何でも出来るのは、何も出来ないってことだと痛感
基本アクションてのは、
多分だけど
人体工学と物理学に基づいてる……と勝手に思ってる私。
でもそうですよね?
まあ中にはバーロー探偵みたいなやつもいますけど
てかそれが今回のエッセイのテーマでもあるんですが
例えばですよ
トムクルーズがドバイタワー登ったことありましたやんか。
もしあの映画の世界に、空を飛べる能力なんてのがあったらどうでしょう。
あの緊迫したシーンが必要なくなってしまうんですよね
だって飛べるんだし。
要するに、アクションとか、そうゆうバトルシーンで、緊迫する場面を作るには
制約がいるってことですよねまあ当たり前ですけど。
人間は、目線の高さから飛び降りることはなかなかできませんよね。
たとえ下にマットを敷いてても。
それくらい、高さってのは人に恐怖を呼び起こすものなのよねと。
そうゆうことを利用したアクションであり、バトルシーンだと思うんでね
だから、魔法とか特殊能力のある世界で、迫力のあるシーンを創ろうと思ったら
かなり難しいってこと。
何でもありになってしまうから、作れるシーンが限られてくるってこと。
人に出来ない超人的な一面で、人をハラハラさせたりするのは至難の業ですよね。
どこでそれを見せるかってのは、ほんとに上手い人でないと思いつかんよなあと。
で、白状しますと、今四苦八苦してる小説、
異能バトルにしようかなって最初思ってたのよ。
かっこええやん。
香港舞台に異能バトルよ。
で、主人公の武器は日本刀にしようとひそかに思ってたのです。
えええ、だって舞台は香港だよね
だったら偃月刀みたいなのが……
いやいや背広にそれってなんかイマイチじゃない?
やっぱ背広には日本刀ですよ……クククク
とまあ私の趣味は横に置いといて、
でも辞めたんですよ
理由はさっき申しあげたとおりです。
「制約があるからこそできるアクションにバトルシーンが全部潰れるから」
そこ逆手にとって、
「うわすごい」と書くには
まだまだ、技量が足りないと思ったからなんですよな
まあだからジャンプの漫画家さんたちは偉いとおもふのよね
よくまああんな世界観、見てる人間に納得させるよねと。
能力に制限儲けたらいいじゃないと言われても
私みたいな下手くそがやると、
作者の都合で決めたように見えてしまうんですよね
この違いは何なんでしょ( ̄∇ ̄;)ハッハッハ
なんて色々、やってて痛感したことを書いてみました。
皆さまはどんなふうに思われますか?
難しいですねぇ
何でもありと思わせないためにはどうしたらいいか。
魔法や超能力って一歩間違ったらそうなりますからね……
前にも書いたかもしれませんが
妖怪人間ベム。
急いでる時に使わないんですよねテレポート能力……




