無慈悲
「無様だな。このくらい避けられないで何が勇者か。」(転生魔王風)
だって学生並みの速さだもの
コウガが初めてイツキと戦ったときの戦闘力よりも劣っていた。
「く……うぅ……」
苦し気に立ち上がる勇者(爆)
「その程度か?」
「そんな……わけ……ない!!!僕は前の僕じゃない!リースに魔力の扱い方と魔法を習ったんだ!」
《火よ!玉となり相手を倒せ!》
【‘火弾’!】
勇者(爆)は火の玉を放ってきた
ファイヤーボールの詠唱を初めて聞いたわ
それも一つだけってのがなんとも言えないwwwww
「これが僕の新しい力だ」
初級魔法だよwww?
初等部で初めて習う魔法だよ
出来て当たり前の初級魔法でドヤ顔とか
「あwwwほwwwかwwwww」
飛んできたすかすかのファイヤーボールを息で吹き消した。
「そんな……」
絶望しきった顔wwwいただきましたーwwwwww
「あのさぁwww?新しい力かなんか知らんがよwww初級魔法でドヤ顔されても困るんだがwwwww」
リカの言葉にうんうん、と頷く我がクラスメイト達
「俺に勝ちたいんならさぁwwwこれくらいはやってもらわないと」
俺は無詠唱でファイヤーボールを1億作り、後ろに待機させた。
実際リカに喧嘩売るなら、この世界の全生物を連れてこなくちゃ喧嘩にすらならない。
と言うよりリカと喧嘩(手加減して)出来るのは使い魔達だけだ。
本気で喧嘩出来るのはイツキぐらいだろう。
まぁ話はこれくらいにしてwww
「眠れ、勇者(爆)」
止めていたファイヤーボールを全て放つwwwww
「う、うわあぁぁぁぁぁ!!!」
顔を青くして顔を腕で覆う勇者(爆)
当たる!
と思った所でファイヤーボールが全て消えた
「大丈夫か?カイト」
「イフリート!」
ファイヤーボールを消した張本人www
炎の属性神の子供イフリート(♀)が現れたwww
「頬を怪我してるじゃない!今治すわ!」
「ありがとうウンディーネ」
勇者(爆)の殴られた頬を治す水の属性神の子供ウンディーネ(♀)www
「うちらが来たからには絶対に負けないよ!」
「そうだね!シルフィード」
ボーイッシュな風の属性神の子供シルフィード(♀)www
「眠いのじゃ」
「帰って寝ててもいいよ?ノーム」
「いやじゃ!」
目を擦る地の属性神の子供ノーム(♀)www
「どんな相手でも俺が倒す!」
「頑張ろうね!フルメニス!」
俺っ娘の雷の属性神の子供フルメニス(♀)wwwwww
ウンディーネとシルフィードとノームは、地球では精霊だしなwwwwww
「使い魔か。六対一とか卑怯すぎワロタ」
「ならお前も使い魔を出せば良いだろ!」
「そのつもりだ。こい。馬鹿どもwwwww」
リカは指パッチンして。サタン、レヴィ以外の5大罪を術式を展開させ呼んだ。
レヴィは彼女とデート中らしい。爆発すればいいのに……
「ヴぉぉい!三枚に卸して欲しいのはだれだ?」
剣を構えリカに聞いてきた傲慢
「アホの隊長煩いですよ。」
本を読んでいたカエル頭の強欲
「面倒なのに…。」
だらだらしてポテチを食べている怠惰
「誰を食べればいいの?」
ベルのポテチを盗み食べている暴食
「面倒事好きなのねリカちゃん。」
エプロンを身につけて料理をしていた色欲
ここにいるのは我が最強で最凶で最恐の使い魔達
だが、最も馬鹿な奴等だ
「なぜ呼ばれたの?」
「ぅぉい自然属性神の子供が全員揃ってるぞぉ!」
「勇者(爆)が決闘をふっかけてきたんで、使い魔が全員出てきた。」
「えぇそんなことで呼ばないでくださいよぉ。」
「はいはい。愚痴はそこまでよ。早く終わらせないとボスが暴れだすからね。」
手を叩きアーロン達を冷静にさせ戦闘状態に入る。
「それがお前の使い魔か!!」
唾を飛ばしながら言う勇者(爆)
きったねwww
「使い魔だが……どちらかっつぅと家族だなwww」
「「「「嬉しいこと言ってくれるじゃないの」」」」
アーロン以外はそう言った。
「でもね、こっちはみんな属性神なんだ!お前の使い魔ごときには負けないよ!」
「「「「「そうだ(よ)(じゃ)(だね)」」」」」
あらまwww
コイツらアーロン達大罪に気づいてないのかよwwwwww
「ふははは。わたし達相手に負けるきがないだとWWWWWW」
「ふんっ!天使や墮天使、悪魔にカエルごときが俺たちに勝てるわけないだろ!馬鹿なのか?」
フラスをカエルって言いやがった!
