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村の異変

あの後、僕は神様と長い打ち合わせをして、現地衣装に着替えすぐにログインする事になった。

既に半日過ぎたが、予約特典である前日ログイン権を神様は持っていたからだ。

そこで、すぐにでもログインした方が有利だろうとの神様の判断だ。


とは言え、新規のゲームは参加者のほぼ半数以上が予約特典を貰っているらしい。

スタートダッシュをかけようとしているプレイヤーも少なくないだろう。

通例ROGの大会の予選は何か所かに分けて行われるらしく、一か所辺りの予選への参加者は大体一万人ぐらいとの事だ。

各所の予選を通った者が大会本選へと駒を進める事が出来るという、オーソドックスな勝ち上がりのシステムの様だ。


僕達プレイヤーのキャラクターはログインをすると、この世界の生活圏近くへランダム配置される。

人里まで一週間もかかる山奥に配置されてしまっても、生き残れない可能性が高いからだ。

まぁ、当たりハズレがあってはいけないとの配慮からの事だろう。

予選会の舞台となる世界の条件はこうだ。


ワールドは地球型惑星

自転周期30時間

公転周期400日

地軸の傾きが無いので季節の概念は無い

月みたいな衛星が無いので潮の満ち引きが無い

統一言語(僕の日本語は勝手に統一言語に翻訳されて伝わる)

プレイヤーのキャラクターへの憑依は自由(但し、神力及びキャラクター能力以外の能力や魔法の使用は禁止)

規定外の物品の持ち込みは禁止

キャラクターの死亡後100時間以内に蘇生措置の無い場合は失格、強制ログアウトとなる


神様に教えられたゲームの概要はこんな所だろうか。


僕は今、ログインした場所から最も近い村へ向かって街道を歩いて移動している所だ。

ログインして解った事だが、ステータスの確認・スキルや魔法の取得は僕の方から見る事は出来ない。

基本、神様にお任せである。


今現在、ログインしたばかりの僕の手元には地図が無い。

なので、神様の誘導に従って進行方向を決めているのだ。

予選範囲の地域のマップをプレイヤー画面で見ている神様からの指示である。

そんな機能を神様が持っているなら僕に地図なんていらなそうではあるが、四六時中指示を出してもいられる訳では無いとの事だ。


僕が自分で判断して動く場面も多いらしいので、判断材料となる地図の入手は必須との事だった。

でも地図って昔は取引が禁止になるぐらい重要な物なんだよね。

この世界ではどうなんだろ?

取り敢えず僕のすべき事は、この地域の地図を手に入れてこの地域の地形や町村の位置を把握する事である。


そんな訳で、まずは神様の指示で一番近い村へ向かっている。

ただし、街道をただ歩くのでは勿体ない。

初期装備のナイフを装備して振り回し、スキル上げをしながらの徒歩である。


現代人の僕には武器のスキルが何も無い。なので、何でもいいから手に持って振れば最低限の武器スキルぐらいは得られるらしい。

神様の指示で僕がナイフを一振りすると、ナイフの武器スキルがレベル0で所持スキルリストに現れたそうだ。

今後の事を考えたらナイフのスキルは必要になるハズだ。サバイバル的な意味でも。

これで野生の肉食獣の相手が出来るとは思わないが、心の保険として僅かな安心感が湧いてくる。


神様曰く、このワールドは天界・人界・魔界とあるが相互不干渉になっているらしく、人界にモンスターは居ないらしい。

しかし、モンスターの類はいなくても食物連鎖があるので、当然地球にいる様な熊・虎・ライオンに類する肉食獣がいる。

まぁ、食物連鎖が無い環境では生物は育たないので、肉食獣がいなくてはおかしいのだ。


モンスターがいないと言う事は、モンスターをひたすら倒してゲーム得点を稼ぐ事が出来ないシステムという事だ。

ゲームの大会であるからには他のプレイヤーよりも得点を多く稼ぐ事が、最終的に優勝者を決める基準にはなっているのは間違いない。

そうなると、この大会は何をすれば得点になるのかを把握して、自分で得点源を見つけていかなくてはいけないと言う事だ。


ウチの神様は優勝を狙っているみたいだから、どう行動するのが高得点になるのかの予想は既に立てているのかもしれない。

あのスキルを選択したのもそう言う事なんだろう。


予選の舞台であるこの世界は、国同士の戦争が頻繁に起きているって設定であるらしい。

ひょっとしてモンスターの居ない世界では、戦争に参加してより多くの人間を殺すのが得点の一番の稼ぎ方かもしれないな。


”タロウ、そろそろ村が見えて来るハズですが見えますか?”


