兄妹で家出
朝5時アレンはローラを起こした
アレン「ローラ一緒にこの家を出るぞ」
ローラ「この家出るお金ないよ」
アレン「お金貯めたから大丈夫だ」
ローラ「分かった」
アレン「出るなら今のうちだ」
ローラ「行く」
アレンとローラは家を出た。
ローラ「お兄さんどこまで行くの?」
アレン「もうすぐつくさ」
朝9時
アマンダ「アレン・ローラさっさと起きな」
バンッ
しーん
アマンダ「あのバカ兄妹どこに逃げたわけ?私から逃げれると思うなんて、100年早いわよ」
近辺を探したが二人の姿がなかった
アマンダ「可笑しいわね。まさか家出?」
アマンダは神殿に行き騎士に泣きすがった
アマンダ「ゔぅ…ひっ…くっ」
騎士「どうされましたか?」
アマンダ「うちの子が居なくなってしまったんです」
騎士「どんなお子さんですか?」
アマンダ「息子は、貴方より一回り小さく黒の髪に蒼い瞳でグレーのシャツに黒のズボンを履いてます。息子に、くっつき娘も居ます。娘は黒い髪に蒼い瞳でグレーシャツに白のスカートを履いてます」
騎士「分かった。こちらでも探してみましょう」
アマンダ「あぁ…有り難うございます」
その一方では、
侯爵「君たち私の子にならないか?」
アレン「俺は、大丈夫です」
ローラ「ぼくも、大丈夫です」
侯爵「住む家は、ここか?」
アレン「はい」
侯爵「この家だと、冬を過ごすと凍え4んでしまう。家を与えるから馬車に乗りなさい」
アレンとローラは、侯爵様の行為に応じた
騎士「アッシュ様着きました」
アッシュ「有り難う」
アレン「凄い」
ローラ「美しいです」
アッシュ「有り難う」
アッシュの後に、アレンとローラも着いていった
アッシュ「フィーネローラに、お風呂を入れてあげて」
フィーネ「分かりました。旦那様」
アレン「あの俺一つの国を造りたいです。なので、色々教えて下さい」
ローラ「私は、洋服を作りたいです」
アッシュ「分かった」
フィーネ「では、ローラ様お風呂に入りにいきますよ」
ローラ「はい」
ローラは、フィーネの後を追った。
アッシュ「アレンどんな国を造りたいんだ?」
アレン「難民が居なくて、争いもなくって平和な国です」
アッシュ「大変だが、それでも国を造りたいか?」
アレン「はい」
アッシュ「まずは、読み書きは出来るか?」
アレン「分かりません。家が貧乏で俺も、ローラも学園にいってません」
アッシュ「両親は、働いていたのか?」
アレン「いいえ!父親は、病弱で仕事出来ません。なので俺が働いてました。母親は、いつもどっかにいっててお金使いが荒かったです」
アッシュ「大変だったろうに」
アレン「大丈夫です」
アレン(だって、日本にいた時より仕事は楽だけどお金が少ないのは辛かったなぁ)
アッシュ「アレン君も、お風呂に入ってきなさい」
アレン「分かりました」
アッシュ「キース」
キース「はい!旦那様」
アッシュ「アレンを、お風呂に入れてやってくれ」
アレン「大丈夫です。もう、成人してますから」
アッシュ「ならお風呂場まで案内を」
キース「分かりました」
ローラ「良いお湯だった」
アッシュ「ローラ確か君は、洋服を作りたいんだったね」
ローラ「はい」
アッシュ「じゃまずは、勉強しないとな」
ローラ「私、勉強出来るんですか?」
アッシュ「ああ!」
ローラ「嬉しい」
アッシュ「良かった。そろそろご飯にしよう」
ローラ「でも、まだ兄さんが居ないです」
アッシュ「大丈夫だ。そろそろくる」
ローラ「あ!本当だ」