「今……僕のことを何て言った?」
ぬwww?
「カエルがなんだよ?お前の力じゃ俺にすら勝てねぇぞ!」
と言って高らかに笑う雷の属性神wwww
「私がカエル……か。は、ハハハ……フハハハハハハハハハハハハハハ!!!…コロス」
「カエルWWWいぶしっ!?あっぶねぇ」
いつもバカにしていたベルがフラスの白い糸に刈り取られたがそれは本だった。
「煩い。勇者以外は僕が噛み砕く。……いいな?拒否権はない。」
鋭い目付きで威圧してくるフラス
あ、そだ
「フラス……我が家の家訓その三は?言ってみるが良い。」
「売られた喧嘩は絶殺!」
フラスは答えた瞬間駆け出し、属性神達の間をすり抜け戻ってきた
おそらく属性神達は見えなかったんだろう
「今、なんかしたか?」
と炎の属性神
ほらな
「さらばだ、出落ちのクズ共。」
魔糸魔法【刻斬破刧】
「は?何を言っているのよ――」
バラバラ…
どの属性神が言ったかわからないが、誰かが言った瞬間属性神達がバラバラと崩れ落ち肉塊になったwwwwww
グロテスクなのもご愛嬌www
肉塊になった瞬間送還された
フラスは通り様に魔糸魔法……錬獄の礎にて相手の体内に糸を送り込み駆逐してやった。
「イフリート!ウンディーネ!シルフィード!ノーム!フルメニス!く……貴様ぁぁ!!!」
勇者(爆)は涙を流しながら特攻wwwwww
男の涙とかwww
「「きめぇwwwWWW」」
タイミングをみて勇者(爆)の右頬をハイキックしたらwww
ベルも左頬をハイキックしてた
勇者(爆)はフラフラと倒れそうになるがwww
「おきろ。」
「ギャアァァァァァァ!」
アーロンに腹部を剣を突き刺され気絶できなかったwwwwww
「いいぞ!もっとやれー!」
「そうだ!もっと痛め付けろー!」
「トラウマを植え付けてやりなさい!」
「遊ぶなよ…。」
等とクラスメイト達の声
何気お前らも鬼畜だな。
「僕は勇者なんだ…負けるわけには……」
と、痛みに耐えている勇者(爆)
「てゐ!」
「キモい!」
メチュ…
ジェラスとベルの拳がフラフラ勇者(爆)の両頬を打ち抜いた
「寝るな」
「ギャアァァa(ry」
また気絶しそうになったからアーロンが三枚卸しの要領で斬りつけた。
「僕は……勇……者…なんだ……僕は……正しい……んだ!」
立ち上がるなよ愚勇者wwwww
腹部に穴が空いている。
「さすがにウザイなwww消えてもらおうかwww全員帰還w」
ガシャ
俺の言葉に我が使い魔達は帰ると、M63という機関銃を各自二丁出し構える。そして空中を漂うようにライフルが無数に待機している。さらに動いたら反応する地雷が設置している。
実際、機関銃の二丁持ちは反動が強いためNGなんだが
「俺らには関係ないwwwってぇ!」
俺も構えて撃つwww
ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ!!!!!!
全弾命中
倒れ伏す負け犬こと勇者(爆)
ここで一言
「やったか?」
「鬼畜だな。」
イツキにそう言われた。
最高の誉め言葉をありがとう!
華麗なる生存フラグで立ち上がる勇者(爆)
「僕は負け……ない!僕は正しいんだぁぁぁぁぁ!」
叫び駆け出す愚勇者(爆)
「煩いwww」
ドドン!
マグナム二丁で愚勇者(爆)の両足を撃ち抜くwww
ドタ!
当然前に倒れる愚勇者(爆)
「魔物とも話し合えばいいんだ……魔法は幸せになるためにあるんだ……」
這い寄る血だらけのゾンビ、愚勇者(爆)
マジでGなのかwwwww
その生命力はありえんだろwwww
「気持ち悪い……悪魔の叫び」
気持ち悪くてもそれは使わなくてもよかったが。まぁいい。
愚勇者(爆)は上から降り注ぐ禍しい光によって焦げていく
「ぐあ……ぁが……僕はぁぁぁぁぁ!!!!」
勇者は黒焦げになり誰だか判別できないようになっていた。これで決闘は終わりを告げた。