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貴族生活の崩壊

作者: 南波英人

貴族であることに誇りはあるかと尋ねられたら私ははっきりと言える。


「ある」と。


昔と違い、血縁で決まるのではなく、現在は資格によって貴族になる。


資格を取るのは簡単だが失うと再取得は難しい。


だから一度貴族になった人々は資格を失わないように必死だ。


貴族の集会はお酒を飲んだり夢を語りあったりするが基本、参加は自由だ。


孤独を好む者、集団を好む者、理由は様々だが個人の意思は最大限尊重される。


だが、貴族の資格を失えば一瞬にして「自由」と「資金」が無くなり、その変わり「労働の増加」と「護衛」の仕事が与えられる。


明日の貴族の集会の計画を立てている時、酒場で仲良くなっていた女性の給仕人から呼び出しがあった。





「話って何?」


「赤ちゃん出来たみたい」

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