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8.八丈決戦といったところか

「魔法で迎撃だぁぁぁあ!」


相手のリーダー(?)が指示する。船に乗り込み、こちらを囲む様に舵をとる。まあ、全て手漕ぎだが。船の上の少し窮屈そうに乗り込む。それもそうだろう、全長5mほどの小舟にこちらは4人で2艘。あちらは、10人で1艘。


「あわわっ!『火球』」


相手の魔法業が魔法を放つも足元がおぼつかない。しかも、


「あちちっ!おい何してんだよ!」


船の上は狭く、あえなくフレンドリィファイア。


「『火球』!」


そして、リィルの魔法は相手の船の淵に着弾。


ボォォフ!


「ぎゃゃゃぁぁぁぁぁぁぁ!」

「船が燃えた!」

「一旦陸地に戻れ!!」


やったぜ。そんでもって俺の出番。


「そこまでだ!残念ながら逃げ道はない!死にたく無ければ降伏するが良い!」


「なっ!ぷはぁ!そんな事……ぷはぁできるわけ………ぷはぁ………ないだろう………ぷはぁ」(必死に泳いでます)


「はっ!それを言うならこれを見ろ!」


そこにあったのは人魂のような一つの魂。


「はぁっ!」


一瞬。海辺にあったヤシの木がバラバラになった。正直言って序盤の火力ではない。


相手も流石にその火力に引き攣る。


「なっ!………ぷはぁ」


「降伏するなら味方に引き入れるぞー」


「リーダー!ここはひとつ提案に乗っても……ぷはぁ」


「乗る乗る!!だから助けて……泳げないからぁぁぁぁぁぁごぽこぽ……」


「「「「「「「リーダー!!!!」」」」」」



**********************



「それで、このヒトダマみたいなやつはなんなんだ?」


「あーそれはねーなんかダンジョン潜ったら手に入れたやつ。『魂』って書いてあったよ」


「へぇー」


俺達は新たな仲間の歓迎パーティーをしていた。話してみるとこいつら意外といいやつで、もともとパーシとスーチカと同じチームだったやつも仲直りしたようで良かった。


そんな訳で人が増えたので軽く全員紹介しておこう。あ、そしてスキル【ステータス閲覧】の人もいたので全員のデータを取ってもらった。


カシミユLv.10

物理業

称号【池に捨てられた小石】【木こり見習い】


ソウジャLv.9

物理業

称号【闇歩き】【木こり】


タバリLv.9

物理業

称号【無言教見習い】【木こり】


らじあんさんLv.3

魔法業

称号【ステータス閲覧】


五浪機Lv.13

物理業

称号【タメ技】【木こり】


DGGゴットサムLv.10

物理業

称号【ブンブン丸】【木こり】


サイキアLv.11

物理業

称号【植物鑑定見習い】


れーしゅ!Lv.10

物理業

称号【物作り大好き】【木こり】


ラストLv.12

物理業

称号【削り師】【木こり】


パロりんLv.9

物理業

【伐採屋】


そして俺達。


パーシLv.5

物理業

称号【木こり見習い】【船漕ぎ】


スーチカLv.6

物理業

称号【木こり見習い】【釣り師見習い】


リィルLv.20

魔法業

称号【迷子】【憂いのダンジョン覇者】【機械】【ブルーウルフの天敵】【呟きの魔女】


ウロボロス・UL(アンリミテッド)Lv.21

物理業

称号【憂いのダンジョン覇者】【機械】【独り言魔】【ブルーウルフの天敵】


トリテンLv.25

精霊業

【魂使い】【憂いのダンジョン覇者】【機械】【足技】【ブルーウルフの天敵】【小さな指導者】


あー……ね。そりぁ、10日のレベル上げで同じ事してたら機械って言われてもしょーがなしだね。魂使い……は、うん、魂もってるからね。足技って……そんなに足使ってたかな?最初のダンジョンボス倒すのに足しか使ってなかったな。そして、池戸!ULってなんだよ……。しかも、独り言魔ってそんなに俺がいない時独り言言いまくってんのかよ!まあ、丘屋も火魔法覚える時ぶつぶつ言ってたから呟きの魔女なんて称号ゲットしちゃうのかな?


そして、今回加わった10人!あっちのリーダーはカシミユさんだ。木こりが大体の人についているのは木を伐採する作業を沢山してたらしいけど、木こり見習いのカシミユさんと、完全に木を切りまくったと思われるパロりんさんの違いよ!多分、パロりんさんは黙々と作業して、カシミユさんはあまりやってなかったんじゃ?


まあ、取り敢えず、この島(はちじょうじま)に住んだほうが、何かと島のスケールでかいからいいかな?


「というわけで、家を建てようぜー!!」


「おおぉおおぉ!」

ここまで主人公達は草はらに寝てたんですね。


やっと屋根の下で寝れる………!

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