
学校から我が家までの道には色々と充実しているから、途中で安いスーパーで昼飯の具材を買っていくか。
料理するのはメンドくさいが、ダメ人間にはなりたくない。
だが、メンドい事には変わりはないし、白米と味噌汁は朝のうちに出来てるから、簡単な野菜炒めにしておこう。
と、考えている間にスーパーについたので、見切り品を中心にお買い物に行ってきます。
~十分後~
本当にいい買い物をした、買う予定は無かったが、卵があんな激安で手に入るとは思わなかった。今後しばらくはあの値段で卵は手に入らないだろう。多分、この卵がオジャンになったら多分キレる。
さぁ、帰ろ帰ろ。帰り道に何も起こりませんように……
「や、やめてください!!」
「まぁまぁ、いいじゃねぇか、少し位よぉ」
…………あれ?もしかしてさっきの言葉、フラグだった?
安西先生、文才が欲しいです……!