FILE3:経験豊富
言葉ばかりの小説だな・・・。
―放課後―
そういえば俺と満田は一緒に帰る約束をしていた。
実をいうと部活は同じ男バスだ。満田が2年のトップで俺が2番目。
一緒に帰るということは満田の彼女のことを聞けるじゃん!!
「満田!帰ろうぜ。」
「あぁ。あっちぃな。」
「めずらしいな、満田があんなに真剣にバスケやってるの。」
「なんか今日はやる気になったんだ。」
「ふーん。ところで満田って彼女いるのか?」
「いねぇよ。」
「あんなに朝ラブレターもらってんのに?」
「全部断ってるから。」
「なんで!?」
「俺は好きなやついねぇし、誰とも付き合う気はない。」
「付き合えばいいじゃん。
お前どうせ学校一の美女の西園寺華恋にももらってんだろ??」
「もらったけど、俺、女嫌いだし。」
・・・なぬっ!?
女が嫌いだと??なっなぜ!
モテてんのに・・・。その美形と天才的なところを俺に譲ってくれ!!
「何で女嫌いなんだよ。」
「俺の姉ちゃんが強暴だったから。」
「姉ちゃんいたのか。」
「もう独立したけどな。」
「何があったか知らないが女が全部そんなやつとはかぎらねぇぞ。」
「そうだろうけど・・・。」
どうやら姉ちゃんとなんかあったらしい。
何があったんだか・・・。
「ということは彼女いたことないの?」
「あるよ。小6のとき。」
「だれと?」
「西園寺華恋と。」
「西園寺と付き合ってたのか!?」
「そうだよ。小6だからあんなことやこんなこともしたな・・・。」
「あんなことって・・・。」
経験豊富なやつだ!俺もしたことあるけど・・・。
てことは西園寺の処〇はこいつに奪われたのか?
へんなやつだ。性格意味不明なのにモテてさぁ・・・。
何でこんなに性格意味不明なんだ・・・。
満田!解説してくれぇ・・・。
満田目線での満田の性格の解説はまだまだあとです。
そのうち出てくるかも・・・??