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嫌な予感
※この話はフィクションです。この話に実在する人間はいません。
私は仕事が終わり、家に帰る準備をしていた。
(今日はお兄ちゃんが早く帰って来るって言ってたから早く帰って夕飯作らなきゃ…)
お兄ちゃんはは私より忙しい。私が働き始める少し前から働いていたこともあり、私より地位が上だからだ。
そんなお兄ちゃんが久しぶりに早く帰ってきて一緒に夕飯を食べられるというのだ。急いで帰らなくては…。
(うれしいけれど、なんだか嫌な感じがする。少し急ごう…)
家に着き、戸を開けてみた。鍵は締まっている。まだ帰っていないのだろうか?
二階に向かってお兄ちゃんを呼んで見る。返事はない。本当にまだ帰っていないようだ。
(嫌な予感は気のせいだったみたいだ。よかった。)
とりあえずご飯を作る。今日はお兄ちゃんの好きな唐揚げにしよう!
唐揚げが揚げ終った。それでもお兄ちゃんは帰ってこない。
(唐揚げさめちゃうよ。ちょっとお兄ちゃんの職場まで行ってみようかな?知り合いも多いし…でも、迷惑か…)
もう少し、もう少し、と言っているうちにいつの間にか朝になった。私も仕事に行かなくてはならない。
(お兄ちゃんまだかな?昨日の嫌な予感。もしかして…)




