2曲目
『はい!マリアから代わりまして、ヒナです!!
え~っと、………イツキくん、次何言うんだっけ?』
『『『おぉい!?』』』
まさかのヒナさんのボケに会場の心が一つになった瞬間だった。
『フフフ、冗談よ。
では改めて、マリア・クロスに代わりまして、ヒナ・ティタールです。
先ずはみんな!今日は音楽祭に来てくれてありがとう!!
こんなに沢山の人が観に来てくれて生徒会長としては本当に嬉しいです!
楽しかった学園祭もこれで終わってしまうけど、最後まで盛り上がって行くわよ!!』
『『『『オォォォォォォォォォォ!!!!』』』』
うーん、流石は生徒会長。人を乗せるのが上手いな。
『さて、次の曲はマリアの曲に引き続き元気の出る歌です!
そこで!みんなにも一つお願いがあるんだけどいいかしら?』
『『『『いいともーー!!』』』』
相変わらずノリのいい人達である。
『それじゃあ、私が右手を挙げたらその手を下げるまで手拍子してね!
練習はしないから、ぶっつけ本番で行くわよ!!』
『『『『ウォォォォォォォ!!!』』』』
『それじゃあ行くわよ!
せーの!!』
と、どうでもいいことを考えているとヒナさんが右手を天高く突き上げ、観客席から大音響の手拍子が聞こえてきた。
そして、暫くしてからヒナさんが合図を出してきたので俺たちも演奏を始める。
こっちへ来てと手を伸して沈黙を破って幻想的に踊るよ
見えてくるのはわたしのステージ
やっと会える!
私はときめきの絶好調
あなたはあなたがします
同じ翼で飛べる!
夢に向かって立ち上がれ
もっと飛んで羽ばたけ
散らばる軌跡を I'm a Dreamin' Girl
止まらない消えない君と咲きたい
声を上げなければならないのはわかってる
届かない想いがある ドラマティック!
描くのは僕らの宇宙へと
ゆくのさぁ
わたしのステージ
あなたの思いが同じ翼で飛べる
夢に向かってゆけ
もっと飛んでゆけ
幾星霜の時を経て
散らばる思いは I'm a Dreamin' Girl
止まらない
止まらせない思いは君と描きたい
声を上げなければならないのはわかってる
届かない想いがある ドラマティック!
描くのは僕らの夢
気分がいいの私は
ワクワクが最優先
あなたは笑顔になるラブ・ブレッシング
あれこれいらないものは消して
リアルを越えようぜ 世界の向こうへ
You're Dreamin' boys
彼女を燃やしている
満開の桜が 炸裂する
夢に向かって走り抜け
もっと飛んで羽ばたけ
ハートスパークの瞬きは奇跡
散らばる軌跡は I'm a Dreamin' Girl
信じたいわ この先を
世界中全部 変えてしまえば 変えてしまえば
ここで一緒に変えよう