陰キャ帝国の勝利
響き渡った声の主は陽キャのリーダー高橋くんだった。
「嫌だって言ってるんだからやめてやれよ」
いつもは温厚な高橋くんだが、見たことないくらい怒った声だった。
「あ?陰キャの味方すんのかよ?お前も変人の仲間入りだな」
「嫌だって言ってるのにしつこく言うとか惨めだぞ、自覚しろよ」
「うるせぇんだよ、ガタガタよぉ」
僕は何か言わなきゃと咄嗟に言った
「だっ、黙れ!!馬鹿にするな!」
「陰キャの癖にいい加減にしやがれ!」
陽キャが殴りかかってきた。僕はビビって目を閉じてしまった。なんて僕はビビリなんだろう。その瞬間僕は、赤ちゃんの頃からの記憶を思い出した。そうだ!人生のルート直すんや、、、正しいほうへ、、忘れるとこやった。、、、
バシッ
僕はおそるおそる目をあけた。すると、高橋くんと倒れている殴りかかってきた陽キャがいた。
「ふざけんな!てめぇ」
陽キャの仲間が殴りかかってきた。僕は動けなかった。体が動かない。高橋くんはこの人数だとさすがにヤバそうだ。その時、陰キャの1人が助けに走った
「うおおおおぉ」
それに続いて陰キャ軍団が続いた
「陰キャ舐めんなぁあぁあ」
僕達陰キャはボコボコにされた、もちろんこんな事は大問題になりこっぴどく説教を食らった。本当に高橋くんには申し訳なく感じた。しかし陰キャに平和が訪れた
第5話へ続く、、、
陰キャ帝国編完結!




