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守護者となった退魔師と勇者の異世界譚  作者: 黒猫
生徒会総選拠篇
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生徒会総選拠

イベント当日

「俺が知らない間にそんなことがあったとは。」

「ごめんなさいイツキ君。」

「気にすることはない。……学園長の気まぐれは今に始まったことじゃない。」


闘技場では立候補者4組が並んでいた。

ヒナ副会長率いるのは

イツキ、リカ、イリヤ、イロハ、マリア、コリー書記

モブ集団………マルフ率いる噛ませ集団に

フェルト姫がいた。

その集団にコウガ、サラ、グレン、アレク・シュナイダー、リンク、セーレ・アノーン


「なぁリカ。…」

「あーん。」

「フェルト姫の所にいるセーレって娘見たことあるか?」

「なにいってんだよずっと居たじゃねーか。忘れてんのか。」

「そうか……。」


イツキはフェルト姫陣営にいるセーレという娘が気になりリカに聞いたところ俺達の仲間と言われた。ボケてはないのだが気になっていた。イロハに聞いても同じこといわれたのだ。


《やって参りました。時期生徒会を決める総占拠!実況はサクラノ・クリム》

《この僕がやるよ。このイベントは最後まで残った1組が時期生徒会となるよ♪頑張ってね♪この勝負の決めてはお互いの陣営にあるフラッグを取るか殲滅した組が勝つよ♪》

《さぁ最初のファーストバトルは!

頼まれたら断れない便利屋ヒナ副会長》

「それどういう意味ですか!」

「それって俺も入るか?」

「まぁまぁ。」

《対するは何の特徴もないモブ野郎集団だね。》


会長……モブたち泣いてるよ。やめてあげて


「さぁ大将はこのルーレット版に手を置いてねそして選択チョイスっていってね♪」


学園長はポケットから石板を取り出した。互いの大将が手を置いた。それって人類の存亡を掛けた戦いをやる気ですか。


選択チョイス


「出たよ♪戦場は砂漠だよ。頑張ってね。そうそう使い魔は読んでいいからね♪」


両陣営は砂漠に転移した。そこは灼熱の砂が広がるエリアだった。砂の上に旗があるだけで砂しかなかった。


「まずは砂漠なら砂漠の戦いをする。」


幻符【蜃気楼】にて旗を幻覚で消して、妖力で旗を増殖させたように錯覚させた。さらに砂漠なので移動するのに面倒なため、風符【ホバー】にて浮かせる。リカは使い捨てオプションギア『砂爆さばく』の札をばら蒔き地雷を張った。

ヒナは鬼人の力を使ってエリア全体の情報体を読み取って敵陣営の旗を確認した。さらに使い魔である桜天使シュリッツを呼び、憑依させる。桜の翼にて敵陣営の1人を上空から桜魔法にて討ち取った。これにより敵陣営は総崩れを起こした。

それを見計らいコリー書記は巻物を広げ、魔物の絵を書き出した。魔力を注ぐと墨で鳥の魔物を召喚して空へ飛んだ。墨の鳥を複数絵描いて囮を呼ぶ。

イツキも情報体を読み取って敵の位置を掴んだ。オプションギア『幻影まよえるもの』を発動して姿を消す。さらに砂符【砂漠蔦】を用いて砂漠の砂を操り敵と使い魔を拘束する。さらに氷の炎にてエリア全体を氷付けにした。ヒナ副会長は歩きながら敵の旗を取って勝負が終わった。

そして闘技場に転移し戻ってきた。


《勝負あり!勝者ヒナ副会長チーム!》

《みんなの連携がよかったみたいだね♪》

《さぁ!引き続き次はフェルト姫率いるドS女王チームだよ。対するはマルフ率いる僕たちは噛ませだぁよ。」


『『誰が噛ませだぁ!!』』



時間経過キングクリムゾン!!


………………………

……………………

………………

…………

……





《勝負あり!あれいつ終わったんでしょうか?》

《記憶がないなら映像で確認してみれば♪》

《確認してみましょう。勝者フェルト姫率いるドSチーム!昼休憩後に決勝を始めます。》


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