このゲームのシステムについて考えながら歩いていると、神様の言葉が頭の中に聞こえてきた。


「ええっと、木製の柵が見えます。あれでしょうか」

”その様です。村から黒い煙が上がっていますね・・・・様子が変です警戒をして下さい”


僕の進む街道の1キロぐらい先の方に、村の柵らしき物が見える。どうやら、その辺りから黒煙が上がっている様に見える。

僕は神様の指示で街道から脇に逸れ、林の中を進みながら移動する。

見通しの良い街道を進むと、僕の姿は村からは丸見えとなってしまう。

もし村で何かトラブルが起きているなら、そんな目立つ場所からノコノコと近づくのは危険だろうからとの判断だ。


林の中から村の様子が見える位置まで近づくと、どうやら村の家が一軒燃えているらしいと判った。

おかしな事に、その火事を村の人間が誰も消しに来ていない。


どうやら、単純な火事では無さそうだ。


村は木壁とレンガでグルリと外周を囲ったそれなりに強固な物と思われる。もし、門が飛び越えて侵入するのであれば、かなり大変な労力が必要になるだろう。


僕は警戒をしながら村へと近づいてゆく。

すると僕の心配をよそに、村の入口の門は半分壊れた状態で開いていた。


何者かが強引に入り込んだのかな・・・・

僕が門の前でどうするか迷っていると、神様からの指示がきた。


”門から入ってみましょう”

「判りました」


文字通り”神の天啓”を受けて村の門を潜った。

だが、門の裏側を見て慌てて足を止める。

そこには男が首から血を流して倒れていた。

男の体はピクリとも動いていないし血も止まっている。どうやら既に男は死んでいる様だ。


「どうしましょう?」


男の首は刃物で斬られた様な傷があった。

恐らく、この傷口からの出血で死んだのだろう。

死体の死因を目で確かめると、念のため神様に確認した。


”中で何が起きているのか調べてからにしましょう”

「そうですね」


後回しにしてしまう事を心の中で死体に詫びて、建物の陰に隠れながら奥へ進む。

するとまた死体が2体倒れている、今度は子供と女性だ。

女性が子供を守る様な恰好で死んでいるので、もしかしたら親子かもしれない。

死因はどちらも背中から刃物の様な武器で突かれた事が原因だろう。


気分の悪くなる事をしたヤツがいるな。


何となく手を合わせて拝んでから、この死体もそのままにして奥へ進む。

村の真ん中辺りの広場に出ると20体近くの死体が見えて来た。


「これは酷い・・・」


余りの凄惨な光景に暫くの間茫然としていると、神様からの指示が頭の中に響いてきた。


”あの青い服の女性の遺体を調べてみて下さい”


神様はここはもう殺人者はいないと判断したのだろう。

建物の影に隠れていた僕は、広場の真ん中辺りに姿を現すと、倒れている青い服の女性の死体に近づいてみた。


神様の指示通りに死体を調べてみると、青い色の服には汚れが全く無かった。


いや、死体だから血だらけなんだけれどね。

ただ、不思議な事にこの死体の服は発色も綺麗で、洗濯すらした事が無いと思われる程の新品の服だ。

うつ伏せに倒れているその背中側に傷は無い、仰向けにすると腹部に深い刺し傷と浅い斬り傷があった。

どうやら、この刺し傷が致命傷になったのだろう。

服装が新品なのは気になったけれど、この女性の死体の何なんだろう?


”彼女はこの世界の村人ではありません、PCですよ”


「えっ!判るんですか!?」


”神界大手量販店の初回特典であるオリジナル民族衣装を着ていますから間違い無いありません。この者に魔法をかけて事情を聴いてみましょう。周囲の警戒はしておきます”


「はい」


僕の魔法は神様がこの大会を勝ち抜く為にと選択した魔法だ。

所有する全スキルポイントを注ぎ込んで取得した、特別製のスキル魔法の初使用でもあるので少し緊張してしまう。

魔法の術式と魔法陣は既に僕の骨に刻まれているらしい。

スキルを取得した際にナノサイズの魔法陣が、僕のどこかの骨に直接書き込まれるのだとか。


僕は体の中を流れるマナを術式に通すと魔法陣が起動して術式が立ち上がった。これでスキル魔法リターンの準備は出来たハズだ。

彼女の傷口部分に手をかざし、僕の所有する唯一の魔法を行使する。


「魔法術式起動、リターン!」


音声魔法では無いので口に出して言わなくてもいいのだけれども、最初だけに様式美と言うか記念に言ってみた。

僕の掌の部分が淡い光を放つと、リターン魔法が発動した。


「これがリターンか・・・・」


魔法の発動から1分程そのままでいると、魔法の効果で傷口が閉じ、服に空いていた穴も塞がった。

服に染みた血までも綺麗に無くなってしまった。

凄いな、リターンって魔法の効果か。

神様が大会に勝利する為に選択したスキル魔法。

僕は初の魔法起動に少し感慨深い物を感じていると、神様から注意された。


”やりすぎてはいけません。魔法を完了して下さい”


おっとそうだった、神様の忠告に僕は慌てて手を引っ込め魔法を停止する。


そう言えば、必要以上にやっちゃマズいんだった。

蘇生した青い服の女性は転がりながら飛び起きると、慌てて距離を取った。


「誰よ! あんた!」


ん? 日本語?

