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りゅうの娘  作者: 猫田33
紡ぐ
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番外 西の彼方

それからの語り手と彩明の話

私は、生まれて育った地を離れ北に進み羊と野で生きる放浪の民と会った。


それから南西へと進路を向けた。そこには太陽に負けない強く明るい砂漠の民が迎え入れてくれた。


さらに西へ進むと大きな人達が争いあいたくさんの血が流れていた。でもたくさん面白い人や物が多く"アート"という見て感じたことを話すことを覚えた。だから私は、語り手さんに綺麗可愛いと言ったら困った顔をされた。


海の向こうに島があるというので船に乗って海を渡った。"パイレーツ"というのが襲ってきたので倒したり、大きなタコとお友達になった。


そしてたどり着いた場所は今までいたいた場所より小さい島だった。だけどとても活気があって血の気の多い人達が住んでいる。でもまじないや"フェアリ"という妖怪に似た生き物が住んでいて楽しい場所だった。


「語り手さん、世界って広いね」


「そうだね。いろんなところに行ったけれどまだまだ行ってないところの方が多いくらいだ」


「それって語り手さんと旅出来るところがもっといっぱいあるってことだよね。楽しみだなぁ」


私は、これからのことを考えて自然と口元が上がるのがわかった。これが楽しいということなのも語り手さんに会って初めて知ったこと。


「今度は南に行こうか。南は行ったことないんだ」


いつもと同じ調子だけど、その言葉の響きが楽しげで胸の辺りがぽかぽかする。語り手さんが楽しいと私も楽しくなるのが不思議で楽しい。


「でもその前にいったん不撓寺に戻って蒲公英を植えよう。きっとみんな待ってる」


「そうだね、時間はいっぱいある」


ヤーミ姫の"呪い"は"祝い"になった。私と違い短命な語り手さんは不死となった。遠い遠い先に苦しむことになるかもしれない。でも今は、この叶った夢を楽しみたい。


「戻ろうか、中華国(ふるさと)に」


「はい、語り手さん」

地図上で見れば中国からモンゴルへ行ってシルクロードを通ってヨーロッパ、最後にイギリスに行った感じです。南の国は、アフリカ大陸とかかなと。

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