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りゅうの娘  作者: 猫田33
はじまりの町
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月に焦がれる雪

とある国で娘が生まれた

娘は凛とした冷たい美しさでみなを魅力しました

娘の一番の自慢は透き通るように白い手足

娘の美しさを聞きいろいろなものが言い寄った


でも娘は絶対に全てを断りました

娘は月が好きだった

太陽でさえ負ける夜の闇に負けない月の輝き

丸い優しい目も薄く微笑む口元も

月の全てが好きでした


娘は美しい手足が黒くなるのがいやなので

あつい時は地面の下におり

月に密かに文を送り

寒い時は美しい姿を表し

月に見て貰えるよう大きく体を広げた


でも月は全く見向きもしなかった

月が好きなのは光輝く太陽

太陽にばかり美しい顔を見せる

そのうち娘は地と結ばれてしまった


でも一番美しい時は月が気まぐれに顔を向ける時

とうとう大地は娘を雪に変えてしまいました

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