女性・・・と言うよりも少女か、日本語で喋っているみたいだ。

おかしいな、日本人PCだけの参加じゃないハズなんだけど・・・・たまたまなのかな?


少女はこちらを警戒したままの恰好で腰の辺りを探し、さらに懐を探し始める。

何だろ、武器でも探しているのかな?

しかし彼女も周囲を見回しても何処にも武器らしき物は無い。

そう言えば、死体は丸腰だったっけ。

丸腰で何してたんだ?


ようやく手元に武器の類が無い事を理解したのだろう。今度はボクシングぽいファイティングポーズを取り「シュッシュッ」と口で言いながら威嚇して来る始末。

そして僕の事をビシッと指さした。


「よくも罪も無い村人達を手にかけてくれたたわね!」


マンガの「犯人はお前だ!」みたいなポーズで僕の事を指さして来た。

何やら勝手に人を犯人扱いし始めるとは、言いがかりも甚だしい。


「あのね・・・」


誤解をしたままの少女にどうやって説明をするかを考え始めた所で、神様の声が聞こえて来た。


”説明は不要でしょう”


僕が神様の言葉に首をひねっていると、彼女はこちらに指を突きつけたポーズのまま段々と顔の表情が引きつってゆく。


”彼女にもプレイヤーが付いています。彼女のプレイヤーが死んでいる間に起きた事を説明してくれているでしょう”


ああ、そうか。

彼女もPCなんだから憑依してる神様が彼女にもいるんだ。

死体だった間も周りの出来事も神様にはちゃんと見えていたのかな?

死体は下を向いていたし、死体目線が神様にモニターされるのであれば画面は土しか映らないハズだ。

キャラクターに死んだ間の事を説明出来るのであれば、そうでは無いのだろう。

プレイヤーである神様がモニターする視点は、キャラクターの目からの視点ではなく俯瞰視点か文字通りの神視点に違いない。


「あ、あのっ!ごめんなさい!!」


その場でジャンプをしたかと思ったら音も立てずに四つん這いで着地すると、見事な土下座(フライング土下座?)を決めていた。

明らかに日本人なんだろうな、土下座を知っているって事は・・・・

しかも、素早く土下座を実行に移せる辺り、よほど謝り慣れているんだろう。


「いや・・・何もそこまでしなくても良いですよ」

「いえ、やらせて下さい。こういう所ちゃんとしないと駄目だって生前に良く叱られましたから」


生前? 彼女の中ではここは死後のおまけ世界ってイメージなのかもしれないな。

まぁ、僕達の問題では無いから気にしても仕方が無いか・・・


「分かりました、ただ状況を先に教えてくれませんか。急ぎ対処する必要があるのかどうなのか」


周囲の遺体を指さして切迫している状況を知らせる。


「あの、その前に。失礼ですがPCの方で合ってますか?」

「・・・・」


質問には答えずに、彼女から半歩程の距離を取って腰のナイフに手をかけた。

神様からPCは競争相手でもあるから、交渉する時は気を付ける様に厳命されている。

彼女が邪な考えを持つPCである可能性も0ではないので、警戒をするに越したことはない。


僕の反応に驚き、右腕を高速ワイパーみたいに振りながら謝る。


「わっ、すすすすみません。また神様に怒られました、先にこちらから名乗らないとダメですよね!」


土下座のまま頭を深く下げた後に、自己紹介を始めた。


「私の名前は・・・ええっと、スズでお願いします。PCです。前衛アタッカーもこなす16歳、前世は日本人です」


随分若いな、確かに若ければ若い程前衛系の職は育てやすいのだろう。

人間の運動能力のピークは25歳ぐらいだと言われている。オリンピックなんかでも競技によっては中学生ぐらいの方が強い競技があると聞く。

これ以上伸びない年齢のキャラクターよりも、神様の指導で伸ばせる年齢の方が良いのかもしれないな。


「スズでお願いします」ってのは、彼女も過去の名前の記憶が消えてるって事なのかな。

名前が思い出せなくなるのは僕だけではないらしい。

キャラクターになる人間が以前の名前を忘れるのは仕様って事か。


死体だった時は気にしていなかったけれど、彼女はかなり黒目が大きく目鼻立ちの整った可愛い顔をしている。

本当の名前は忘れているのだろうけど、あだ名やよく似てると言われた芸能人の名前から取ったのかな?

