レディたちの世界①
こんにちは!
シリーズものをたくさん書いてきましたので、整理するべく設定などを書き綴っています。
『レディたちの恋物語』を書き始めてもうすぐ10ヶ月になりました。
はじめは本当に思い付きで書き始めたこのシリーズが、こんなに続くとは!
作品も増えてきたので、私の記録がてら彼女たちの世界を紹介していきたいと思います!
まずはそのシリーズ一覧です!
※年代順
①初恋
②侍女の恋日記 ※ムーンライト
③訳ありな令嬢×訳ありの貴公子 ※ムーンライト
(※侍女の恋日記のエミリアの章と同年)
④ダンスとキスとマリオネット
⑤伯爵家の四姉妹
⑥mistless ※ムーンライト
(※②~⑤と同年)
⑦初恋、その後 ※ムーンライト
⑧サヨウナラからはじまる恋
(※初恋、その後と同年)
⑨夏の雨、その夜の恋を忘れない
シーズン2
⑩過ちの恋
⑪王妃の階段
⑫遥かな約束は、色褪せもせず
⑬睡恋―sui ren― ※ムーンライト
こうして並べるとたくさんありました!
舞台となっているのは、イングレスという国の貴族社会です。
隣の国には、エリュシア、フルーレイスという国があり、さらにはセルリナも国交があります。
王宮にはたくさんの使用人たちがいますが、近衛騎士や侍女には貴族の子息や子女もなります。また、学院に通ってから侍従や、侍女になる教育された人たちもいます。
王宮には騎士や、侍女たちの住まう部屋のある棟があるけれど、自宅からも通えます。
貴族の子息は、12歳から18歳になるまでスクールの寄宿舎で過ごすことが一般的。ここで、貴族の心得としてノブレスオブリージュ、高貴なる責務を叩き込まれる訳です!
令嬢たちの社交界のデビューは16歳から。
結婚可能なのは女性は16歳男性は18歳からで、親の同意なしに結婚出来るのは21歳になってから。
平均は男性は25歳前後、女性は20歳前後です。
貴族の結婚は、まず婚約の許可を国王からもらいはじめて正式になる。2週間誰からも異議がなければ、婚姻可能になります。
結婚式も2週間前に告知します。
貴族の社交シーズンは1月から夏の終わりくらいまで。秋冬は領地で過ごします。
タウンハウスを持っているのは裕福な貴族で、社交シーズンだけ借りるケースも。
移動は馬車で、四頭だての屋根のない幌つきの馬車。二頭立ての軽車両馬車。長距離の移動は箱形などいくつか種類があります。
庶民が利用する乗り合い馬車や、すこし裕福な人が使う貸し馬車もあります。
令嬢たちは、毎日お着替えを三回します。
朝のドレスと昼のドレス、それに夜のドレスです!
デビューしたレディたちは髪を結うのがドレスコードになります。いずれのドレスにもコルセットは必須です。
あと、乗馬用のドレスなんかもありますね!部屋用のコルセット無しで着るドレスも。
男性はフロックコートや、すこしくだけた略式のスーツなど。
舞踏会など夜の装いはテールコート。
ぴったりと着るので男性でも太ると大変そうです。
こんな感じの世界観でした!