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私は、強くなりたい。  作者: 星野 美織
藤堂ゆまり編
4/8

ゲームが始まる

恋歌グループは、

海原(うみはら) 恋歌(れんか)(リーダー)

浅野(あさの) 愛花(まなか)(副リーダー的なやつ)

(いずみ) 佐奈(さな)

真野(まの) 加奈子(かなこ)

逢沢(あいざわ) 宇海(うみ)

笠野 心優(みゆう)

の6人グループ。

ちなみに、恋歌は社長令嬢で、みんなにちやほやされている。あと、愛花は読者モデルをやってるらしい。

いじめは、恋歌、愛花、佐奈、加奈子、宇海。主にこの5人が行う。ターゲットを決めるのもこいつらだ。

他の人は、被害者を見て見ぬふり。

なんでって?そんなの決まってるじゃん。助けたら次の標的(ターゲット)が自分になるからみんな怖いんだよ。でも、私たち2人もそうしてきた。

被害者は地獄、恋歌(ボス)グループと被害者を抜いた23人は平和な日々をおくっていた。そう、私も、瑠夏も……。

そして、瑠夏へのいじめが始まった。

私は、瑠夏に

「ゆまりが私を助けたりしたら次のターゲットがゆまりになっちゃうし、ゆまりも傷ついちゃったら私も悲しいから大丈夫だよ」

って言われた。けど、もちろん私はそれに納得している訳ではない。だけど、どうすればいいのか分からない。

「ゆまり、おはよ」

「あ、瑠夏。おはよ」

あの事があっても、私たちは一緒に登校した。

恋歌たちにバレないように。

「……」

「……」

あれから会話が減った。学校のことを話すのはマズイし、正直何を話したらいいのかまったく分からない。


「はぁ……。着いたね」

「……ゆまり、あのさ、」

「……ん?」

「教室、先にはいっていいよ。私、後からはいるからさ」

「え、でもそんなの」

「いいからはやくっ!」

と、ちょっとヤケになったように私の背中を押した。


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