髪型もショートボブにしてるしね。


”良いでしょう、こちらの情報も開示してあげて下さい。ここで貸を作っておきましょう”


僕は小さく頷くと、彼女にこちらの情報を教える。


「僕の名前はタロウ、PCで合ってますよ。それでは状況を教えて下さい」


神様の説明ではフルネームを持つのはこの世界の常識には合わないらしい。

この世界では出身地+名前が多いらしく、〇〇村のタロウで済むから名前以外は必要とされないらしい。

東京・タロウと名乗っても、トウキョウ村のタロウと思われるだけの事だ。その上で「トウキョウってどこだ?」と聞かれても説明なんて出来ない。

僕もこの世界の常識に合わせて名前だけを名乗る事にしておく事にした。

・・・そして、敢えて年齢には触れずにおく。


「はい、私も途中からなのですが。この村を盗賊の集団が襲っている所に出くわしまして、助けに入ったつもりだったんですが、人質を取られてあっけなく殺されちゃいました。マンガみたいに上手くはいかないですね・・・」


このスズって娘が口上を述べながら乱入する姿が目に浮かんで来る。

もしかして、人質を取られて「動くな」とか「武器を捨てろ」とか言われて、あっさりと従ったとかか?

この娘の神様は何も指示しなかったのかな?


「ただ・・・、盗賊の頭にあれこれ指示を出しているPCらしき人が居たんです。私の衣装はこのゲームの限定初回特典なんですけれども、これに気が付いたPCらしき人が盗賊の頭に向かって、私の事を人質にはせずにすぐに処刑しろって、指示をしていたのを見ました」


なるほど、ウチの神様がこの娘がPCだって気が付いた理由と一緒か。

しかし新規のゲームにおいてたった半日で、盗賊団の頭に指示を出せる地位に収まる事なんて出来るのかな?

まぁいいや、今はその事は後回しにしよう。


「ありがとう、参考にします」


会話を一旦切り上げると周囲の遺体を見渡した。

女・子供は襲撃者達が連れて行ったらしく、死体は殆ど見当たらない。


「スズさん、悪いんですが生存者がいないか確認してきてくれませんか?」

「わかりました」


社会人経験のある日本人としては「さん」を付けて呼ぶのが初対面の常識だ。

初対面の人にこの敬称を付けないで呼び捨てにするヤツは社会人になれない。

だが、さん・君・様・殿はこの世界や日本以外の国のPCには理解出来ないだろうな。


外国に仕事で行っても「ミスター」とか「ミセス」を付けて呼ぶ事なんてまず無いのだし、日本人と年上以外には「さん」は付けなくてもいいのかもしれないな。

そもそも世界中の人間からPCが選ばれて参加しているならば、ほぼ出会うPCは日本人以外なのではなかろうか?

うーん・・・「さん」とかの敬称付ける意味あるのかな?


いや、日本人のPC使うのが流行ってる可能性もありえるな・・・

日本人ならゲーム世界に連れて来られてもあっさりと理解を示すだろうし、神様も説明が楽な方が良いだろうしね。


スズが走って行ったのを見送ってから、手近にいた男に先程と同じ手順でリターンをかける。

この男が武器を持っていないのは確認済みだ。

リターンで蘇生した男は暫くの間錯乱していたが、僕はゆっくりと落ち着くのを待ってから尋ねた。


「村長さんはどの遺体ですか?」


男は周囲の状況を理解すると、泣きながら村長の遺体を探し出してくれた。

僕は村人が探し出してくれた村長に近寄ると、リターンをかけて村長を蘇生した。


生き返った村長に僕の事とスズの事を説明し、死体を生き返らせる為に協力をして貰う。

これから死体の蘇生をしてゆくには、蘇生後に今の状況を説明する人が必要になる。

僕が村人に誤解された場合に、偉い人の言葉は何より信頼度が高いからだ。


広場の遺体を何人か蘇生した後で、蘇生した村人に火事の消火と広場以外の死体を連れてきて貰える様に村長に頼んだ。

死体を全部広場に集めて貰う為だ。

各家に向かった村人が死体を運んで集めてきてくれた。

全部で40体程だろうか、男の死体が多い。


そこからは、リターンを使いひたすら死体の蘇生を繰り返す。

何でもスキルを使うとスキルポイントが入手出来るので、リターンを取得して0になったスキルポイントを再び増やせるのだそうだ。


死体となった人数が多い為に、マナの回復をしながらも全員蘇生が終わった頃にはすっかり夜になっていた。




自転周期が25時間になっていたのを30時間に修正しました。


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