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「じゃあ僕とキスをしてもらう」
「え?」
「は?」思わず、イーサンとメアリが声を出す。
「驚くのも無理はないね。僕のテイムのスキルは生体一致
体を重ねることでシンクロ率をあげるんだ」
「オオオオオオ!」
「カミラ! 星雪花!」巨人が花びらで包まれ
切り裂かれる。
「すごい…」
「まあこんな感じかな。そんなに驚かなくても
ただの説明だよ」
「いや…」正直イーサンとメアリは、キスの契約に呆れているだけだった。
「仕方ありませんは、カリソン様。上級モンスター
をあっさりたおしてのですもの」
「じゃあさっきの続きだけど」
「すいません。時間が…」
「時間? ああそうか君はテーマー初心者だから
レンタルで精霊を借りたんだね」
「ええすいません」
「そうか、また来なよいつでも歓迎するよ」
「ありがとうございます」
「もちろんその娘と一緒にね」
「おい! どうして大精霊がいないんだよ!」精霊協会窓口で
冒険者が文句を言っていた。
「すいません今、大精霊が一人の冒険者にせんゆうされいまして…」
「なんとかしろよ!」
「すいません」
「つかええねえな!」
「そんな言うんだったら自分でなんとかしたらどうですか?」
「あ? なんだてめえ?」イーサンに冒険者が食ってかかる。
「すいません用事があるではやく終わってくれないですかね」
「くそが!」冒険者がその場から立ち去っていく。
「すいません助かりました」
「あんな苦情がきてるんですね…」
「で、どうでした」精霊協会に戻ったイーサンたちに精霊協会の
精霊が尋ねる。
「呪文で洗脳状態になっていましたね」
「そうですか…なんとか開放してあげられますか」
「ええ、なんとかやってみます」
「すいません。なんとかお願いします」
「大変です街で、大精霊が三体召喚されて戦闘を行っています!」
「さっきの冒険者ね」
「馬鹿が本気にしたのか」イーサンとメアリが飛び出していく。
「おおお! 素晴らしいさすが大精霊!」大精霊の姿をみた
冒険者がかんたんの声を漏らす。
「ん? 大精霊がめずらしいいのかい? 僕は毎日
大精霊とねてるけどね」カリソンがへいぜんといいのける。
「ますますほしくなった」
「ホーリーナイト!」最上位の召喚士ししか召喚できない
上級召喚獣だった。
「まずい。ホーリーナイトと大精霊が戦闘になれば
町がふっとぶぞ」町人が騒ぎだす。そして逃げ出す。
「ホーリナイトかなかなかいい召喚獣ですね。
ホーリナイトと大精霊が戦闘を始める。
チートで強引にテイムしている大精霊は、ホーリーナイト
との闘いでれっせいになる。
「かわいそうだな。まったくなついてないようだね
その大精霊」熟練の召喚士だった冒険者は、そのれんどであっとうする。
「おのれ! 貴様などザコだとわからせてやるわ! 融合!」
「は?」大精霊三体が融合して大精霊との
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