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追憶のコンフェッショナル  作者: ティプトリー
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登場人物紹介ー魔王討伐メンバーー

登場人物紹介

〈魔王討伐メンバー〉



♦︎シルヴィオス(今作の主人公)


天空の島でしか生息していない希少種、天使族。

人の世で魔王が復活した際、天空の島へ力ずくで侵入してきたジーク達に助力を請われる。

他の天使が全員断った中、唯一地上へ降りて人間に力を貸す事を決めた。

それは天使種族の中の使命を破棄する、種族にとっては裏切り行為に他ならない。

天空の島へは物理的にも帰る事が出来なくなる事を分かっていながら、シルヴィオスはジークを助けに島を離れてしまう。


性格は天使の名にふさわしく優しく慈悲深い。

その一方で同情心が強すぎる事で、一時の感情に流されやすい欠点がある。

知識も能力も文句なしに優れているが、一方で慣れない人の世界で振り回される事も多い。

物腰の柔らかい自己主張をあまりしない男だと思われがちだが、実際は天空一好奇心の強い、頑固な天使である。

魔王討伐の旅では、性質が真逆のジークとは犬猿の仲だったが……


見た目は25歳前後の青年。天使族は長寿のため、実際の年齢は不明。

蒼い瞳に銀の髪。176センチのすらりとした姿の美しい青年だが、魔王討伐の道中はまだ人間の感情に疎かったため、何人もの女性を無意識に泣かせてきている。



♦︎ジーク・ドラフ(今作の主人公の一人)


世界一の大国、ブラウディアン王国の騎士隊長。

最年少で騎士隊長に任命され、その後千人隊長まで務めるものの、本人の意思で辞任した優秀な戦士。

魔王復活の際、今後の世界情勢の混乱を誰よりも的確に見抜いていた。

とある魔物との戦いで天使の力を渇望するようになり、力技でシルヴィオスが暮らす天空の島へ侵入し、助力を願い出る。


性格は冷静沈着だが、腹の底では激しい情熱を秘めている。

人並みはずれた胆力の持ち主であるため、覚悟を決めると何としてでも目的を達成させようとする意志の強さがある。実際に有言実行、無言実行を地でいく男。

周りからは尊敬されている一方で、ついていけないと思われている事も多々ある。

シルヴィオスの事は能力的には信頼しているが、優柔不断な甘い男と一歩引いた目で見ていた。


見た目。189センチ、大柄で筋肉もあるので威圧感がある。

(魔王復活の時は23歳。本編では28歳)

ダークブラウンの髪に、テンペストストーンのような瞳。(ダークブラウンに黄色や赤、青色が複雑に混じった色)

男らしいハンサムな顔立ちをしているため、本人に自覚はないが女性受けは非常に良い。

しかし、前述のジークの性格についていけなくなる女性も多い。

ファンクラブもあるようだが、割合は男性の方が多いのだとか……。



♦︎マーカス・アーサー


運命の女神に選ばれた、魔王を討ち亡ぼす勇者。

魔王復活の混乱時、たった一人の肉親である弟のエイジアと生き別れになる。

そこからずっと弟を探して旅をしていたが、ブラウディアン王国近辺まで来た折に、偶然シルヴィオス達と出会う。

その後、運命の女神に勇者として選ばれた事で、魔王討伐の旅に出ることになる。


性格は困難から逃げない真っ直ぐな気性の持ち主。明るく思いやりのある性格で、苦労してきた事もあってか、最年少ながらも頼り甲斐のある包容力を持つ。

そんなマーカスの唯一の心の拠り所が弟のエイジアである。

女性の扱いは全く分かっておらず、アーニャを焼きもきさせる事も多い。


見た目。オレンジの明るい髪に、金色がかったブラウンの瞳。そばかすがチャームポイント。

(女神に選ばれた際は12歳。本編では16歳になろうとしている)

身長は165センチ。アーニャと身長が変わらず、思ったほど伸びない事がコンプレックス。



♦︎ルー・オリンズ


ブラウディアン王国の隣国であるエッツェル国の選任魔術師。ジークとは隣国としての交流を通し、古くからの付き合いがある。

ジークから魔王討伐のメンバーのオファーが入った時、まだ幼い孫を一人にする覚悟で参加した。

天空の島へはついて行かなかったが、ジーク手段を選ばないやり方に内心危惧を抱いていた。

種族を裏切り、人間を守るシルヴィオスには感謝の気持ちしかない。


性格は、最年長(シルヴィオスを除く…?)にふさわしく、常に落ち着き、周囲に気を配っている。

(討伐に加わった時は68歳。本編では72歳)

その豊富な知識と技術力で、彼の呼びかけでパーティーが落ち着きを取り戻した事は何度もある。


見た目は白髪、白髭の老人だが、背筋は伸び、気品ある佇まい。グレーの瞳には叡智が詰まっていると、エッツェル国では非常に信頼されており人気が高い。


♦︎アーニャ・ルイーダ


精霊使いの金字塔、ルイーダ家の正当後継者。幼い頃から精霊を呼び出す事が出来き、その才能はルイーダ家の始祖も超え、精霊の女王と呼ばれている。

魔王の出現で精霊の存在が人の世から切り離され出している事にいち早く気付いていた。

旅の途中でマーカスらと出会い、旅路を共にする事に。


性格は勝気で、精霊の女王と呼ばれていただけあり、自尊心は高い。

引く事を知らない性格だったが、マーカスと触れ合う事や、世界を知ることで、謙虚さを学ぶようになった。

マーカスを愛しているが、想いが全く届いていない事を本人も自覚している。


見た目は金髪碧眼。まさしく精霊の女王の名に相応しい美少女。

一つにまとめた長い三つ編みがお気に入り。

(旅の当初は14歳だった。本編では17歳)

身長が165センチと、マーカスと変わらない事で、身長にコンプレックスがある。



♦︎ランディス・オリヴィア


ブラウディアン王国の騎士の一人。ジークの右腕。副隊長。ジークとは騎士候補生時代からの友人で親友。

魔王復活の際、ジークの焦りを唯一理解していた。

ジークの実力には届かず、考え全てを理解仕切れない事を分かってなお、側で支える事を決めている。



性格は明るいムードメーカー。いたずら好きで女性が大好き。恋バナも好む為、周囲からは軽薄と見られることもある。

だが戦いのプロらしく、わざと相手の懐に踏み込んで、冷静に様子を伺っている所がある。

ジークを近寄り難いと思っている人間でも、ランディスには相談できると言う人間は多いが、それがランディスが計算しているかは誰も預かり知らぬ事である。

最後の魔王戦では、メンバーを魔王の元へ届ける為に、魔王の副官を一人で引きつけ戦った。


見た目。琥珀色の瞳の持ち主。くすんだ麦色の髪を一つに束ねている。(シルヴィオス曰く、大型犬の尻尾のようとのこと)

182センチと、ジークに並ぶ巨躯だが、明るい性格の為かジーク程の威圧感はない。

本人も女性に怯えられないと満足げの様子。

(魔王復活の時は23歳。本編では28歳)


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