病院!?(後編)
愛美は、病院に運ばれたと病院から電話がきたため、愛美の母・美恵は、愛美の父・健太と愛美の友達(幼馴染)良介・奈津美に電話で伝えた。
病院!?(後編)
数十分後
小橋宅
「お・遅れてすいません。」
「今まで、何してたの?」
今まで奈津美は泣いていたため、美恵に泣いていたとは言えるはずなく、
「ちょっとしたくをしていて・・・。申し訳ありませんでした。」
と奈津美は答えた。
奈津美は、ここまで時間かかる?と思っていたが、ここは触れないでおこうと思ったのか、深く追求することはなかった。
そこが美恵の良い所である。
だが、奈津美には、それが逆に嫌なところでもある。
なぜなら、奈津美は人の心の中がよめるのだ。
おっと、その詳しいところはあとで分かるので、今はそこには触れないでおこう。
・・・・話を戻そう。
「分かったわ。じゃあ車に乗って?」
この美恵の言葉に従い、奈津美と良介は車に乗り込んだ。
美恵は、車のエンジンを入れ、いった。
「とばすわよ?2人とも何かに捕まっててね?」
キー−−−−−−−−−−−−−−−!
「(し・死ぬー!)」
「(ははは・・・。)」
「(いやっほーい!)」
注意
これは3人の心の中です。
通常1時間ぐらいでつくのが半分の30分でついた。
「おそかったな。」
「あ、それは「悪かったわね。ちょっと用事があって。」
奈津美は遅くなったのは自分のせいだといおうとしたが、奈津美が言う前に美恵が答えた。
「そういえば、今愛美の病室に行ってきたが・・・・。」
「ま・愛美どうだったの!?」
「そ・それが・・・。」
「もったいぶらないで、早くいいなさいよ!」
「あぁ。ならはっきり言わしてもらう。愛美は、愛美は記憶喪失になった」
5分ぐらい沈黙が流れた。
5分後
奈津美が泣き崩れた。
「わ、私が悪いんだ。愛美がこんなことになったのは私のせいなんだ。」
美恵は泣きそうになりながらも、冷静に聞いた。
「さ、さっきからそんなこと言ってたけど、貴方たちの間になにがあったの?」
奈津美はカラン店であったことを美恵と健太に正直に話した。
奈津美に話を聞いたあと、2人して苦笑いをしながらいった。
「まるで、中学生のころの俺らみたいだな」
「え?」
「どういう意味ですか?」
「私も、まったく同じ経験をしたことがあるのよ。」
「え・・・。じゃ、じゃあ。もしかして、事故にあったのも同じとか?」
「えぇ。私も事故にあって、愛美のようにまではいかなかったけどね。」
「も、もしかして、その親友って・・・。」
「そう、貴方の母親、奈津子よ」
「そ、そうだったんだ。」
「じゃぁ、早速愛美に会いに行こうかしら。」
美恵は病院の中に入っていこうとしたが、奈津美に捕まれた。
「まってください。私まだ怒られてません。」
「俺にも怒ってください。怒鳴っても構いません。」
奈津美と良介ははたかれるのを覚悟に頭をさげた。
だが、帰ってきた言葉は
「私たちはそんなことするつもりはないわ。」
だった。
「な、なんで?なんでですか?」
「俺たちは愛美をこんな目にあわせたんですよ?」
「貴方たちは何も悪くないわ。悪いのは、愛美をこんな目にあわせた、ひき逃げ犯よ!」
「で、でも。」
「貴方たちは悪いことをしたかもしれないわ。でも、ここで貴方たちを怒ってもなんの解決にはならないでしょ?
それに愛美はそんなこと願ってるわけないわ。
だから貴方たちは、愛美が記憶を戻せるように、一緒に協力してくれれば十分だから。」
「「は、はい!わかりました!」
「じゃ、ちょっとつらいけど、愛美にあいにいくわよ!」
「「はい!」」
ということで美恵、奈津美、良介、健太はランラン病院の中に入っていった。
どうでしたか?
また今から続きを書くつもりですが、最終回がいまだにどういう設定にしようかきまっていない・・・。
なるべくハッピーエンドで終わりにしようとは思っているんですが、早々終わりにはなりませんね。
最低でも15話以上はいくかも・・・。
でも、30話以上はいかないように心がけてはいるんですけどね。
最後に評価よろしくお願いします!(ぺこ)