プロローグ
初投稿小説です。
がんばります・・・!
俺は天野 翔 17歳だ。
兵庫の姫路に住んでる高校生だ。
部活はバスケ部で、何かにハマッたらとことんやる、という性質を持っている。今はマ○オカートにハマり世界記録を絶賛更新中。もちろんバスケでもいい成績だった。そんな彼だが、今朝は久々に大声をいげていた。
「コラー翔! いい加減起きなさい!」
「えぇ!? もうこんな時間!?」
マ○カやりすぎた……!と思いながらも慌てて飛び起き、クローゼットにしまっていた制服に着替えた。
「ああー! なんで起こしてくれないんだよ母さん!」
「起こしたわよ! でもアンタが3度寝なんかするからでしょうが!!」
「スイマセン……」
母親には頭が上がらない翔であった。
机のうえに置いておいたメガネ取り朝食も食べずに急いで学校に急ぐ翔。
愛用の自転車にまたがり、坂を降りて行く。
今日は時間ないしあの道通るか!
あれ? でもなんか引っかかる。いつもならなにをやっていても必ず11時には寝るし、お母さんも寝坊しそうなら叩き起こしてくれる。なのに今日は何かヘンだ。
でもまあ考えるのはやめよう。遅刻しそうだし。
そして住宅の間の細い裏道を通る。
あそこを右に行けば……!
と右にまがった瞬間
「え」
そこにいつもの裏道の出口ではなく、長方形の真っ黒な扉が口を開けていた。
翔は為す術もなくその扉の内側に自転車もろとも入ってしまった。
その瞬間、翔は意識を手放した。