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俺の夢 私の夢  作者: 金糸雀
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プロローグ

《プロローグ》


春。


それは始まりの季節。


穏やかな気候。満開の桜。


何かを始めるにはぴったりの季節だ。


俺、いぬい 夜明ゆめもまた新たなスタートを切ろうとしていた。


そう。高校デビュー。


今日4月8日は、俺の通う咲心さくしん学園の入学式だ。


今後がかかった一大イベントである。


しかしそんな俺に危機が迫っていた。


「はっはっはっ・・・。」


慣れない制服に身を包み季節に見合わない全力疾走。


かけるのやつ・・・学校着いたら・・・覚えてろ。」


中空なかぞら かける

保育園、小学校と一緒で親友とも呼べる。

3年前は俺と大して変わらなかった身長も今ではかなり差がついてしまっている。

そんな彼が・・・・・・


俺の現状の発端。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


それは昨晩に(さかのぼ)る。


「おい(かける)そろそろ帰らなくて大丈夫か?明日入学式だったろ。」


時刻は日を(また)ごうとしていた。

中学は、とある事情で都内の方に通っていたが高校入学の為、地元に戻ってから(こいつ)は毎日のように家に入り浸って泊まることも多々あった。


「おいおい夜明(ゆめ)よ。入学式は明後日だぞ…。しっかりしてくれよ。」


やれやれと首を振りながら彼は告げる。

どうやら休みボケをしてるのは俺の方だったらしい。


「それに。入学式の朝はモーニングコールの1つでもしてやるさ朝弱いお前の為にな〜。」


身体をくねらせながらゾッとするような事を言ってくる。


「お前は俺の彼女か何かっ!まぁ確かに朝は弱いけどさ…。」


結局、(かける)が帰ったのは午前3時になろうとする時だった。

目を擦り明日は昼まで爆睡することを胸に布団の中へ。

きっといい夢が・・・・・・・・・


【〜♪〜〜〜♪〜〜〜〜〜♪】


激しいスマホの自己主張にたまらず飛び起きる。


「ったく誰だよ。」


半ばいらだちながら着信画面を見ると(かける)だった。


「どうした?こんな朝早くに。」


時刻は7:45。

どうでもいい事なら、こいつをシバキ倒す所だが…どうやら睡眠を妨害しただけの事はあるようだ。


『すまん夜明(ゆめ)。入学式今日だわ。』


「・・・・・・はっ?」


『急げ!まだ間に合うはずだ!』


【ブツっ・・・ツーツーツー・・・】


入学式は8:30から。


(あいつ)・・・学校行ったら絶対殺す☆」


そう呟いて身支度を始めたのであった。




どうも、皆さんはじめまして金糸雀(かなりあ)と申します。

以前から執筆していた小説(モノ)を投稿いたしまする。

これから、どんどん投稿していこうと思うので…良かったら見て行ってくだせぇ!

超超超初心者作家ですが…この作品と共に成長出来たらなと思っております。

今後の金糸雀の活躍にこうご期待!!

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