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HOPE in LOVE  作者: レイ部
特異点達の話
5/17

今学校だけど、何か質問ある?

風邪、辛い

「はぁぁぁーーー」

 なんか、二人が来てからため息が多くなった気がする......


『莉香ちゃん、特異点だよ?』


あれ言われときはビックリしたなー。兄弟揃って特異点なんだから。


「えっとーここがこうであるからー、ここ、わかるやついるかー?」

先生の声が教室に響いた。

……そう、今俺は学校にいる。いわゆる学校NOWだ。

でも、正直今は授業が頭に入って来ない…

昨日、マスターが説明した、ある程度の特異点について・・・・


―――――――――――――――――――――――――――


「じゃあーとりあえず、君達見たいな特異点なんかの話をしようか」

 やっとかよ、今まで話さなかったなんだったんだ?

「んで?話って?」

僕達四人は、テーブルを挟んですわった。てかプリン、なに食ってんだよ……

「んーそうだなー、じゃあーまず、この特異点が表れた昔話をしようか。」

こんなものに原点なんてあるのか?ってだからプリン、なに食ってんだよ……


「むかーしむかし、数百と異世界を管理する神様がいました。」

すごいな、神様いんのかよ。

 まぁ、能力なんてのもあるからな。いまさら信じないわけじゃないけど....

「だけど、その神様はある問題に困っていました」

 マスターはノリノリで話してくる。

「それは、人間や他の知的生命体の恐怖、不安、悲しみ、絶望が具現化した化け物だ」

 ちょっと怖い顔になってはなしてくるマスター。

 なるほど、最初にあった暁も僕がデブと言ったら襲ってきたっけ。たぶん、その暁の主はコンプレックスがあったのだろう。

「そして、神様は考えました。その世界の住人の知的生命体に、その暁を倒してもらうことに決めた」

「それが、僕たち特異点ってことか?」

「その通り。君たちは、その名誉あることに見事選ばれました~って感じ」

 なるほどな。

「暁は、その人の絶望を伝染させていく、それを僕たちが断ち切っていくってわけ」

「そうでふぅ、べつぼうぼびんだでだじぎでぃばしょ!」

「喋るときは食ってからにしろ!」


―――――――――――――――――――――――――――


絶望、か・・・・


キーンコーンカーンコーン


「よし、今日の授業は終了」

 ん?もう終わったのか。ずっと考え事してたからな~

「なあ優、お前、ずっとぼーってしてたけど大丈夫か?」

「あ、ああ、大丈夫、ありがとうクロウ」

 こいつは、クロウ 明彦。クォーターらしいのでこの名前らしい。

俺の頼れる幼馴染でもある。あることを除けば……

「なあ、優」

「な、なんだ?」

クロウは笑顔を向けて

「ヤらないか?」

「黙れぇい!」

ホモなんだよなーこいつ。それを除けば、完璧な親友なのに……

「あはは、またやってるの?二人とも」

「またってなんだよまたって」

こいつは宮川 亜紀(みやかわ あき)、同じ幼馴染で、俺の家の近くに住んでいるから、クロウより付き合いが長い。

「ミャー」

「ん?どうしたの?ボブ〜」

亜紀は肩に乗っている猫を撫で始めた。亜紀は肩にはいつも、猫のボブを乗っけている。本人が言うには、勝手に肩に乗って付いてくるらしい。

………よく学校許可したよな。

「うっ」

亜紀はいきなり頭を抱えた。

「だ、大丈夫か?亜紀」

「あ、うん、ちょっと頭痛が……」

ず、頭痛?なんかどっか引っかかるような……

「お、おい、保健室に行ったほうがいいんじゃないか?」

クロウは心配な顔をして亜紀にいった。

「あ、ううん、大丈夫、最近良くあるの、でもすぐに治るから」

「ほ、本当か?」

うん、本当、クロウはいい奴だよな。ホモだけど。


『佐々木優さん 佐々木優さん、すぐに職員室まで来い』


いきなり学校のスピーカーから呼び出しがかかった。この声と口調は担任の井上先生だな?もうちょい教師らしく喋ろよ。

「なんだよ優、おまえなんかしたのか?」

クロウがニヤニヤしながら聞いてきた。

「なんもしてねぇよ。まぁあの人のことだから、すぐに終わるだろ」

「優、こうゆうときは前向きに考えるんだよ、なんか褒められるんじゃないかな?」

「褒められることはなんもしてないと思うけど……」

亜紀はいつも前向きに考える。そのポジティブな考え、すこし分けてくれよ……



僕はさっさと終わらせたかったので、早速職員室に着いた。

話ってなんだろう。検討もつかない。

っと考えながらドアを開けた。そしたら、とんでもない光景が目に飛び込んできた。

「は?」

「ん?ああ、優、やっときたか」

「優くーん、ヤッホー」

「な、なんでお前がここにいるんだよ!」

そう、なぜかマスターがここにいて、先生と仲良く喋っていた。

「いやー本当に久しぶりだね〜阿捻(あね)ちゃん。何年ぶり?」

「五年くらいじゃないか?」

「うわーそんなに経つんだ〜早いね〜」

「ちょ、ちょっと待ってくれ、先生、こいつと知り合いなんですか!?」

「ああそうだ、なんせ、かつて相棒だったからな」

「あ、相棒!?」

ちょ、ちょっと待て、ってことは、

「そ、阿捻ちゃん、特異点だったりするんだよね〜」

「まじか!」

先生まで特異点だなんて……

「なあマスター、用件はいいのか?」

「ん?ああ〜そうだった、優くん、いまから買い物行くよ、買い物」

「は?」

い、いきなりなんだ?

「ほら〜優くん、まだ武器もってないじゃん?だからいまから買いにに行くんだよ〜」

「ま、まて、俺まだ授業が……」

「ああ、そこは心配するな、私がなんとかする。気にせずに行けばいい」

あんた、それでも教師かよ、普通止めるだろ。

「ほらほら、早く行こっか。プリンたち待ってるよ〜」

「あわわわ、ちょ、ちょっと」

マスターは俺の手を引っ張って連れ出した。

「買い物楽しんでな〜」

先生は、手を振った。

「お、おい、買い物ってどこに行くんだよ」

「んー?別世界にある武器屋に行くよ〜」


べ、別世界!?


どうも、レイ部です。

今回はかなり短めにしました。というのも、この話は、風邪と戦いながら作ったものなんです。なので、所々おかしな文になってたりするかもです。そこは見逃してやってくださいorz。

では、また次に話で。

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