表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
85/219

彼のいない間に

生徒会室ではヒナ副会長が最後の執務に追われていた。置物会長のサクラノ・クリムは机に置いてあるウサギの形をしたお菓子を食べているだけで他の役員は時期生徒会やら月決算やらやっていた。


「皆……やってるねぇ。」

「会長……あなたも手伝って下さいよ。大変なんですから。」

「だって私会長なんだよ偉いんだよ。すごいんだよ。」

「ない胸をはっても……。」

「ヒナよりあるからいいもん。」

「……。」orz

「副会長!」

「時期生徒会決めるなら面白いことやろうよ。」

「なんですか?それ。」

「えーとね時期生徒会をきめるに当たって、陣地を取り合う生徒会総選拠せいとかいそうせんきょとかどお?」

「おもしろいわねそれ。」

立ち直ったヒナ副会長はサクラの案をいいねした。

「うん♪おもしろいね。それ♪」

「らフィフちゃんやっほー!」

「やっほー♪予算は確保してあるから明日に学園全体に通知したのち1週間後にやろうよ。」

「いきなりですね……。」

「ヒナちゃんはまだ2年生だから来年も出るんだよね。」

「えぇ。」

「候補は決まってるの?」

「だいたいは……」

「なら…暇そうなイツキくんなんてどう?」

「彼は生徒ではないのですが……。」

「いいのいいの♪学園長権限でやってあげるから。」

「そうですか。わかりました。彼に報告します。」

「いいよ。それはそれで面白いし♪」


イツキが知らない間に勝手に生徒会への候補とされた。イツキが依頼で遠くまで行っていたので、知ったのはイベントが始まる1日前だった。

ブチギレたイツキは学園長を殴りに行ったが、どこにもいなかった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